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出島テクニカルワールド(7月5日推奨銘柄 )
- 2018/7/5
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
7/5(木)日経平均株価は▼170円の21546円で終了。7/6を控えて米中に追加関税発動を回避するような動きは無く今日も売りに押されて日経平均は下落。1月高値の信用期日接近による個人の投げ売りも出ているようで、セリングクライマックスは近いと言う感じもしますが、株価反発は米中頼みでキッカケ次第。円相場は110円50銭程度で、株価の独歩安には違和感も有りますが、もう暫くは不透明感の強い相場展開が続きそうですので、安全重視ならもう暫くは状況の推移を見守ると言う対応で新規の売買は見送りが良いと思います。リスクを取る場合も、少し先を見据えて売られ過ぎのような安値が有った時だけ買いを考えると言う対応が良いと思います。7/6を確認するまでは、無理に動かず、様子見スタンスが最善です。
【銘柄情報】【本日終値172円】
(東2)FDK(6955) 電気機器 1000株
7/6の中国製品への追加関税発動期日を控えて今日もポジション解消売りに押されて日本市場は軟調な展開。米中歩み寄りを見せれば株価は急反発、歩み寄り無く追加関税が発動されて報復合戦になれば最悪の事態、株価一段安は避けられません。このような状況では売り買い共に手がけ難く、米中貿易戦争が収まるまでは投資も休むと言う選択が最善だと思います。しかし先を見据えれば、テーマ性を持つ銘柄などは安値買いの好機、米中貿易戦争の行方次第では日本企業の業績にも悪影響が出る事を考えれば、先を見据えた投資もテーマ性や材料性重視の方が安全と言う感じがします。同社は富士通系列の電池メーカーで、今後電気自動車の普及拡大には電池の性能向上が不可欠、リチウムイオン電池、全固体電池、同社はどちらにも関連する銘柄、業績よりもテーマ性・材料性重視で中長期スタンスで安値買いを狙うと言うのも一考だと思います。米中貿易戦争の最悪の事態を考えればもう一段安が有れば買いを考えると言うスタンスが最善、買えれば儲け物的発想で150円台と130円台で買いを待ち伏せしたいと思います。中長期なら240円付近での利食い狙いになりますが、8~9月辺りなら200円付近での利食い狙いが妥当、但し100円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。安全重視の方は米中貿易戦争が緩和するまで新規の売買は休むと言うスタンスで良いと思います。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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富士通傘下。民生・産業用ニッケル水素電池が主軸。一般向けアルカリ乾電池、電子部品事業も。電池は工業向けリチウム電池や蓄電システムが堅調で若干増。ただ電子はコイルデバイスや積層パワーインダクタは堅調ながらパワーモジュールなど低調で微減。電池、電子部品ともにIoTや車載、バックアップ用に集中。大容量ニッケル水素蓄電池は18年度中の投入を計画。 |

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