週トレ短期売買(8月14日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

8/14(火)日経平均株価は△498円の22356円で終了。昨夜の米国市場はNYダウは大きく下落して4日続落、ハイテク株が多いナスダック指数も下げ幅は小さかったものの続落。引き続きトルコ情勢への警戒から売りが優勢、トルコのみならずアルゼンチンも資金流出懸念を鎮める為に緊急利上げを実施するなど対応措置を実施。しかしトルコやアルゼンチンの経済規模は大きくなく、今すぐに危機が広がると言う情勢では有りません。現状のトルコ懸念に対する株式市場のネガティブな反応も市場参加者が少ない中で投機筋が主導して売り込んだ動きによるもので、過度に悲観的になる事は無いと思います。新興国の通貨危機的な状況は間違いなく警戒すべき事では有りますが、現状では少し前から想定されていた範囲内と言える状況です。

警戒すべき要因は多々有る世界情勢ですが、世界経済のアンカーと言える米国経済はすこぶる好調、米中貿易戦争による懸念は有りますが、今後はトランプ大統領の政策の大きな柱であるインフラ整備と言う内需刺激策も期待材料になって来ます。又中国に関しても、米中貿易戦争による悪影響を回避する為に大型景気対策の発動も打ち出されています。米中貿易戦争が激化した事で、中国が景気対策を打つと言う、株式市場にとっては思わぬ好材料が出て来た事など、先々株式市場の上昇要因になりそうな材料も有ります。

日本でも東京五輪に向けての関連投資が盛り上がる中で、来年の消費税の引き上げに伴って景気対策が打ち出される可能性が大。欧州でも既にドイツがEU内での景気対策に理解を示すなど、少し先を見据えれば世界主要国が同時に経済対策を打ち出す予定になっています。株式市場とは常に好材料と悪材料が混在しており、その時々のムードで、好材料を重視したり、悪材料を重視したりと気ままな部分があります。今はトルコ情勢をキッカケに悪材料を重視する動きになっていますが、株価が下落する事で悪材料を織り込んでしまえば、次は先を見据えて好材料を織り込むと言う動きになります。極端に言えば、常にその様な繰り返しが株式市場であり、その結果株価の上げ下げの波が作られます。日経平均に関しても個々の銘柄に関しても値動きのメカニズムはほとんど同じです、又、その上げ下げの動きを利用して利益を狙うのが株式投資でも有ります。しかし「言うは易し、行なうは難し」です。今日は反発している日経平均ですが、今週一杯は市場参加者も少なく不安定な値動きが続くと思います。株式市場が本来の姿に戻るのは来週以降です、今週は何もせず、保有銘柄の値動きを見守るだけで、新規の売買は来週になってから考えれば良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

暫くは日々出て来る材料と円相場次第で上下どちらにも振れ易い状況です。今週はお盆休みの時期でも有り、市場参加者も少なく、投機的な動きで値動きも不安定、ざっくりと言えば「休むも相場」を実践するような投資環境です。不安定な相場環境に無理に参加する必要は無いと思います。

 

 

【明日の見通し】

明日も反発の流れが続けば日経平均22500円付近が上値抵抗帯、ここを抜ければ更に上へ一段高も有り得ます。しかし22500円付近が重ければ戻りも一巡とのムードが強まって再度売りが強まる展開も。引き続き投機筋が主導する不安定な値動きに変わりは有りません。

 

 

【投資アドバイス】

トルコリラの急落から新興国通貨安の連鎖への警戒が強まり昨日は大きく下落した日経平均でしたが今日は懸念も一旦一服し日経平均も急反発となりました。トルコを始めアルゼンチンなど中央銀行がすかさず対応を発表し、新興国通貨安の連鎖が一旦収束。円相場も今日は円安に振れ、株式市場も安心感から今日は買戻しが強まる展開となり、日経平均のみならず多くの個別銘柄も今日は急反発。乱高下の展開が続いている株式市場ですが、お盆休みの時期で海外勢の多くも夏休み中、市場参加者が少ない中での投機筋のやりたい放題、ざっくりと言えばその様な状況だと思います。

今日は売買代金も2兆円程度で出来高も12億株と低水準、日経平均の値動きも先物主導の値動きで、先物に振り回されていると言う状況です。本来は現物市場がメインで先物市場はサブと言う位置付けでしたが、今では逆になり、尻尾が身体を振り回しているのと同じです。現物の売買に厚みが有る時には先物の影響も小さくなりますが、現物の売買が低調になるとどうしても先物主導の値動きになってしまいます。例年夏休み・お盆の時期には日経平均の値動きも不安定になり易いと言う一面は有りますが、今年の場合は米通商政策を巡る不透明感が有り、尚更そのような状況です。今日は大きく反発した株式市場ですが、これで安心とは行かず、今週一杯は日々の値動きも不安定だと思います。

明日は日経平均22500円付近が上値抵抗帯になりますが、仮にここを上に抜ければ投機筋の動きが活発な状況ですのでもう一段の上昇も有り得ます。しかし22500円付近の上値が重ければ、戻り一巡後には再度売り直されて下げに転じる事になります。明日も海外情勢を睨みながら値動きが不安定な状況が続きますので、上昇して強気にならず、下落して弱気にならず、その様な発想が必要です。今は上下に振れる状況が普通と言う感じですので、目先の値動きに一喜一憂する事は有りません。諸々の懸念材料は有りますが、最終的にはやはり米中貿易戦争がどうなるのか?それが全てだと思います。米中貿易戦争が解決すれば世界の株式市場は大きく上昇、米中貿易戦争に解決の兆しがなかなか出て来なければ膠着した展開が長引きますが、それでもその先を見据えれば株価上昇に繋がる要因も多々有ります。もう暫くは忍耐の局面です、しかし先を見据えた場合には悲観的になる必要は有りません。

 

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