週トレ短期売買(7月12日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

7/12(木)日経平均株価は△255円の22187円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落、トランプ政権が中国からの輸入品2000億ドル分に対して10%の関税を課すと言う決定を受けて売りが優勢に。あらためて米中貿易戦争への警戒が強まる状況にリスク回避の売りが強まった米国市場です。しかし昨夜の米国市場の下落は想定内の展開で、日本市場は昨日既に米国株の下落は織り込み済み。逆に今日は円相場が112円台まで円安が進むなど追い風も有り日経平均は反発で大きく上昇。好悪材料が入り混じる中で、日経平均も若干乱高下気味の展開が続いています、明日はSQですのでSQ要因の売買を考えれば多少の乱高下も仕方が無いと思います。しかしSQを通過すれば乱高下に繋がる短期売買も落ち着いて来ますので、来週以降は日経平均の値動きも徐々に落ち着いて来ると思います。

米国が新たに2000億ドル分の中国製品に対して追加関税を課すと言う決定をし、次は中国からどのような報復措置が出て来るのか?目先の株式市場の関心もそこにあります。しかし2000億ドル分の中国製品に対する追加関税も実際に発動されるとしても2ヶ月程度先になりますので、今すぐ現実的な悪影響が有ると言う事でも有りません。今後2ヶ月程度をかけて、米中通商交渉が行われる、2000億ドル分の中国製品に対する追加関税もその交渉においての駆け引きの材料と言うのが現段階での本質です。米中貿易戦争だけでなく、世界を見渡してみると米国対EU、カナダ、メキシコ、日本、韓国など、ざっくりと言えば世界のあちこちで貿易を巡る対立が起きている状況です。全ての原因はトランプ政権と言う事になりますが、反面、米経済は好調でその結果円安が進んでおり、日本企業にとっては円安メリットを享受出来る状況にもなりつつあります。米経済の好調が続けば米金利の上昇が続く、その結果円安が進み日本企業にとっては大きな追い風になります。

又米国は世界の主要な国と貿易戦争的な状況に有りますが、日本に対しては自動車以外には大きな貿易問題は有りません。又その自動車業界に関しても、米国での現地生産も多く、雇用を作り出していると言う貢献も日本企業はトップです。米中貿易戦争の沈静化は株式市場の上昇には不可欠な要因ですが、仮に長期化しても円高が進まない限りは日本株にとってはさほど悲観的になる事は無いと思います。今日は円安進行を好感して上昇している日経平均ですが、依然日々不安定な状況に特に変化は有りません。過度に悲観的になる必要は有りませんが、引き続き慎重な対応が求められる相場環境が続きます。もう暫くは引き続き保有銘柄の値動きを見守るのみ、その様な待ちのスタンスでの対応が良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易戦争激化懸念、好調な米経済を背景に円安が進む状況、今後本格化する日米主要企業の四半期決算に対する期待の高まり、好悪材料が入り混じる相場状況ですが、テクニカル面から見た場合、日本市場の現状は先行きへの強弱感が対立する状況に有り、当面は日経平均22000円を中心に上下に振れると言う展開が想定されます。

 

 

【明日の見通し】

明日も円相場と中国株の値動きを睨みながらの展開になると思います。円相場一段安なら日経平均も一段高、円高なら日経平均も反落、加えて中国株上昇ならプラス、逆に下落ならマイナス。引き続き不安定な状況に変わりは有りません。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国市場は米中貿易戦争激化が警戒されて下落したものの、日本市場では既に昨日の下落で織り込み済み、今日は円安進行が好感されて日経平均も反発。加えて中国株が今日は上昇していますので、それも安心感に繋がったと思います、トランプ政権が決めた2000億ドル規模の中国製品への10%の関税適用も一応想定内の事。前々から話は出ていましたので、あらためて警戒すると言うムードは少なく、発動までには2ヶ月程度かかる事もあって、株式市場も比較的冷静な反応と言う感じです。しかし楽観は出来ません、引き続き米中貿易戦争は激化していると言う現実を考えると、この先も暫くはいつ何が出て来ても良いように、備えをしながらの対応が求められます。これまでもそうであったように、トランプ大統領からはいつどんな発言が出て来るのかが予測がつきません。

株式市場にとってマイナスの材料もあればプラスの材料も有る訳ですが、11月の米中間選挙が近づくに連れて発言なども徐々に過激になり、どちらかと言えば株式市場にとってマイナスの発言が増えて来るのではないかと思います。トランプ大統領は今欧州でNATO首脳会議に出席していますが、加盟各国に分担する国防支出を倍増するよう突然要求するなど相変わらず自由に発言をしています。もちろんその様な要求は通りませんが、貿易負担金を理由に今後米国とEUの貿易戦争も激しくなるのではないかと思います。特にドイツに対して厳しい対応をしており、米中のみならず、米・EU間でも貿易戦争が激しくなるのでは?と言う懸念も強まっています。直近の日経平均の値動きも昨日は急反落、そして今日は急反発、上げ下げ激しく乱高下気味の展開が続いています。

テクニカル的にも25日移動平均線を下回った状態は継続中、直近の上昇もリバウンドの域を出るものでは有りません。現在25日移動平均線は22330円付近に位置しており、明日以降ここを上に抜ける事が出来るかどうか?またはリバウンドも一巡して再度下に向かうのか?円安基調が続いている円相場を見れば日経平均は一段高になって25日移動平均線を超えて行くと言う期待も高まりますが、米中貿易戦争激化を考えると、一時的に25日移動平均線を超えても、その後再度下げに転じると言う見方も拭えません。今後の日経平均の動向としては、円相場と米中貿易戦争を巡る動向、そして今後本格化する国内主要企業の四半期決算の内容、これらの要因が入り混じり、日々上下に振れる展開になって行くと思います。ざっくりと言えば依然相場状況は不安定、無理に売買をする必要は無く、もう暫くは様子見スタンスを基本に、状況を見極めて行くと言う感じの対応が最善です。弱気になる事は有りませんが、まだ楽観にはなれず、今の相場状況を簡潔に言えばこのような感じだと思います。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2018年11月
« 10月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
ページ上部へ戻る