週トレ短期売買(8月13日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

8/13(月)日経平均株価は▼440円の21857円で終了。先週末の米国市場は米国とトルコの対立激化が嫌気されてNYダウ、ナスダック指数共に下落。トランプ大統領がトルコに対して鉄鋼とアルミニウムの関税を2倍に引き上げるとツイッターに投稿。これに対してトルコのエルドアン大統領は手持ちのドル、ユーロ、金をトルコリラに転換せよと国民に呼びかけ、これが一段のリラ売りにつながりリラが急落。米国とトルコは共にNATO加盟国であり、加盟国間の対立激化は安全保障面でも悪影響が出かねないとの懸念も株式市場の売り材料に。又、米モルガンスタンレーによる半導体セクターへの慎重見通しが嫌気されて米半導体株が総じて下落した事も指数の押し下げ要因に。

注目された日米新貿易協議(FFR)は、自動車関税の引き上げや日本の農産品の市場開放を巡る議論は折り合わず、継続協議で9月の次回会合に持ち越しとなりました。日米新貿易協議に関しては、結論先延ばしは想定内の事で、11月の米中間選挙の少し前に何らかの結果が出て来ると言う事になると思います。ざっくりと言えば米中間選挙に向けて最終的には日本が妥協して妥当な結果に落ち着く、その様な感じになると思います。本日の日本市場も米国株安と円高進行を受けて売りが先行する展開で日経平均株価も大きく下落。今週の日本市場はお盆休みで日々の市場参加者も少なく、好悪どちらにしても、何か材料が出て来れば株価も大きく振れ易いと言う状況です。そう言う意味では、お盆休みが終るまでは日々上下に振れ易く値動きは不安定、その様な相場状況が続くと考えて対応して行く方が良いと思います。

先にも述べたように今週はお盆休みで市場参加者も少なく値動きも不安定です、したがってもう暫くは無用に動かず、保有銘柄の値動きを見守るだけと言うスタンスが良いと思います。そして先々大きな好材料が出て来た時には一気に攻めに転じる、その様な発想で当面は対応して行けば良いと思います。

最後に、先週末の10日金曜日は休ませて頂きありがとうございました、無事用事も済ませる事が出来ました。皆様の会員期限に関しては2日間延長させて頂きます。

 

 

【当面の相場展望】

暫くは日々出て来る材料と円相場次第で上下どちらにも振れ易い状況です。今週はお盆休みの時期でも有り、市場参加者も少なく、投機的な動きで値動きも不安定、ざっくりと言えば「休むも相場」を実践するような投資環境です。

 

 

【明日の見通し】

明日はトルコリラなど本日急落した新興国通過の値動き次第、新興国通貨一段安なら株価も下落、新興国通貨が反発なら株価も上昇、上下どちらにも振れ易く、上げ下げを繰り返す乱高下的な展開も有り得ます。

 

 

【投資アドバイス】

米国とトルコの対立が激化、トルコリラが急落し、他の新興国通貨も連動安となり、金融市場の混乱が警戒され、今日は株式市場も売り一色の展開。通貨リラの急落を受けて、トルコ中央銀行は銀行が必要とするあらゆる流動性を供給すると声明を発表。この発表を受けて日経平均株価も一時下げ幅を縮める場面も有りましたが、目先の買戻しが一巡した後は再度売り直されると言う結果に。今日などはやや売られ過ぎと感じる銘柄も有りましたが、お盆休みの時期でも有り、積極的に安値を拾うような買いも無し。ざっくりと言えば安くても、お盆休みの時期に敢えて買い出動する必要は無い、お盆休みが終わってから買っても遅くは無い、そう考える投資家が多かったと言う感じです。

トルコと米国の対立激化はもちろん株式市場への悪材料では有りますが、トルコがどうこうと言うのではなく、トルコリラが急落して他の新興国通貨も急落すると言う負の連鎖が警戒されていると言うのが警戒の本質です。多くの新興国では、企業の借入はドル建てが多く、見方を変えれば自国通貨安はドルで借入をしている借金が急増すると言う事でも有ります。一昔前のアジア通貨危機もタイバーツの急落に端を発して他の新興国通貨に連鎖、結果的にはアジア通貨危機となりました。しかしその時の教訓で、多くの新興国などは、外貨準備でドルを大量に保有するようになりました。今では多少の自国通貨安でも、直ぐに悪影響が連鎖すると言う可能性は少なくなっていますが、最悪の事態は無いとしても、最悪の事態を想定して動くのが株式市場でも有ります。

又今週はお盆休みの時期と言う事も有って、市場参加者も限られ、その中でも投機筋の売り仕掛けの効果は絶大、今日などは買いが入らないと見据えて終日売り続けたと言う感じです。米国は中国と貿易戦争をし、イランとは核合意を破棄して再度経済制裁を強化、EUとも経済面では対立しており、今度はトルコと激しく対立。日本も日米新貿易協議を通じて色々と要求を突きつけられる事は確実、11月の米中間選挙を通過するまでは、トランプ政権の動向に振り回されると言う状況に大きな変化は無さそうです。

日経平均の当面意識される下値目処は7/5安値の21462円、今週は市場参加者が少ないお盆休みの時期でも有り、もう一段の円高が進めば21462円に接近する可能性は有ると思います。しかしながら明日以降上下どちらに振れるかはやはり円相場次第です、大きく円安に振れれば日経平均急反発も有り得る、暫くは上下どちらにも振れ易い不安定な相場環境になります。

 

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