週トレ短期売買(8月30日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

8/30(木)日経平均株価は△21円の22869円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇、NYダウは4日続伸で7ヶ月ぶりの高値水準に、ナスダック指数は4日連続で過去最高値を更新。NAFTAを巡る状況の好転、朝方発表された4-6月期GDP改定値も速報値の4,1%増から4,2%増へ小幅に引き上げられ、米経済の好調があらためて好感されると言う展開に。米中貿易戦争を続けながらも強さが際立つ米株式市場、一方では23000円回復は目前ながら上値の重さが目立つ日経平均。今日も買い先行で始まり寄り付き直後には23032円まで上昇した日経平均ですが、その後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小、一時はマイナス圏に沈む場面も有りました。

近くて遠い23000円台と言う展開がここ数日続いていますが、上値の重さの原因はやはり米中貿易戦争への警戒だと思います。当事国の米国よりも日本企業の方が悪影響は大きい、そう考えている投資家が多いと言う事だと思います。しかしその様な見方が多い事も足元の経済情勢を見れば致し方有りません、経済絶好調の米国に比べればやや停滞している日本経済、加えて今後は中国向け、米国向けの輸出が減少する可能性も有りますので、その懸念が払拭されるまでは米中貿易戦争は日経平均の上値の重石になりそうです。この先いつまで米中貿易戦争が続くのか?早期に終るのか?長期化するのか?米中貿易戦争の今後の動向によって、日本の株式市場の動向も左右されますので、対応が難しいと言うのが正直な所です。又、どの程度のリスクを取るのか?リスクは避けて安全重視で行くのか?短期投資?又は先を見据えた長期投資?どのような投資スタンスで対応するのか?によっても、それぞれ違う対応になって来ます。

ざっくりと言えば、長期投資なら安くなるのを待ってから少しずつ安値買いを進めると言う対応が最善。短期投資なら目先の上げ下げを捉えて逆張りスタンスの投資が良いと思います。安全重視ならもう暫くは投資を休み、多少のリスクを取るなら短期の上げ下げの波を捉えて逆張りと言う感じになると思います。安値圏に有れば買いとなりますが、今は目先の高値圏に有る株式市場ですので、仮に売買をするとすれば選択肢は逆張り対応のカラ売り狙いになると思います。そしてカラ売りのタイミングとしては上がり過ぎの局面がベストですので、日経平均に置き換えるなら23000円を超えて、更に一段高になるような場面が有った時に実行するのがベストだと思います。

 

 

【当面の相場展望】

昨日に続き再度23000円にチャレンジしましたが、やはり押し戻される結果になりました、米中貿易戦争など悪材料に打たれ強くなっている感じも有り、暫くは23000円~22500円のゾーンで値固めを進めながら23000円突破を伺うと言う展開が想定されますが、日々出て来る材料次第と言う一面も有りますので、値動きに安定感は期待出来ません。

 

 

【明日の見通し】

短期的には上げ下げの波が有りますが、大局的に見ればボックス相場の中での値動きが続いていると言う状況で、23000円を越えて行くには手掛かり材料不足、売買代金不足と言う感じがします。明日の価格変動レンジは23000円~22500円。

 

 

【投資アドバイス】

今日は昨夜の米国株高を好感して日本市場も買い先行で始まり、日経平均株価も23020円で寄り付いてその後23032円まで上昇。今日も23000円台回復にチャレンジする展開になりましたが、やはり23000円を超えると戻り売りが強まり、加えて中国株が下げて始まると先物に売りが強まって日経平均も一時マイナス圏まで売り込まれました。しかしそれ以上に売り込む動きは無く、マイナス圏に沈んだ後は買い戻しでプラス圏に浮上、しかし再度上値を買う動きにはならず、膠着した展開で推移しそのまま大引けを迎えると言う終わり方になりました。結局終って見れば21円高で日経平均は8日続伸となりましたが、連日で23000円チャレンジに失敗し、押し戻されると言う展開が続き、8日続伸と言う強さよりも上値の重さの方が印象に残ると言う展開です。

しかし上値の重さは有るものの、一段高を伺う強さも有る相場で、仮にこれだけ23000円付近で売りに押されると、この先23000円を一気に超えて来た時には売り方の買い戻しのエネルギーも大きくなり、一段高になる可能性も有ります。逆に、何度も23000円にチャレンジして、それでも超える事が出来なかった時には、今の買い方も一気に投げると言う動きが出易く、そうなると思わぬ大きな下げになると言う事も有ります。この先どのような材料が出て来るのか?円相場はこの先どちらに振れるのか?23000円を巡る売り方と買い方の攻防がいつ均衡が崩れるのか?

今はがっぷり四つに売りと買いがぶつかっている状況ですが、均衡が崩れるキッカケとなる材料が出て来た時には、上下どちらにも大きく動くと言う展開も有り得ます。しかし仮に上下どちらかに大きく振れる動きが有ったとしても大局的に見れば一過性の動きになると思います。米中貿易戦争が続く間は上下に振れても限定的、現時点で新規の投資を考えるとしたらやはりカラ売り狙いが妥当な判断だと思います。今日は待ち伏せスタンスでカラ売り銘柄の推奨をしたいと思います。

 

 

【本日の推奨銘柄】

明日以降待ち伏せスタンスで9433KDDI(本日終値2933円)のカラ売りを狙いたいと思います。菅官房長官が「携帯電話料金は4割程度下げる余地が有る」と発言し、今後料金引き下げへの圧力が強まるとの警戒から8/21に同社株も大きく下落。政府から指示を受け、総務省も携帯電話市場改革を進める方針に有り、当面は同社株には戻り売り圧力が強まる展開が想定されます。テクニカル的にも3月以降上昇基調が続いていた同社株ですが、菅官房長官の発言以降は一時200日移動平均線を切るなどトレンド転換の局面を迎えています。8/22に一時2815円まで下落した後は一旦買戻しが入って下げ幅を縮めていますが、買戻しが一巡した後は再度売られる可能性が大、カラ売り出動も一考だと思います。当面の上値抵抗帯は3000円~3050円、多少の上振れは許容範囲と考えるなら3000円前後でカラ売り出動、約定すれば儲け物的対応なら3050円前後が有ればカラ売り実行となります。当面の下値目処は2800円前後になりますので利食い目処は2800円接近時、但し8/15高値の3162円を超えた場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。同社を含む通信大手3社は全てが国内トップ10に入る利益を上げており、独占的立場に有りながら儲け過ぎとの批判は根強く、国際的に見ても料金の高さが批判されています。安倍政権にとっても、携帯料金値下げは国民受けする格好の材料、同社には当面逆風が吹く事業環境になりそうです。

 

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