週トレ短期売買(7月11日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

7/11(水)日経平均株価は▼264円の21932円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇、今後本格化する米主要企業の決算への期待が強い事などから引き続き買いが優勢と言う展開。しかしNYダウ、ナスダック指数共に上値の重さも感じるなど、買い戻しの動きも一巡した感が有ります。今後は米中貿易戦争を巡る新たな材料や米主要企業の決算発表を見極めつつ、日々出て来る材料をその都度織り込んで行くような展開が想定されます。昨日までリバウンドの動きが続いていた日経平均ですが、昨夜米国が2000億ドル規模の中国製品に10%の追加関税を適用する事を決定したとの報道が有り、今日は一転して急反落の展開。予想はされていましたが、貿易戦争の第2弾が始まると言う事で、今日の日本市場も再度警戒売りが強まると言う展開です。新たに2000億ドル規模の中国製品に10%の追加関税を課すと言う決定報道は、昨夜の米国市場が終ってから出て来ましたので、今夜の米国株の下落を連想して日本市場でも売りが強まっている一面が有ります。

言わば今夜の米国株の下落を先取りして日経平均も売られている、それが今日の日経平均の下げの本質です。米中貿易戦争の激化は株式市場にとっての悪材料で有る事は間違い有りませんが、米中通商交渉を巡るチキンレースの状態は想定内の事で今更特に悲観的になる事は有りません。先日の340億ドルの追加関税発動と言う貿易戦争第1弾の時も、まずは売り込まれたものの、材料出尽くしで直近の反発が有ったように、今回の第2弾も相場展開としては同じような流れになると思います。又、悪材料も長く続き、何度も繰り返して行くうちに、株式市場にも免疫が出来て、そのうち余り反応しなくなると言うケースも有ります。

簡単に言えば株式市場も悪材料に慣れて来ると言う事も多々有ります、楽観して良いと言う事では有りませんが、過度に悲観的になる必要も無いと思います。仮にこの先過度に悲観ムードが強まり、必要以上に売り込まれるような場面が有れば、先を見据えて安値買いを狙うと言う事も選択肢の一つになります。今は米中貿易戦争を巡る動向次第で株価も上下に振れ易く、相場状況も急変するような状況ですので、投資スタンスとしても無理はしないでもう暫くは様子を見ると言う対応が最善。しかし資金余力を十分に残して様子見スタンスを取っていれば、思わぬ安値買いのチャンスが有れば、すかさず買い出動する事も出来ます。何もしない事が、いざチャンスが来た時には強みとなる、そのような発想も必要です。保有銘柄に関してもいずれは安値での買い増しを実行して、その後の上昇で利食いに持って行く、その様な発想で良いと思います。その為にも中途半端な局面での買い増しはしないように注意しなければなりません。

 

 

【当面の相場展望】

貿易戦争の第2弾が始まり今日は日経平均も急反落の展開に。しかし売り一巡後は円安を背景に下げ渋るなど底堅さも感じる展開です。米中貿易戦争を巡る動向に依然不透明感が有り、現時点では相場状況は依然流動的で不安定、まだまだ慎重なスタンスは崩さない方が良いと思います。もう暫くは様子見スタンスで状況の推移を見守ると言う発想が良いと思います。

 

 

【明日の見通し】

明日も本質的には米中貿易摩擦を巡る動向次第、いつ何が飛び出して来るのか?状況が落ち着くまでは安易に動けない、そう考えている投資家が多数派だと思います。基本的には戻り売りが出易い状況になります。

 

 

【投資アドバイス】

トランプ政権が追加で2000億ドル規模の中国製品に10%の関税を課す方針を決定、米中貿易戦争の第2弾が打ち出された事で今日の日本市場も警戒売りが強まり日経平均は急反落の展開に。前場の10時過ぎには日経平均も21744円まで下げ幅を拡大、下げ幅は400円を超えましたが、売り一巡後は切り返して下げ幅を縮小。円相場が111円台を回復した事や、日銀のETF買いも下支えとなり、必要以上に悲観ムードが強まると言う展開にはなりませんでした。又、2000億ドル規模の追加関税発動もこれまでに既に出ていた内容ですのである意味では想定内の展開です。この2000億ドル規模の追加関税も、実際に発動されるまでには2ヶ月程度は掛かるようで、今後水面下で行われる米中通商交渉の交渉材料になるのではないかと思います。

米中貿易戦争に関しては、これまでの流れを見る限りでは、トランプ政権には譲歩する気は無いと思います。米中貿易戦争が終戦する為には中国が譲歩する以外には有りません。トランプ政権では最大で40000億ドル規模まで追加関税を課す方針は既に述べていますので、今後の中国の出方次第では、更に2000億ドル規模の中国からの輸入品に追加関税が発動される可能性が有ります。米中間選挙を睨んだ対中強硬姿勢、加えてハイテク分野での覇権争い、原油取引を巡る覇権争いなどもささやかれています。日本の株式市場にとっての救いは円高が進まない事です、株価だけが下落して円高は進まず、円高が進まない限りは国内主要企業の業績面での不安もさほど高まりません。先々米中貿易戦争が峠を越えて、歩み寄りの動きが出て来た時に、仮に円相場が111円程度に有れば、それは株式市場が急上昇に転じる下地になります。

ざっくりと言えば過度に円高が進まない限り、一時的な株安もさほど弱気になる事は無いと思います。但し、米中貿易戦争が続く限りは株価反発も多くは望めません、米中貿易戦争による悪影響で、世界経済が減速するかも知れず、その様な懸念が有る限りは株式市場も大きな流れとしては軟調な展開は避けられません。しかしその点に関しても今のところは米国経済が非常に好調に推移しており、この先米経済の一段の拡大が期待出来る状況ですので、米中貿易戦争によって直ぐに世界経済が減速するような懸念は全く有りません。米経済の好調と言う現実が有るからこそ、トランプ政権も米中貿易戦争を仕掛けられると言う一面も有ります。米中と言う世界の2大経済大国の貿易摩擦に振り回されると言う状況に有る日本ですが、今後の展開次第では日本が漁夫の利を得ると言う可能性も無い訳では有りません。もう暫くは不安定な相場が続きますが、過度に悲観せず、しかし楽観もせず、冷静に対応して行く事が最善の結果に繋がる事になると思います。もう暫くは引き続き保有銘柄の値動きを見守るのみ、新規の売買は今はまだする必要は有りません。

 

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