週トレ短期売買(7月13日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

7/13(金)日経平均株価は△409円の22597円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇、米中貿易戦争を巡る両国の応酬が一旦落ち着いている事、今後本格化する米主要企業の四半期決算への期待もあり、株式市場も買いが優勢の展開に。ハイテク企業が多いナスダック指数も、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフトなど主要なIT株が揃って過去最高値を更新するなど指数の上昇を牽引。米中貿易戦争激化への警戒は有るものの、実体経済の好調さを見直す動きが強まりつつある米国市場と言う感じです。

昨夜の米国株の上昇と112円60銭付近まで進んだ円安を好感する格好で今日の日経平均も買い先行の展開で上げ幅を拡大。寄り付き直後に22530円まで上昇、その後一旦膠着感が強まりましたが、後場には中国の経済指標が良かった事から日経平均も一段高で上げ幅を拡大、13時40分には22692円まで上値を伸ばしました。今日のSQ値は22452円でしたので、今日の終値でSQ値を大きく上回り、来週も強含みの展開が期待出来そうな感じです。テクニカル面では騰落レシオが80%、円相場は112円台、カラ売り比率も40%台で高止まり、SQも通過して需給は改善、普通に考えればもう少し上昇が期待出来る環境では有ります。

今日の上昇で25日移動平均線も超えて来た日経平均、投資家心理の一段の改善も期待出来ます。唯一気になる点は、トランプ政権が2000億ドル規模の中国製品に10%の関税を課すと言う決定をした後に、まだ中国から具体的な報復措置が発表されていない点です。今後出て来る報復措置の内容次第では、再度株式市場も警戒売りが強まりかねず、足元上昇基調が続く相場環境でも相場急変に備えると言う発想はまだ必要だと思います。又今日の日経平均の上昇も先物主導、一部の値ガサ株主導と言う感じの上昇で、買われている銘柄にはややばらつきも有ります。株式市場の地合いとしてはかなり良くなって来ていますが若干偏った日経平均の上昇と言う一面も把握しておかなければなりません。

現時点での投資スタンスとしては引き続き慎重なスタンスは維持し、保有している銘柄の値動きを見守ると言う事を最優先で良いと思います。今後国内主要企業の四半期決算発表も本格化して来ます、決算内容次第では個々の銘柄の値動きも不安定になります。日本市場の現状としては米中貿易戦争激化への過度な警戒は一旦後退していますが、情勢は依然流動的、まだ楽観は出来ず、引き続き慎重な対応が必要と言う状況に変わりは有りません。

 

 

【当面の相場展望】

円相場が112円台半ばまで円安が進み、SQを通過して需給も改善、テクニカル面でも25日移動平均線を上回り、投資家心理も強気に傾き易い状況です。米中貿易戦争がなければ、日経平均23000円を目指すと言う感じですが、米中貿易戦争の先行きは依然不透明で流動的、もう暫くは慎重なスタンスを続ける方が賢明です。

 

 

【週明けの見通し】

日本市場は週末3連休です、来週も基本的には円相場と米中貿易戦争を睨みながらの展開になります。円相場一段安なら日経平均も一段高、円高なら日経平均も反落、米中新たな衝突が無ければ株価にはプラス、有ればマイナス。3連休中の米中情勢が注目されます。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株上昇と112円台半ばへの円安進行を受けて今日の日本市場は終日買いが先行する展開になりました。円安進行によって今後本格化する国内主要企業の決算発表への期待が高まったと言う一面は有りますが、昨日好決算を発表した安川電機は今日は買い先行で高く始まった後は売りに押されて下げています。好決算期待の買いが強まっても、今日の安川電機の値動きを見る限り、仮に好決算を発表しても想定内の数字なら好材料も出尽くしで売られると言う可能性が大。簡潔に言えば決算発表までは買いが入るものの、決算発表を受けて下げに転じる、その様な反応になり易い相場かもしれません。その原因は米中貿易戦争激化への警戒です、国内主要企業の多くは主戦場が米国と中国ですので、米中貿易戦争が続く限り業績への警戒が付きまといます。逆に言えばこの先米中貿易戦争が沈静化していけば株価も大きく上がり易いと言う一面も有る事になります。

今日の日経平均が一段高になった理由に、中国で発表された経済指標が市場予想よりも良かったと言う事が有ります。米中貿易戦争を背景に中国経済の減速を警戒するムードも有りましたので、今日の中国の経済指標はその様な警戒ムードを一旦払拭する事に繋がりました。しかしながら追加関税などの悪影響が表面化するのはこれからです、今は逆に追加関税を避ける為に駆け込み需要が有って、経済指標を押し上げたのかもしれません。更に言えば、米中貿易戦争の激化を想定して直前に売り込んでいた投機筋などが、思ったほど下がらず、上昇する株価を見て一気に買戻しを進めたのかもしれません。少し前から、円高が進まない中での日経平均の下落にはさほど弱気になる事は無いとコメントをして来ましたが、ジリジリと円安が進み日経平均も一段高になっています。

当然直近の上昇はその大半が買い戻しだと思いますが、売り込んでも余り下がらず、最終的には大きく上昇すると言う展開を見せられると、今後投機筋も日本市場では売り仕掛け的な動きはやり難いと感じていると思います。しかしそれでも株価は需給が左右しますので、この先も突然悪材料が出て来れば一時的には大きく下げる事も有ります。しかしその様な時にも円高が進まなければ過度に悲観する事は無いと思います、逆に言えば円高が進み出したら要注意、日経平均に関しては暫くは円相場だけを注視していればある程度の値動きは予想が付くと思います。今週末は3連休で、連休が明けると来週末には米国で自動車輸入に関する公聴会が有り、日本車輸入に対して追加関税を課すと言う事も有り得ます。今はリバウンド局面を強めている日本市場ですが、本質的にはまだ安心は出来ません、来週も引き続き保有銘柄の値動きを見守ると言うスタンスを続け、新規の売買に関してはもう暫く様子見が良いと思います。

 

 

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