- Home
- 2. テクニカルワールド
- 出島テクニカルワールド(8月21日推奨銘柄 )
出島テクニカルワールド(8月21日推奨銘柄 )
- 2018/8/21
- 2. テクニカルワールド

↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
8/21(火)日経平均株価は△20円の22219円で終了。トランプ大統領がFRBの利上げを牽制する発言をし、その結果円高が進み本日の日経平均も一時22053円まで下落しましたが、その後円高が一服し円安に振れ、中国株の上昇も安心感に繋がり日経平均も押し目買いで切り返してプラス圏を回復。今週は2000億ドル相当の対中報復関税に関する公聴会やジャクソンホール会議が有り、加えて米中通商協議の工程表作成など、見極めたいイベントも多く、基本的には膠着感が強まり易い相場環境。明日以降日々の値動きも日々出て来た材料次第と言う不安定な値動きになりそうです。まだまだ乱高下含みの不安定な相場状況が続きますが、しかし銘柄重視で個別に対応して行くと言うスタンスなら過度に神経質になる事も無いと思います。
【銘柄情報】【本日終値630円】
(東1)フジクラ(5803) 非鉄金属 100株
電線御三家でフレキシブルプリント基板では世界トップクラスの同社ですが、光ファイバー軸に情報通信関連が好調に推移し、車載部品も生産拠点の改善が効果、スマホ向けフレキシブルプリント基板、コネクターも好調持続で2019年3月期業績見通しも6期連続の増益、加えて13期ぶりに過去最高益を更新する見通しです。1株利益は80円、同社1株純資産は770円、1月には1184円まで上昇した同社株もその後下落基調が続きPER・PBR的に見ても割安感の有る水準になっています。業績好調に加えて5G関連の材料性を考えればもう一段の安値が有れば短期中期両睨みで安値買いを狙う局面だと思います。同社株は100株単位で買えますので、2回に分けて買い下がりを想定し、先々の上昇を待つと言う投資も一考だと思います。当面の大きな下値支持帯は600円~580円のゾーンになりますので、まずは600円前後で待ち伏せ、580円台が有れば買い増し実行、そのような感じで突っ込み買いを狙いたいと思います。下振れなく買えなければ又次の機会を待てば良いと思います。当面の上値目処としてはまずは740円付近が意識され、そこを抜ければ中期的には800円付近が次の上値目処になります。但し550円を切った場合にはリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
|
|
電線御三家の一角。独立系。フレキシブルプリント基板(FPC)で世界有数。不動産収益厚い。FPC堅調。ただ光部品は北米減速、車載部品も東欧生産減響く。19年3月期は光ファイバー軸に情報通信関連が伸長。車載部品も東欧生産拠点効率化で復調。FPC横ばいでも営業増益続く。 |