週トレ短期売買(8月20日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

8/20(月)日経平均株価は▼71円の22199円で終了。先週末の米国市場はNYダウは110ドル高で続伸、2月下旬以来、半年振りの高値水準を回復。ハイテク株の比率が高いナスダック指数は9P高と小幅高、米国市場の現状としては米中通商交渉再開を受けて、中国関連銘柄の多いNYダウが恩恵を受け易い状況です。本日の日本市場は、円相場が110円40銭台まで円高が進み日経平均も売りに押される展開で小幅マイナス圏での推移。先週末の米国市場で半導体株が下げた事が重しとなり、本日の日本市場でも半導体関連株の下落が指数を押し下げている状況です。加えて今週は日米欧など主要な国の中央銀行総裁が一堂に会するジャクソンホール会合も控えており、トルコなど新興国通貨の急落などに関する見解にも注目が集まります。

先週はお盆休みの薄商いの中で8/13には21851円まで下落した日経平均でしたが、週末には米中通商交渉再開報道を好感して22270円まで戻して終了。しかし米中通商交渉再開報道はすでに株価に織り込み済み、もう一段の上昇には新たな好材料の出現が必要です。簡潔に言えば、米中通商交渉再開と言う事実は既に株価には織り込み完了、今後は新たな進展が待たれ、米通通商交渉が一段と進展すれば株価は上昇。しかし米中通商交渉が難航すれば再度警戒が強まり株価は下落、今後の米中通商交渉の動向次第で株式市場も上下に振れると言う展開になると思います。加えて今は一旦落ち着いているトルコリラやその他の新興国通貨の動向にも引き続き注意が必要です。

日経平均の現状をテクニカル的に見ても、7月中旬から続いている下降トレンドは今も継続中です。下降トレンドが継続中と言う事は、一時的に株価が上昇しても戻り売りに頭を抑えられて再度下げに転じると言う事です。ポイントになる上値の価格帯を上に抜けるまでは一時的に株価が上昇しても安心は出来ません。米中通商交渉に再び警戒が強まらない限りは下値も限定的になると思いますが、米中通商交渉に新たな進展が無い限りは上値も限定的、ざっくりと言えばもう暫くは手掛け難いムードが投資家心理を支配する投資環境が続きます。しかし最終的には米中通商交渉は両国が歩み寄って合意に達すると思いますので、この先仮に大きく下振れするような場面が有れば先を見据えて安値買いを狙いたいと思います。

言い換えるなら、この先買い出動をするとすれば、大きな下振れが有った時だけとの考えが最善。その様なスタンスならこの先多少の波乱が有っても、リスク少なく利益を得る投資が出来ると思います。

 

 

【当面の相場展望】

今週は2000億ドル相当の対中報復関税に関する公聴会やジャクソンホール会合が有り、同時に米中通商交渉の今後の工程表作成など、見極めたいとするイベントが有りますので何か大きな材料が出て来ない限りは日々膠着した値動きになり易い環境です。引き続き無理はせず、休むも相場を実践する投資環境だと思います。

 

 

【明日の見通し】

当面の価格変動レンジは日経平均22500円~21800円、日々上下どちらに振れるかは、日々の円相場と海外情勢次第、明日も膠着感の強い展開が想定されます。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株の上昇を受けて今日は日経平均も寄り付き直後はプラス圏で推移する場面も有りましたが、円高に振れていた事から次第に売りが強まりマイナス圏に。米中通商交渉の再開報道も一旦は株価に織り込み完了、今後の動向を見守り、新たな動きが出て来れば、その都度織り込むと言う感じの展開になると思います。今週は2000億ドル相当の対中報復関税に関する公聴会やジャクソンホール会議などが有り、売買見送りムードが強まり易い投資環境です。米中通商交渉の今後の工程表作成なども有り、暫くは悲観が強まる事も無さそうですが、期待が高まる事も無さそうな感じです。お盆休みも終わり、今後徐々に株式市場の売買にも厚みが出て来ると思いますが、その為の条件としては、不透明要因が1つずつ解決し、買い安心感が高まる事が不可欠です。日経平均に関しては予想PERが12倍台まで低下しており、この水準はアベノミクス以降もっとも低いPERの水準です。主要企業の業績が好調で1株利益が増加した事からPERが下がり、それが日経平均の割安感に繋がっている訳ですが、米中貿易戦争への懸念から割安感だけではなかなか買えないと言うのが今の日本市場の現実です。

今後の米中貿易戦争の行方次第では当然日本企業の業績も悪影響を受け、円相場も円高に振れる可能性が有りますので、今は良くても先行き不透明ではなかなか買えないと言うのが多くの投資家の本音です。しかし一方では米中両国が歩み寄りを見せて米中貿易戦争が解決に向かうとの期待も根強く、その為過度に悲観が強まるような事にもなりません。先週末にも米中が交渉を再開すると言う報道だけで日経平均が大きく上昇したように、投機筋の売りも恐る恐ると言う感じですのでその点では下値不安は限定的です。簡単に言えば米中貿易戦争に関しては最終的には両国が歩み寄り、一旦は解決すると言うのが大方の見方では有りますが、そこに至るまでが不透明で流動的、株価の値動きで言えば乱高下を繰り返すのでは?との警戒が有ります。したがってこの先大きく下げたところでは好業績銘柄の買いを実行する事は何ら問題は有りませんが、膠着相場の高値圏や中途半端な株価水準ではなかなか買いは出来ません。又、特に買いチャンスでもない状況で買い出動をする必要も無く、値動きも不安定に上下に振れるだけと言う状況では、休むも相場を実践する方が有意義です。

保有銘柄に関しても、先々いずれ吹き上げる時期が来ると思いますので、安値を見極めて買い増しを実行したいと考えていますが、中途半端な価格で買い増しをしても意味は有りません。お盆休みは終りましたが、まだ不透明な要因が株式市場には存在しています、先行きへの明るい見通しが増えて来るまではもう暫くは我慢をして、保有銘柄の値動きを見守りながら安値買いのチャンスを待つ、時間を味方に付けて、じっくりと対応して行く事が最終的には良い結果に繋がって行くと思います。もう暫くは状況の推移を見守る、それが今は最善の対応になると思います。

 

 

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