週トレ短期売買(8月31日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

8/31(金)日経平均株価は▼4円の22865円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落して5日ぶりに反落、トランプ大統領が来週にも2000億ドル相当の中国製品に追加関税を発動する考えを示した事から株式市場も警戒売りが強まると言う展開に。先日にはメキシコとNAFTA再交渉で合意した事を好感して上昇した米国株でしたが、あらためて米中貿易戦争への警戒が強まると言う状況。しかしメキシコとのNAFTA再交渉の合意によって、対中国には一段と強気に出る事は想定内の事で、現状では過度に悲観する事も有りません。米中貿易戦争は継続中で、折に触れて色々な発言が出て来る事は当然の事です、しかし本質的には米中貿易摩擦解消に向けての交渉の一部です。最終的には合意に達するとしても、そこに至るまでには紆余曲折が有ります、その都度株式市場も上下に振れると言う展開になりますが、上昇して強気にならず、下落して弱気にならず、米中貿易戦争が解決するまではその様に対応して行けばさほど問題は無いと思います。

昨夜の米国株が下落し、円相場も円高が進んでいる事から本日の日経平均も売りが先行する展開で下落、一時22678円まで下げ幅を広げました。しかし目先の売りが一巡すると押し目買いで下げ渋り、ジリジリと下げ幅を縮めて終了。昨日まで日経平均は8日続伸で、今日も下がった局面では押し目買いが入るなど、依然大きな流れは上を向いて動いていると言う感じの展開です。正直その強気はどこから生まれるのか?と言う疑問も有りますが、日本企業の9月中間決算への期待や、自民党総裁選での安倍総理の勝利、又は米中貿易戦争の終わりは近いと見ているのか?直近の日経平均の値動きにはやや違和感を感じる部分が多々有ります。

8/28以降、連日のように日経平均は23000円乗せにチャレンジしていますが、結果的には全て押し戻されて、ワンタッチはしても、23000円を維持する事は出来ません。ジリジリと水準を切り上げつつも23000円付近の上値も重い、この膠着した展開を打ち破るには、この先どんな材料が出て来るのか?それに尽きると思います。昨年末の日経平均の終値は22764円、そして今年の1月には24129円まで上昇しましたがその後下げに転じて3月には一時20347円まで下落。その後下げを取戻す上昇が有り、5月には23050円まで上昇、そしてその後は上げ下げを繰り返す展開で23000円付近が上値の壁となって現在至り、今日の終値は22865円です。

ざっくりと言えば、一時の上げ下げは有るものの、今の株価水準は昨年末とほぼ同じ水準、ちなみに一昨年の2016年12月末の日経平均は19114円ですので大局的に見れば依然上昇トレンドは継続中です。今は米中貿易戦争への懸念が日経平均の上値を押さえていますが、仮に先々米中貿易戦争が解決すれば日経平均の一段高は間違い有りません。問題はその時期がいつになるのか?それが唯一最大の問題ですが、この先日々の動向を注意深く見て行けばその答えもおのずと見えて来ると思います。その為にも今は無理に動かず日々余裕を持って相場に対峙して行く事が必要だと思います。

 

 

【当面の相場展望】

現状では23000円チャレンジの流れは継続中ですが、上値の重さに加えて、来週本当にトランプ政権は2000億ドル相当の中国製品に対して追加関税を発動するのか?来週の日本市場の動向もそれ次第だと思います。発動すれば当然中国も報復措置を取りますので貿易戦争は一段と激化と言う事になります。引き続き一寸先は闇、その様な相場状況だと思います。

 

 

【週明けの見通し】

日経平均が23000円を明確に超えて行かない限りは、大局的に見ればボックス相場の中での値動きが続いていると言う判断になります。現状では、23000円を越えて行くには手掛かり材料不足、売買代金不足と言う感じがします。週明け月曜日の価格変動レンジは23000円~22500円。

 

 

【投資アドバイス】

トランプ大統領の発言を受けて日経平均も寄り付き直後には22678円まで下げ幅を広げましたが、その後中国が発表した経済指標が良かった事から買戻しが強まり下げ幅を縮小。トランプ大統領が2000億ドル相当の中国製品に対して、来週にも追加関税を発動する考えが有る事を示しこれが売り材料に。しかし中国が発表した8月の製造業PMIが市場予想を上回った事から一転して買戻しが強まり、中国経済への懸念が後退した事が買い材料に。米国と中国から出て来る材料で日本市場は一喜一憂、乱高下と言うよりは、下げて切り返して、底堅さを見せたと言う感じの展開。一時はプラス圏まで浮上する場面も有りましたが、終って見れば小幅安で9日続伸とはならず。昨日まで8日続伸となっていましたが、感覚的には強さは感じず、結果的に8日続伸になっていたと言う感じ。又、8日続伸と言う結果には違和感も有り、誰が何の目的で買っているのかは定かでは有りませんが、8日続伸と言う結果ほど、相場の中身には強さは感じません。しかし直近の8日続伸と言う結果がこの先の一段高を暗示しているのか?又はこの先の売り仕掛けの為の上昇なのか?は誰にも解らない事です。

しかし確実に言える事は、理解出来ないような展開が続いている時には無理に動かないと言う事だと思います。多少のリスクは覚悟で参加するなら今の局面ではもう一段高を想定してカラ売りを待ち伏せすると言うスタンスがベターだと思いますが、その場合も約定すれば良し、出来なくても良し、その程度の発想で良いと思います。今が下げが続いている局面で、5月以降のボックス相場の下限に有るような状況ならカラ売りではなく買いを考える局面になりますが、今は5月以降の高値圏です。このまま23000円を超えて一段高になる可能性は少ないですが、米中貿易戦争に関して大きな好材料でも出て来れば、一段高になると言う展開も十分に有り得ます。しかしながら米中が追加関税の報復合戦を繰り返し、貿易戦争が一段と激化して行けば、今は底堅さが有る株式市場もさすがに一段安は避けられません。

ざっくりと言って今は膠着感が強まっている株式市場ですが、今後の米中貿易戦争の行方次第では上下どちらに振れてもおかしくは有りません。ある意味では先行き不透明、なかなか先が見通せないと言う相場状況が続いています。今のところ米国、中国どちらも経済の変調は見えず、それが株式市場にも安心感を与えていますが、先々仮に経済に変調が見えた時には株式市場の安心感はなくなり、株価も急落するリスクが有ります。今は底堅く堅調な展開が続いている株式市場ですが、本質的には先に述べたようなリスクを内包していると言う事は一応頭に入れながら日々対応して行かなければなりません。しかし焦る事は無く、無理に動かず、余裕を持って対応して行けば、それが結果的にチャンスをつかみ、最終的には大きな利益を得る結果に繋がると思います。

 

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