週トレ短期売買(8月16日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

8/16(木)日経平均株価は▼12円の22192円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落。中国景気の減速懸念が高まり、米国の原油在庫の増加を受けて原油先物相場が大きく下落、トルコが米国からの輸入品に対して関税を引き上げるなど、警戒材料が相次いで米株式市場も売りが優勢に。中国のネットサービス大手テンセントが発表した減益決算をキッカケに米主要ネット株にも売りが強まりナスダック指数を押し下げると言う展開に。諸々の悪材料は有るものの、市場参加者が少ない中で引き続き投機筋の売り仕掛け的な動きが株価を先導すると言う展開が続いています。

米国株安と円高進行を受けて本日の日経平均も寄り付き直後には300円以上の下落。その後米中通商交渉が8月末に再開されるとの報道を受けて日経平均も急速に切り返して一時はプラス圏に浮上。諸々キッカケは有りますが値動きとしては依然乱高下が続く不安定な状況に変わりは有りません。市場参加者が少ない今週一杯は不安定に上下に振れると言う値動きも致し方なし、来週以降は徐々に市場参加者も増えて行きますので、ある意味本番は来週以降と言う感じです。上昇して強気にならず、下落して弱気にならず、それが今の株式市場に対する上では必要な心構えです。

株式市場を取り巻く環境に警戒を要する要因は多々有りますが、今はその様な警戒要因を株価が織り込んで下げている状況です。しかし株価が下落して警戒材料を織り込んでしまえば、一旦悪材料も織り込み済みとなり、下がり難くなります。そうなった後に、警戒した要因が好転するなどした場合には、下げ過ぎた動きを修正する為に買い戻しが強まります。又は先々予想される好材料を織り込む動きが出るなど、悪材料も一旦織り込んでしまえば次は好材料を織り込む動きが出て来るものです。このような相場のリズムが株価の上げ下げの波を作る訳で、下がり続ける株価も無ければ上がり続ける株価も有りません。又今は先物主導の値動きになっていますので、今は売り込んでいる投資家もいずれは買い戻しをしなければ利益を確定出来ません。

ざっくりと言えば下がれば下がるほど潜在的な買いエネルギーも増加する、それが株式市場のメカニズムでもあります。今は市場参加者も少なく投機筋の売買だけでも株価は大きく動きますが、この先市場参加者が戻って来れば一部の投機筋の売買だけではそう簡単には株価も動きません。したがって、今は売り込んでいる投機筋も反転上昇に対する恐さを持ちつつ売っていると言う状況ですので必要以上に下値を売り込んで来ると言う動きもなかなか出来ません。今日の急反発の動きなども投機筋の売り仕掛けを牽制するものになると思います。もう暫くは不安定な値動きになりそうですが、目先の値動きには一喜一憂せず、来週以降日々の状況を見ながらじっくりと対応して行けば良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

暫くは日々出て来る材料と円相場次第で上下どちらにも振れ易い状況です。今週はお盆休みの時期でも有り、市場参加者も少なく、投機的な動きで値動きも不安定、ざっくりと言えば「休むも相場」を実践するような投資環境です。不安定な相場環境に無理に参加する必要は無いと思います。

 

 

【明日の見通し】

明日も出て来る材料次第で上下に振れ易い相場環境です。又、明日は週末ですので、特段の材料が無ければポジション解消売りが出易い局面、明日の想定される価格変動レンジは21800円~22500円。

 

 

【投資アドバイス】

米国株安に円高進行、原油相場下落にトルコ懸念など、今日も売り優勢の展開で始まり日経平均は9時9分に21871円まで下げ幅を拡大。下げ幅は一時300円を超えるなど悲観に傾く展開でしたが、その後中国の商務次官率いる代表団が米国との通商交渉を行う為に8月末に訪米するとの発表が有り、これを受けて一気に買戻しが強まると言う展開になって日経平均もプラス圏まで急上昇。プラス圏を回復した後は一段高とはいかず、前日終値を挟んでの膠着した展開になり、終って見れば小幅安。一時は110円40銭付近まで進んだ円相場も中国の発表を受けて110円80銭付近まで円安が進みました。現時点ではまだ中国と米国の通商交渉が再開するだけの事で、楽観出来る状況では有りませんが、対立が続くよりは歩み寄りの姿勢が見えるだけでも株式市場にはプラスです。市場参加者が限られる中で、投機筋がやりたい放題売り込んでいましたが、今日のように突然好材料的なニュースが出て来ると一気に上昇しますので、今後暫くは投機筋も売り込み難いと言う心理になると思います。

しかし今日は下げ渋った日経平均ですが、まだテクニカル的見方では25・75・200日移動平均線を下回っており、ざっくりと言えば上昇しても戻り売りが出易い状況です。明日以降日経平均が22500円を超える事が出来るかどうか?超えて行けば投資家心理も一気に強気に傾き23000円を目指す展開も期待出来ます。しかし22500円をなかなか超えられずにいると、やはり上値は重いとのムードが強まり再度売りが強まります。需給やテクニカルのみならず、米中貿易戦争を巡る情勢やトルコ情勢など、その他にも株価を動かす要因は多々有りますので一概には言えませんが、しかし当面22500円を巡る攻防は要注目です。東証1部の騰落レシオが本日は95%、軟調な相場展開が続いている割にはやや高めです、騰落レシオが70%台であれば、一旦反発も期待出来ると言う感じですが、現状ではもう一段大きく下げる可能性も十分に考えて対応しなければなりません。

簡潔に言えばまだまだ相場状況は不安定、日々出て来る材料によって、上下どちらにも大きく振れ易いと言う状況に余り変わりは有りません。しかし米中通商交渉が再開する事は先行きへの明るい兆しです、8月末の訪米で直ぐに解決するような交渉では有りませんが、極端に言えば、中国経済が急減速するような事態になれば共産党一党支配の終わりの始まりになるかもしれません。中国人気質からしたら経済状況が悪化したら間違いなく大きな暴動が起きます、共産党指導部としてはその様な事態はなんとしても避けたい、それが本音だと思います。中国の長老と現指導部の秘密会議とされる北載河会議も終わり、対米方針が何か決まったのかもしれません。今後の中国の動向を期待を持って注目して行きたいと思います。

 

 

 

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