週トレ短期売買(7月6日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

7/6(金)日経平均株価は△241円の21788円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇して反発。中国の裁判所から一部製品の生産・販売の指し止めを命じられた半導体大手のマイクロン・テクノロジーが売上への影響は1%程度にとどまると発表、同社株の上昇が半導体株全般に波及して買戻しが強まると言う展開に。加えてEUとの自動車・同部品関税を巡る対立でも対立を解消する為の動きが出始め、米欧それぞれが関税をゼロにする事が提案されるなど、米政権の強硬姿勢が和らぐのでは?との期待も出始めています。

本日の日本市場も昨夜の米国株の上昇が安心感となり日経平均も買戻しが先行する展開で上昇。米国と欧州が自動車分野を巡る対立で歩み寄りの姿勢を見せている事も大きな安心感に繋がっていると思います。今日は円相場も110円60銭程度で推移し、日経平均株価は144円高の21691円で前場を終了。後場に入ると米時間0時(日本時間13時)に米国が輸入する中国製品への追加関税が発動され、日経平均も発表直後は先物に売りが強まり下落。しかし売りは続かず、次第に買戻しが優勢となって日経平均は一段高に、目先の悪材料も一旦出尽くし、悪抜け感から買戻しが強まると言う展開になりました。

しかしこの先も米中貿易戦争が激しくなる事が予想される状況です、今日は上昇したからと言って楽観出来る状況でも有りません。来週前半は戻りを試すと言う展開になりそうですが、買戻しが一巡した後は、再度米中情勢を睨みながらと言う不透明感が支配する相場状況になると思います。米中貿易戦争が続く以上は引き続き不安定な値動きを想定しつつ、楽観に傾く事無く、慎重な対応が求められる投資環境が続きます。

 

 

【当面の相場展望】

本日日本時間13時ごろに中国に対する追加関税が発動されました、すかさず中国政府も米国に対して同規模の報復関税の発動を発表、米中貿易戦争の第1弾は実行されました。この先も当面は米中貿易戦争を睨みながらの展開になります、日経平均も一旦は買い戻しが強まると思いますが、買戻しが一巡した後は再度売られる可能性が大、テクニカル的には下降トレンドは継続中、戻り売り圧力の強い展開が暫くは続きます。まずは日経平均22000円付近が上値抵抗帯になります。

 

 

【週明けの見通し】

ギリギリで追加関税の発動は回避されるかも?と言う甘い期待は裏切られました。今日は警戒していた材料が出尽くしとなった事で一旦買戻しが強まる展開になりましたが、買戻しが一巡すれば再度売られると思います。来週初は日経平均22000円付近が戻り売りが強まる水準では無いかと思います。

 

 

【投資アドバイス】

日経平均株価は241円高の21788円で終了。米国による中国からの輸入品に対する追加関税が米時間6日0時(日本時間6日13時)に発動されました。340億ドル相当の中国製品に25%の追加関税がかけられる事になり、これを受けて中国政府もすかさず米国から輸入している自動車・農産品に340億ドル相当の追加関税を課す事を発表。ぎりぎりになって追加関税発動が回避されるのでは?との期待も有りましたが、現実はそれ程甘くは無く、米中貿易戦争の第1弾は火蓋を切った、その様な状況になりました。日本市場も追加関税発動直後には先物に売りが強まり下げに転じましたが、売りは続かず、目先の悪材料出尽くしと言う反応から次第に買い戻しが強まって上げ幅を拡大。

現時点では追加関税の第1弾は発動されたものの、この先米中歩み寄りの動きが出て来ると言う想定の展開になりました。しかしながら追加関税第1弾が発動されたと言う事はトランプ大統領には一歩も歩み寄る考えは無いのかもしれません。その背景としては11月の中間選挙まで中国に対する強硬姿勢を貫く事が中間選挙にとっては有利に働くと考えているのかもしれません。更に言えば、中間選挙の直前で中国が妥協して、中国の方から歩み寄れば、トランプ大統領は一段と成果を強調する事も出来ます。又中国の習近平国家主席にしても、いずれは歩み寄るしかないと考えていても、国内を考えれば簡単には歩み寄れません。そして歩み寄るとしてもトランプ大統領に政治的な貸しを作りつつ歩み寄る方が良く、それは米中間選挙の直前に歩み寄る事でトランプ大統領に花を持たせる、貸しを作る事かもしれません。

今日は追加関税発動直後には売りが強まった日本市場でしたが、売りも長くは続かず、次第に買い戻しが強まって日経平均は一段高に。しかし米中貿易戦争が依然続く事、先に述べたようなシナリオになれば11月まで米中貿易戦争が続く可能性も有りますので、今日の株価反発だけで楽観する事は出来ません。一旦は買戻しが強まりそうですが、来週のどこかで買戻しが一巡した後には再度売り直されると思います。もちろん再度売られる前に米中貿易摩擦に歩み寄りの動きが見えれば再度売り直されると言う展開も有りませんが、現時点でそこまで考えるのは楽観的だと思います。米中追加関税発動の第1弾は既に織り込み済み、次は第2弾、第3弾に備えて株式市場も動き始めます。来週以降は現在保有している銘柄も、株価が上昇して外せる局面が有れば順次外す事を考えながら、次の対応も考えて行きたいと思います。依然米中の情勢は流動的ですので、カラ売りも買いも中途半端な株価水準では出来ませんが、当面は短期ならカラ売りを考え、中長期なら買いを考える、それが基本スタンスになると思います。

 

 

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