週トレ短期売買(8月28日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

8/28(火)日経平均株価は△13円の22813円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を巡り、米国とメキシコが2国間で大筋合意に達したとの報道を受けて株式市場も好感する展開に。近くカナダとも協議を開始する予定で、NAFTAを巡る貿易摩擦への過度な警戒が大きく後退、貿易摩擦の緩和で恩恵を受ける銘柄への買いが強まり、米株式市場も上昇。当初はNAFTA脱退も表明していたトランプ大統領ですが、結局はメキシコが歩み寄り、トランプ大統領のディールは成功した格好。メキシコとの合意を受けてカナダとも合意に達する可能性が高く、そうなれば先々日本に対しても強気に出て来ると言う展開も想定されますので、先々の新たな懸念要因になるかもしれません。又、今回のメキシコとの合意を受けて、トランプ大統領も自信を深めたと思いますので、対中国に対しても一段と強気の構えで対応しそうな感じです。NAFTAの情勢好転も、一方では米中貿易摩擦の一段の激化に繋がりそうで、日本にとっては好悪両面の影響を受けそうです。

NAFTAを巡る情勢の好転と昨夜の米国株の上昇を受けて、本日の日本市場も買いが先行する展開で日経平均は上昇。寄り付き直後には23006円まで上値を伸ばして6/12以来となる23000円台を回復、しかしその後は戻り売りと目先の利食いに押されて上げ幅を縮小、終って見れば6日続伸ながらも上げ幅は13円で小幅高。薄商いで先物主導の展開と言えども23000円に到達した日経平均、しかし23000円からが日経平均にとっては正念場です。5月以降に23000円突破にチャレンジした3回は全て突破に失敗し押し戻されると言う結果になっています。今回は4度目のチャレンジとなりますが、日々の出来高や売買代金は少なく先物主導の展開になっていますので、何らかの悪材料でも出て来ると、一気に逆回転が起きて日経平均も急反落と言う展開も有り得ます。短期筋や投機筋に吊り上げられていると言う感じもしますが、仮に日経平均がもう一段上昇出来た場合の上値目処は、2/2日足チャート上のマド埋めとなる23122円が意識される株価水準です。暫くは日経平均23000円付近での攻防が続くと思いますが、ここからは目先のチキンレース、又はババ抜きと言う感じです。短期筋や投機筋が吊り上げた結果の上昇であれば、ぼちぼち売り抜けの仕掛けに入る局面ですので、高値で売り抜けた後は、次は売り仕掛けを進める、そのような事も考えながら対応して行かなければならないような局面だと思います。

 

 

【当面の相場展望】

23000円にタッチし、今日は押し戻される結果になりましたが、米中貿易戦争など悪材料に打たれ強くなっている感じも有り、暫くは23000円~22500円のゾーンで値固めを進めながら23000円突破を伺うと言う展開が想定されます。しかし上下どちらに振れるかは、日々出て来る材料次第と言う一面も有りますので、値動きに安定感は期待出来ません。

 

 

【明日の見通し】

短期的には上げ下げの真煮が有りますが、大局的に見ればボックス相場の中での値動きが続いていると言う状況で、23000円を越えて行くには手掛かり材料不足、売買代金不足と言う感じがします。明日の価格変動レンジは23000円~22500円。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株の上昇を好感して今日は買い先行で始まり寄り付き直後には23006円まで上昇した日経平均株価でしたが、その後は売りに押されてジリジリと上げ幅を縮小。ひと言で言えば、23000円を超えて一段高に買い上がるには手掛かり材料が不足している、その様な感じです。日経平均は今日の上昇で6日続伸、短期的には過熱感も警戒される状況、加えて一旦23000円に到達しましたので、目先の目標達成感が強まり易く、目先の利食いや戻り売りに押され易いと言う状況でも有りました。今日の上げ幅縮小に関しては、想定内と言う展開だと思いますが、この先再度23000円突破にチャレンジするのか?又は23000円~22500円のゾーンで値固め的な展開になるのか?それとも再度22000円付近までの下げが有るのか?それは今後出て来る材料次第で円相場の動向次第。

チャート上では、今日は高く寄り付きその後下げて終ると言う形でローソク足は陰線です。上昇が続いた後に上からかぶせるように陰線が出る形は目先の天井を暗示しており、明日以降何か好材料の支援が無ければ一旦は下げに転じると言う展開になると思います。しかし当面は25・75・200日移動平均線が位置している24400円台が下値支持帯になりますので、特に大きな材料出現が無ければ、日経平均の当面の価格変動レンジは23000円~22400円、その様な感じになると思います。

NAFTAを巡る米国とメキシコの合意は、NAFTAを製造拠点にして米国への輸出をしている日本企業も多いので日経平均株価にはプラスになります。しかし一方では、対中国には強硬姿勢を続けられる状況になったとも解釈が出来ますので、米中貿易戦争の長期化も想定される現状は日経平均にとってもマイナスです。又、米金融政策に関しても、利上げペースは緩やかで、米利上げも終わりが近いと言う見方が強まっている事は円高要因になりますので日経平均にとってはマイナス。米中貿易摩擦が長期化すれば、北朝鮮の非核化に向けた動きも不透明になり、再度北朝鮮情勢に緊張が高まるような事が有れば日経平均はマイナス。国内主要企業の業績面に関しては良好で日経平均にはプラス、自民党総裁選挙で安倍総裁が再選して政治的安定が続けば日経平均にはプラス。日銀のETF買い減額懸念も有りますが、今のところはどのようなスタンスを取るのかがやや不透明で、この不透明感は日経平均にはマイナス。NAFTAの再交渉が終れば次は日本の自動車・同部品に向けてトランプ政権の要求が強まります、どのような要求が出て来るのか?不透明感が残る間は日経平均にはマイナス。

このようにざっくりと見るだけでプラス要因とマイナス要因が混在している、その時々でどちらにスポットが当たるかで日経平均の値動きも影響を受けます。直近は上昇基調が続いている日経平均ですが、きっかけ1つで真逆の展開も十分にありえる状況ですので、今は目先の上昇で強気にならずと言う対応が良いと思います。強気にならず、しかし弱気になる事も有りません、多少上下に振れても、本質的にはボックス相場と見ておけば下手をする事も無いと思います。暫くは引き続き慎重な対応を続けて行く、それが今の相場状況においては最善の対応だと思います。

 

 

 

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