週トレ短期売買(8月22日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

8/22(水)日経平均株価は△142円の22362円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して続伸。イベントを控えて積極的に買う動きは無いものの、企業の決算発表が良かった事や原油高、長期金利の上昇で関連銘柄が買われるなど、全般堅調な展開に。今夜はFOMC議事要旨の発表が有り、加えて米中事務レベルの貿易交渉も始まります。24日にはジャクソンホール会議でパウエルFRB議長の講演も有り、今後の利上げスタンスや新興国の通貨危機に対する発言が注目されます。米経済は好調、企業業績も良好、政治リスクは有るものの実体経済面から見ればさほど警戒する必要が無い米国市場ですが、今後11月の中間選挙に向けて、トランプ大統領の一段と過激な保護主義的な発言が出て来ると思いますので、その点は中間選挙が終るまでは常に注意が必要です。

本日の日本市場も米国市場同様にイベントを控えている事から積極的な売買は無いものの、円安進行と自動車株への買い戻しが強まり日経平均は上昇。今週行われるイベントの中でもやはり最大の注目は米中貿易協議です。ある程度前向きな進展が見られない限り株式市場にプラスの効果は無いと思います。簡潔に言えば米中貿易協議再開と言う報道を受けて期待先行で上昇した株式市場ですので、期待以上の結果が出て来なければ失望売りの反応になり易いと思います。期待と同等、加えて先に向けての新たな期待が出て来るような結果なら好感して上昇となる可能性もありますが、単に協議継続と言う結果であれば一旦は失望売りが強まるかもしれません。米中事務レベルの貿易協議に関しては、どのような結果が出て来るのかも不透明、又出て来た結果に対して株式市場がどう反応するかも現時点では不透明、最も手堅い対応としては結果を確認してから動く、そうなると思います。

おのずと結果が出るまでは株式市場も膠着感が強まり、そして結果が出た後は上下どちらかに大きく振れる、その様な展開になり易いと思います。最終的には米中貿易交渉も両国が歩み寄り、一旦貿易戦争も終戦と言う事になると思いますが、そこに至るまでが紆余曲折有ると思いますので投資スタンスとしては最後の最後まで慎重な対応が求められます。しかし悲観する事は有りません、仮に一時的に売りこまれるような場面が有れば先を見据えて安値買いで動けば良し、上昇に転じるような展開になれば臨機応変買い出動をすれば良し。今は様子見が最善の対応ですが、状況に変化が訪れれば、それをチャンスに変える手段はそれなりに有ります。

 

 

【当面の相場展望】

今週は幾つかのイベントが有りますが、やはり株式市場への影響が大きいのは米中貿易協議です、まずは結果を見極め、買い材料になるか?又は売り材料になるか?次の投資を判断するのもそれからです。テクニカル面では22500円を突破出来るかどうかに注目、抜ければ23000円にチャレンジ、しかし抜ける事が出来なければ再度21800円付近までの下振れも。

 

 

【明日の見通し】

当面の価格変動レンジは日経平均22500円~21800円、日々上下どちらに振れるかは、日々の円相場と海外情勢次第、明日も短期筋の売買で上下には振れると思いますが、基本的には膠着感の強い展開が想定されます。

 

 

【投資アドバイス】

今日は小高く始まった後に一時マイナス圏に沈んだものの、円安進行と自動車株への買戻しが強まり日経平均も上げ幅を広げて22300円台を回復して終了。米国の輸入自動車に対する関税の導入是非を判断する調査報告書が当初予定していた8月中の提出が遅れる見通しと発表され、これまで売り込まれていた自動車株に今日は買戻しが強まり上昇。トランプ大統領の元個人弁護士が2016年の大統領選挙において、選挙資金を巡る違反行為などの罪を認め、トランプ政権への悪影響も懸念されますが、米国市場の本質は政治よりも実体経済、さほど警戒する必要は無いと思います。22日と23日に米中事務レベルの貿易協議が行われますのでまずはその結果を見極める、そして次にジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を見極める、株式市場に動きが出るとすればそれからです。又2000億ドル相当の対中制裁関税に関する公聴会ですが、幅広く意見を聞く場と言う位置付けですので、この公聴会をもって直ぐに何かが決まると言う事でもなく、株式市場への影響も無いと思います。

今日は上昇した日経平均ですが、大きな上値抵抗帯は22500円~22400円のゾーンです。ここを上に抜けない限りは膠着相場を脱する事も出来ず、明日以降の展開に注目となります。今日の日経平均の上昇も、円安に振れた事も追い風では有りましたが、23日まで行われる米中事務レベルの貿易協議への期待が先行したと言う感じもします。何らかの合意に至り、次につながる前向きな結果が出て来ると言う期待から今日の日経平均も上昇したと言う一面も有ると思います。それだけに米中事務レベルの貿易協議の結果が悪かった時には反動安の動きになりますのでその点は注意が必要です。米中両国共に国内向けにアピールする意味では簡単には譲歩は出来ず、トランプ大統領が米中貿易戦争に関して永遠に続くと発言するなど、安易に期待を持たない方が良いかもしれません。トルコリラの急落に端を発した株式市場の混乱も日々徐々に落ち着きを取戻し日経平均も急落前の水準に戻りつつ有りますが、依然先行き不透明な要因は多く、もう暫くは相場状況も不安定だと思います。まずは米中事務レベルの貿易協議の結果を確認し、先の事を考えるのもそれからで良いと思います。日本時間では週末の24日にはある程度結果も明らかになっていると思いますので、結果を確認した後に、その後の対応を考えたいと思います。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

過去レポート

カレンダー

2023年2月
« 5月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728  
ページ上部へ戻る