出世株発掘ドリーム・レポート(2018年8月15日推奨 )

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日経平均株価8/15終値22204円

日経平均0815

 

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

米国とトルコの対立激化からトルコリラが急落、そのキッカケは、トランプ大統領がトルコに対して鉄鋼とアルミニウムの関税を2倍に引き上げるとツイッターに投稿。これに対してトルコのエルドアン大統領は手持ちのドル、ユーロ、金をトルコリラに転換せよと国民に呼びかけ、これが一段のリラ売りにつながりリラが急落。しかしその根底には米利上げによる、新興国からの資金逃避の動きと言うものが有ります。 米国とトルコは共にNATO加盟国であり、加盟国間の対立激化は安全保障面でも悪影響が出かねないとの懸念も株式市場の売り材料に。

 

一方では、注目された日米新貿易協議(FFR)は、自動車関税の引き上げや日本の農産品の市場開放を巡る議論は折り合わず、継続協議で9月の次回会合に持ち越しとなりました。日米新貿易協議に関しては、結論先延ばしは想定内の事で、11月の米中間選挙の少し前に何らかの結果が出て来ると言う事になると思います。ざっくりと言えば米中間選挙に向けて最終的には日本が妥協して妥当な結果に落ち着く、その様な感じになると思います。

 

米国とトルコの対立激化も警戒要因では有りますが、しかし米中対立を考えれば米・トルコの対立は世界経済への影響も軽微、株式市場にとっては悪材料では有りますが、過度に警戒する事も無いと思います。今週の日本市場はお盆休みで日々の市場参加者も少なく、好悪どちらにしても、何か材料が出て来れば株価も大きく振れ易いと言う状況です。そう言う意味では、お盆休みが終るまでは日々上下に振れ易く値動きは不安定、その様な相場状況が続くと考えて対応して行く方が良いと思います。

 

トルコリラの急落による新興国通貨の連鎖安懸念も今すぐに危機が広がると言う情勢では有りません。現状のトルコ懸念に対する株式市場のネガティブな反応も市場参加者が少ない中で投機筋が主導して売り込んだ動きによるもので、過度に悲観的になる事は無いと思います。新興国の通貨危機的な状況は間違いなく警戒すべき事では有りますが、現状では少し前から想定されていた範囲内と言える状況です。警戒すべき要因は多々有る世界情勢ですが、世界経済のアンカーと言える米国経済はすこぶる好調、米中貿易戦争による懸念は有りますが、今後はトランプ大統領の政策の大きな柱であるインフラ整備と言う内需刺激策も期待材料になって来ます。

又中国に関しても、米中貿易戦争による悪影響を回避する為に大型景気対策の発動も打ち出されています。米中貿易戦争が激化した事で、中国が景気対策を打つと言う、株式市場にとっては思わぬ好材料が出て来た事など、先々株式市場の上昇要因になりそうな材料も有ります。日本でも東京五輪に向けての関連投資が盛り上がる中で、来年の消費税の引き上げに伴って景気対策が打ち出される可能性が大。

欧州でも既にドイツがEU内での景気対策に理解を示すなど、少し先を見据えれば世界主要国が同時に経済対策を打ち出す予定になっています。株式市場とは常に好材料と悪材料が混在しており、その時々のムードで、好材料を重視したり、悪材料を重視したりと気ままな部分があります。今はトルコ情勢をキッカケに悪材料を重視する動きになっていますが、株価が下落する事で悪材料を織り込んでしまえば、次は先を見据えて好材料を織り込むと言う動きになります。極端に言えば、常にその様な繰り返しが株式市場であり、その結果株価の上げ下げの波が作られます。

 

乱高下の展開が続いている株式市場ですが、お盆休みの時期で海外勢の多くも夏休み中、市場参加者が少ない中での投機筋のやりたい放題、ざっくりと言えばその様な状況だと思います。本来は現物市場がメインで先物市場はサブと言う位置付けでしたが、今では逆になり、尻尾が身体を振り回しているのと同じです。現物の売買に厚みが有る時には先物の影響も小さくなりますが、現物の売買が低調になるとどうしても先物主導の値動きになってしまいます。例年夏休み・お盆休みの時期には日経平均の値動きも不安定になり易いと言う一面は有りますが、今年の場合は米通商政策を巡る不透明感が有り、尚更そのような状況です。暫くは海外情勢を睨みながら値動きが不安定な状況が続きますので、上昇して強気にならず、下落して弱気にならず、その様な発想が必要です。今は上下に振れる状況が普通と言う感じですので、目先の値動きに一喜一憂する事は有りません。もう暫くは忍耐の局面です、しかし先を見据えた場合には悲観的になる必要は有りません。

 

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

1 サービス 4651 サニックス 8/15終値265

 

買いゾーン①時価 ②230円前後 利食い目処400円前後 損切り200円割れ

 

同社は太陽光発電設備工事の大手で、シロアリ防除、廃プラ処理や売電に加えて新電力事業なども手掛けています。日本の大手企業の間で、自社で使う電力を全て再生可能エネルギーで賄おうとする動きが広がっており、同社業績にも追い風となる動きです。加えてごみの輸入大国だった中国が環境への悪影響が大きい資源ごみの輸入を禁止、日本で発生するプラスチックごみが行き場を失いつつあり、今後国内でどのように処理するかが大きな課題となっています。同社は廃プラを粉砕して燃料にする処理業者の大手でもあり、専用プラントを全国15箇所に展開しています。今後廃プラ受け入れの単価上昇が期待出来る上に、自社の発電燃料としても使えますので、ダブルメリットの恩恵が期待出来ます。2019年3月期業績見通しは大幅増益の見通し、1株利益33,7円見通しで収益急回復、廃プラ処理関連の材料性も株価への支援材料になると思います。

 

4651 サニックス 月足チャート

サニックス月足MS

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し

※ 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

※次回の提供日は8/24(金)です。

 

 

 

 

 

 

 

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