週トレ短期売買(8月29日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

8/29(水)日経平均株価は△34円の22848円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇しましたが上げ幅は小幅に。メキシコとNAFTA再交渉で合意した事も一旦株価には織り込み完了と言う感じです。しかし考えてみれば、トランプ大統領が自分で壊したNAFTAを少し手直ししただけの事で、冷静に考えれば少し条件が変わって元に戻っただけの事。新たな需要が生まれる訳でもなく、自由貿易が縮小する事への警戒が後退しただけの事、冷静に考えればメキシコとのNAFTA再交渉合意も本質的に見れば買い材料と言えるかどうか?何とも言えません。自分で悪材料を作っておいて、自分でそれを修復して自画自賛、何とも奇妙な出来事でもあります。又米国株はナスダック指数は過去最高値を更新し、NYダウも最高値に近い水準に有ります。トランプ政権の経済政策を巡り一時的には下げる場面も有りますが、大局的に見れば上昇基調が続いている状況で、米国市場も本質的には政治よりも実体経済重視、その姿に変わりは有りません。

色々な材料が出て来ますが、米国株の本質は、好調な実体経済を背景に動いている、これまでもそうであり、この先もその様な本質は変らないと思います。今後株式市場の変調を捉える為には、米経済の状況を注意深く見極め、米経済に減速の兆しが見えた時には要注意、その様な見方をしていれば特に問題も無いと思います。現時点では米経済に大きな変調の兆しは有りませんので現時点ではその様な心配は無用だと思います。日経平均株価は今日も上昇して7日続伸です、引き続き流れとしては23000円にチャレンジしている状況ですが、直近の上昇にはやや違和感も有り、現時点では先行き強気にはなかなかなれません。

先行き強気になれない最大の要因は米中貿易戦争が依然続いていると言う事です。日経平均に関しても一時的に上昇しても、米中情勢で何か悪材料が出て来れば一気に下落しますので目先の高値圏では尚更買えません。これまでにも繰り返し述べて来ましたが、大きく下落した時には先を見据えて買えますが、今日などは買えない局面の典型のようなものです。敢えて売買をするなら暫くはカラ売り狙いとなりますが、今はまだ上向きの流れが続いており、もう暫く日々の状況を見ながらカラ売りのタイミングをじっくりと見極めて行くという対応が良いと思います。今週に入ってからの日経平均の上昇を見ていると買い出動をしたくなるかもしれませんが、その様なムードを作るのも投機筋の狙いです。高値で売り抜ける為には買い手が必要、その買い手にならないようにしなければなりません。

 

 

【当面の相場展望】

昨日に続き再度23000円にチャレンジしましたが、やはり押し戻される結果になりました、米中貿易戦争など悪材料に打たれ強くなっている感じも有り、暫くは23000円~22500円のゾーンで値固めを進めながら23000円突破を伺うと言う展開が想定されますが、日々出て来る材料次第と言う一面も有りますので、値動きに安定感は期待出来ません。

 

 

【明日の見通し】

短期的には上げ下げの波が有りますが、大局的に見ればボックス相場の中での値動きが続いていると言う状況で、23000円を越えて行くには手掛かり材料不足、売買代金不足と言う感じがします。明日の価格変動レンジは23000円~22500円。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株の上昇を好感して本日の日経平均も買い先行で始まり前場は22968円まで上昇して終了。結局これが今日の高値になった訳ですが、後場は売りが強まり上げ幅を縮小、昨日と同じように23000円が近づくと売りに押されて上げ幅を縮めると言う展開になりました。日経平均は今日の上昇で7日続伸となりますが、取り立てて好材料があった訳でもなく、米国株の上昇に連動して上昇して来たと言う感じ。テクニカル面から見ても、23000円に2日連続でチャレンジしたものの押し戻され、このような展開が続くと徐々に上値の重さが意識され、上が重いなら次は下へと言う動きが出て来るものです。

米中貿易戦争は長期化の様相で、北朝鮮情勢にも少し不透明な動きが出始めています、日朝関係者の接触に関して聞いていないと不快感を表明したトランプ大統領、今後の日米貿易交渉にも悪影響が有るかもしれません。上値重く、なかなか23000円を超える事が出来ない日経平均ですが、米中貿易戦争が続く状況で、23000円にチャレンジしている事自体が出来過ぎです。そう言う意味では決して弱気になる事は無いのですが、しかしここで強気になれるかと言えばやはりなれません。トルコリラの急落をキッカケに8/13に日経平均が急落、その後米中貿易協議再開報道を受けて上昇に転じたものの、米中貿易協議は何の進展も無く終わり、本来なら失望売りで下げてもおかしくは無い状況でも日経平均は上昇しました。この辺りの動きに少しおかしさを感じる訳ですが、強引に理由をつければ米国とメキシコとのNAFTA再交渉合意と言う材料は有りましたが、これも日本にとってはこれまでと比べると条件が悪化する内容です。NAFTAを通じた米国への輸出がどうなるのか?と言う先行きへの不透明感は晴れたものの、冷静に考えればこれまでよりもコストが増える事になり、日本企業にとっては好材料ではなく悪材料です。しかしその様な本質も関係なく日経平均は上昇、23000円に一時到達すると言う展開になりました。

ざっくりと言えば今週に入ってからの日経平均の上昇は理に反する動きです、明確な買い材料もなく上昇する時は、ほぼ全てが投機筋による何らかの思惑が有っての事です。そしてその様な上昇には持続性は無く、一時的には上昇局面を作れても、最終的には元に戻るものです。目先の値動きに一喜一憂する事無く、本質を見極めて行く事が長く安定して利益を上げていく投資に繋がると思います。相場に不透明感が有れば無理に投資をする事はなく、先行きの見通しが良くなるまで休めば良し。いずれ状況に変化が訪れ、チャンスが来た時には休んでいた時の分まで含めて十分に利益を得られると思います。チャンスを待つと言う事も、リスクを避けて大きな利益を得る為の戦術のようなものです。

 

 

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