リアルタイムサービス(8月16日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は12円安の22192円で終了。米国株安に円高進行、原油相場下落にトルコ懸念など、今日も売り優勢の展開で始まり日経平均は9時9分に21871円まで下げ幅を拡大。下げ幅は一時300円を超えるなど悲観に傾く展開でしたが、その後中国の商務次官率いる代表団が米国との通商交渉を行う為に8月末に訪米するとの発表が有り、これを受けて一気に買戻しが強まると言う展開になって日経平均もプラス圏まで急上昇。プラス圏を回復した後は一段高とはいかず、前日終値を挟んでの膠着した展開になり、終って見れば小幅安。一時は110円40銭付近まで進んだ円相場も中国の発表を受けて110円80銭付近まで円安が進みました。現時点ではまだ中国と米国の通商交渉が再開するだけの事で、楽観が出来る状況では有りませんが、対立が続くよりは歩み寄りの姿勢が見えるだけでも株式市場にはプラスです。市場参加者が限られる中で、投機筋がやりたい放題売り込んでいましたが、今日のように突然好材料的なニュースが出て来ると一気に上昇しますので、今後暫くは投機筋も売り込み難いと言う心理になると思います。しかし今日は下げ渋った日経平均ですが、まだテクニカル的見方では25・75・200日移動平均線を下回っており、ざっくりと言えば上昇しても戻り売りが出易い状況です。明日以降日経平均が22500円を超える事が出来るかどうか?超えて行けば投資家心理も一気に強気に傾き23000円を目指す展開も期待出来ます。しかし22500円をなかなか超えられずにいると、やはり上値は重いとのムードが強まり再度売りが強まります。需給やテクニカルのみならず、米中貿易戦争を巡る情勢やトルコ情勢など、その他にも株価を動かす要因は多々有りますので一概には言えませんが、しかし当面22500円を巡る攻防は要注目です。東証1部の騰落レシオが本日は95%、軟調な相場展開が続いている割にはやや高めです、騰落レシオが70%台であれば、一旦反発も期待出来ると言う感じですが、現状ではもう一段大きく下げる可能性も十分に考えて対応しなければなりません。簡潔に言えばまだまだ相場状況は不安定、日々出て来る材料によって、上下どちらにも大きく振れ易いと言う状況に余り変わりは有りません。しかし米中通商交渉が再開する事は先行きへの明るい兆しです、8月末の訪米で直ぐに解決するような交渉では有りませんが、極端に言えば、中国経済が急減速するような事態になれば共産党一党支配の終わりの始まりになるかもしれません。中国人気質からしたら経済状況が悪化したら間違いなく大きな暴動が起きます、共産党指導部としてはその様な事態はなんとしても避けたい、それが本音だと思います。中国の長老と現指導部の秘密会議とされる北載河会議も終わり、対米方針が何か決まったのかもしれません。今後の中国の動向を期待を持って注目して行きたいと思います。

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