リアルタイムサービス(8月17日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は78円高の22270円で終了。米中通商交渉再開報道を受けて昨日大きく切り返した流れを引き継ぎ、日経平均は今日も買戻しが先行して寄り付き直後には22340円まで上昇。しかし買いが一巡すると戻り売りに上値を押さえられ上昇は一服、10時以降は膠着した値動きが続きほぼ横ばいの展開で推移。下値も売れず、上値も買えず、米中通商交渉再開と言う材料は一旦織り込んだものの、今後の情勢に不透明感もあり、次の手掛かり材料を待つと言う感じです。米中通商交渉が再開されると言う事で下値を織り込む動きは当面出難くなります。しかし交渉再開でも結果が付いて来るかどうかは何とも言えず、一段高に買う事も出来ず。もう暫く米中情勢を見極めないと買いも売りも動けず、暫くは中立的な状況で状況の推移を見守ると言う事になると思います。今日の東証1部の売買代金は1兆8000億円程度で2兆円を下回り、今年に入ってからは3番目の少なさです。出来高も11億株程度と低水準、投機的な先物売買も今日は低調。テクニカル面では依然25・75・200日移動平均線を下回る状況が続いており、チャート上では上値の重さが懸念される状況です。以前にも書きましたが日経平均のチャートを見ると、3点天井と三尊底が同時に出現していると言うチャートで、この先上下どちらに抜けるのかで、この先の展開も真逆になって来ます。三点天井を上に抜ければ長い膠着を突破したと言う事で一気に強きムードが高まり日経平均も一段高になると思います。逆に三尊底を下に切るような展開になった場合は一気に弱気ムードが強まって日経平均も一段安になります。5月以降続いている膠着相場を、先々上下どちらに抜けるのか?膠着した状況が長く続けば続くほど、エネルギーの蓄積も大きくなりますので、上下に振れた後の爆発力のようなものも大きくなって来ます。現状では上下どちらに抜けるのか?を左右する材料としては、米中貿易戦争の行方、自民党総裁選挙の結果、日米通商交渉の結果や円相場の動向、又はトルコ危機のようなものが別の国で起きるかもしれません。不確実な要因が好悪どちらに転ぶのか?によって、株式市場の状況にも変化が出て来ますので、全ての要因を予測する事は不可能ですが、一つ一つの結果を見極めた上で、順次対応を進めると言う対応なら、結果的に最善の対応になって行くと思います。何よりも予測が出来ない事に対しては様子を見ると言う事で慎重に対応し、投機的な売買をしなければ大きな怪我をする事も有りません。もう暫くは不安定な相場状況が続きますが、弱気になる必要は無く、慎重に先を見据えた対応をして行けば、波乱相場もチャンスにする事は出来ると思います。

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