出島先物ワールド(9月3日推奨)

日経先物180903

寄り前情報
先週末の米国市場はダウは続落、ナスダックは反発とまちまちでした。何れも小幅ですので調整の範疇と考えておけば良いでしょう。カナダとの貿易問題が影響しているという解説も多く聞かれますが、先日のメキシコとの交渉もカナダとの交渉次第では白紙になる可能性もあります。仮にそうなれば20ドル前後の上下動では済まないでしょうし、中国との問題も未解決です。要するにこのような材料に一喜一憂しても仕方がありませんので、大局的にマーケットを見た方が良いと思います。先週末の日本市場はギャップダウンして寄り付いた後戻しましたが戻し切れませんでした。日本市場だけを見た場合次の変化日までは調整方向の作用が働き易いと思います。
そのような前提で本日は、22900円(8月31日高値)以下で推移し下に方向性を出せば売りで良いでしょう。後は恣意的な買い等に注意を払っておけば良いでしょう。
買いは原則見送りで良いでしょう。中途半端に戻すようであれば逆に絶好の売り場になる可能性が高いという程度に見ておけば良いと思います。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 2240022900
売買ポイント 売ポイント 2285022900 ロスットカ 22930
買ポイント なし

大引け情報
本日は22840円で寄り付き、22850円を高値に下落しました。そのまま下に方向性を出し22690円まで売られて引けは22710円でした。
相変わらず下値では恣意的な買い等が入り下げ渋りますので、メディア等では底堅いと解説しているところもありました。先週末ギャップダウンして寄り付いた後戻した事で底堅いというメディア等の意見に対して、下がらないから底堅いとか強いという見方は間違いだと書きました。日足が陽線となり前日比で10円安を底堅いというのも偏った見方だというのに、150円下落して陰線を引いていて底堅いというのは偏見を通り越して最早何も見ていないに等しいと思います。移動平均線を使ってアナリスト等が分析をする時、下落時に短期線から順次長期線にサポートを切り下げていく傾向があります。まず25日移動平均線あたりから始まり、25日移動平均線を割り込むと75日移動平均線、更に割り込めば100日移動平均線、200日移動平均線という具合にサポートを切り下げていきます。そして200日移動平均線を大きく割り込んでくると漸く上昇トレンドの調整ではなくトレンドが転換したかもしれないと言い出します。その時には当初のサポートであった25日移動平均線からは大幅に下落していますので取り返しのつかない事になっています。今日のような相場展開を底堅いと見たいという気持ちが判断を狂わせる典型例だと思います。それよりも今日の相場展開は直近のレジスタンスに抑えられて下落したとシンプルに考えた方が良いと思います。そのように考えればマーケットのエネルギーの流れは次の変化日までは下方向であり、今日の相場展開はその流れに素直に従った展開だったと言えるでしょう。相場は「上昇が善」であり、「下落は悪」だという考えは間違いです。確かに景気は良い方が良いですし、そのためには相場は上昇した方が良い事も確かです。しかしそれは目先の数百円や千円の下落を認めず買い支えれば良いというものではありません。何の躊躇もなく千ドル下落できる米国市場はその後の反発で新高値を更新しますが、米国市場等の下落でギャップダウンするような場合を除いて調整すべき時に調整出来ない日本市場はその後のリバウンド相場も弱い反発力しか生まれません。それが史上最高値を更新し続ける米国市場等と、未だ史上最高値の半値レベルで抑えられている日本市場の差です。そして本当に実体経済が良ければ放っておいてもマーケットは上昇します。マーケットというのは上昇も下落もあってこそ成り立ちます。どちらか一方が正しい、或いは善ではなく、実体経済が良好であれば上昇しますし、景気が悪化すれば下落します。実体経済を映し出す鏡であり、バロメーターに過ぎないと考えた方が良いでしょう。

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