出世株発掘ドリーム・レポート(2018年7月25日推奨 )

船イラスト

日経平均株価7/25終値22614円

日経平均0725

 

 

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

今週は新たな材料が幾つか出て来ました。まずはトランプ大統領の中国への制裁関税を5000億ドルまで引き上げるとの発言、加えて今週は自動車と自動車部品を巡る米欧通商交渉も有りますので米欧貿易戦争への警戒も浮上しています。又、日銀が金融政策の変更に着手との報道も突然に出て来ました。現行の金融緩和政策の持続性を高める為の微調整と言うのが報道の趣旨ですが、長期金利目標やETF買い入れなど、若干の変更を視野に入れているとの事です。トランプ大統領のFRBの利上げを批判する発言やドル高は困ると言う発言も有り、日銀の金融政策の微調整も水面下では米政権への配慮と言う感じもします。トランプ大統領は欧州と中国に対しては金融政策を通じて通貨安政策を取っていると批判していますが、日本への批判はなく、それは日銀との裏約束が有るからではないかと言う感じもします。日銀の金融政策に関しては、既に当初の想定から大きくずれて、いずれは微調整は必要との見方が多かったものの、実際に政策変更が浮上すると、変更の中身を確認するまでは円高に動き易いと思います。日銀の今の政策ではマイナス金利まで導入していますので、当然微調整をするとなると程度はどうであれ金融政策の引き締めと取られます。マイナス金利部分に多少の幅を持たせるだけでも本質的には金融引き締めです、日銀の金融政策の変更は、株式市場や円相場には投機筋が仕掛ける材料となり、一時的には円高株安への流れが生まれ易くなります。しかしながら報道されている内容では、金融政策の一部微調整も、金融緩和政策を長期的に持続する為のもので、金融正常化の時期が先に延びる事を意味します。米欧が既に金融政策の正常化に踏み出している状況を考えれば、近々日本も金融正常化へ踏み出すのでは?との警戒も有りましたが、仮に今回日銀が金融政策の微調整をするなら、金融緩和政策は長期化し、正常化の時期は先送りになると言う事ですので、全体像を見た場合はさほど警戒をする必要は無いと思います。

 

更に米国とイランの対立が激しくなっており、地政学リスクへの警戒も徐々に高まっています。トランプ大統領は先日原油相場の上昇にいらだちを見せ、サウジアラビアなどに原油増産を要請した流れも有りますので、イランとの対立激化は原油相場の上昇要因になり、米国とイランの対立が一段と激しくなる懸念も有ります。米国の夏はバカンスシーズンでガソリンを大量に消費する時期です。この時期のガソリン価格の上昇は政権にとっては大きなマイナスになります。又、ガソリン価格の上昇は他の消費が減少する要因でも有り、米経済にとってもマイナスになります。秋の中間選挙に向けて、支持拡大を目指すトランプ政権にとっては原油高はマイナス材料、暫くはイラン情勢にも注意していかなければなりません。  米中貿易戦争を背景に、中国が積極的な財政政策を推し進める意向を表明し、中国の景気対策発動を期待した買いが日経平均の反発にも寄与しました。しかしながら中国の景気対策が日本企業に恩恵をもたらすかどうかは何とも言えません。又、米中貿易戦争による景気の落ち込みを補う為の景気対策ですので、新たな需要が増加する訳ではなく、日本企業への恩恵も過度な期待は禁物だと思います。

 

テクニカル的には日経平均の22300円~22200円のゾーンが目先の大きな下値支持帯です、現状では何とかこの水準を前にして踏ん張っていますので、現時点では短期上昇基調が継続中となりますが、日々売買代金は低調で、先物主導での日経平均の上昇には常に急反落のリスクが付きまといます。米中貿易戦争、米欧貿易摩擦、日銀の金融政策変更報道など、警戒すべき要因が有りますので日経平均の上値の重さも仕方が無い部分は有ります。しかしその様な状況だからこそ、個別物色の動きが強まれば、日経平均離れをして相場の中身としては厚みが出て来ます。海外要因や日銀の政策などを考えると主力銘柄は手がけ難いですが、それは言い換えれば個々の銘柄を重視した個別物色が強まる可能性を秘めています。もう暫くは先行き不透明感が意識される投資環境になりそうですが、更にその先を見据えれば好業績割安株や好材料を持つテーマ株などを安く買えるチャンスでも有ります。

 

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

1 電気機器 6815ユニデンHD 7/25終値317

 

買いゾーン①時価 ②290円前後 利食い目処は500円前後 損切り250円割れ

 

ドライブレコーダー、CB無線機器、コードレス電話などを手掛けている同社ですが、北米でレーダー探知機、ドライブレコーダーが好調、アジアはCB無線機や海上無線機が着実、国内車載モニターも好調で、大型物件を含め商業ビル一棟売り軸に不動産事業も着実に収益に貢献。2019年3月期業績見通しは大幅増収増益見通しで、売上高、営業利益見通し共に倍増する勢いで1株利益も45円に急増。同社1株純資産は500円程度、海外売上比率の高い同社ですが想定為替レートは105円と保守的、いずれ株価の割安感が意識されて見直し買いの動きが強まると思います。10/1には10株を1株に併合し、売買単位は100株に変ります。簡潔に言えば今は300円台の株価が株式併合後は3000円台となりますが、300円で1000株買えば30万円、3000円で100株なら30万円、投資資金の額自体は何ら変りません。先行き不透明感が漂う投資環境ですが、低PER、PBRで業績も好調、目先の下値目処は310円~290円、ざっくりと言えば300円付近で買いを狙い、先々500円付近で利食いを狙いたい、その様な銘柄です。

 

 

6815 ユニデンHD 月足チャート

ユニデン月足MS

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • ※ 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

※次回の提供日は8/3(です。

 

 

 

 

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