週トレ短期売買(7月5日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

7/5(木)日経平均株価は▼170円の21546円で終了。昨夜の米国市場は独立記念日で休場、円相場も昨日からは大きな値動きは無く今日は110円40銭程度で推移。特段の材料も無く、7/6に中国への追加関税が発動されるかどうか?引き続きその一点に株式市場の注目も集まっています。昨日中国から、米国よりも先に報復的な追加関税を発動する考えは無いとの発表が有り、ボールは米国側に投げられたと言う状況です。米国も中国も、6日に追加関税を発動するとしていましたが、時差の関係上米国よりも中国の方が早く6日を迎える為に、一応米国待ちと言うスタンスを表明しています。今夜は米国でADP雇用統計の発表が有ります、市場予想を下回るようだと米国株も売りが強まる可能性は有りますが、株式市場へのインパクトの大きさとしてはやはり7/6の追加関税発動の有無が圧倒的に大きいと思います。7/6に予定されている追加関税の内容は、米国に輸入している中国製品の500億ドルのうち、340億ドルを対象に制裁関税をかける計画です。そしてこの追加関税が発動されれば同規模の報復関税を中国が輸入する米国製品にかける事が既に表明されています。

米中の現状を見れば、7/6の追加関税に関しては両者一歩も引かずと言う感じで実行される可能性も有りますが、次の第2弾に関しては金融市場や株式市場の反応次第になるのではないかと思います。いつかは歩み寄る事になると思いますが、どこまでチキンレースが続くのか?最終的には中国がいつ妥協に転じるか?だと思います。米国では秋に中間選挙を控えてトランプ大統領は一歩も引く事が出来ない環境、おのずと中国が引かなければ米中貿易戦争の終わりも見えません。

本日の日本市場も引き続き7/6を意識した売りが優勢、7/6の結果を確認しない事には動くにも動けず、その様な状況が続いています。しかし日経平均の想定PERは12倍台まで低下しており、過去の例を見ても明らかに割安な株価水準になっています。先々米中貿易摩擦の対立が落ち着き、貿易戦争懸念が後退した時には、リバウンドによる株価上昇も大きな物が予想されます。しかしながら今はどこまで下がるか?下値を模索するような状況、もう暫くは我慢の局面が続きますが、先を見据えるなら過度に悲観する事は無いと思います。最悪のケースを向かえてセリングクライマックス的な下げが有ればその時は買いを考えて良いと思います。又、突如状況が好転すれば株式市場も急反発になりますので、その時も追撃買いで保有銘柄の買い増しを考えれば良いと思います。もう暫くは流れに任せると言う自然体の対応で臨み、攻めに転じる時期が来たらすかさず買い出動をする、それが現時点では最善のスタンスではないかと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米国による中国製品への追加関税発動に備えて売り仕掛けの動きが日々強まる株式市場ですが、追加関税発動が見送りとなれば急反発が想定され、今はまさに投機的な強弱感がぶつかっている様な状況です。7/6に向けて引き続き神経質な展開が続きそうですが、ここは7/6の結果を待つと言うスタンスが現実的には最善の対応だと思います。

 

 

【明日の見通し】

米中貿易摩擦を巡る先行き不透明感に大きな変化は有りません、依然投機性の強い相場状況で日々上下どちらに振れてもおかしくは有りません。当面は7/6の中国製品への追加関税発動が有るのかどうか?ギリギリで追加関税発動が回避されるのか?

 

 

【投資アドバイス】

前場には一時プラス圏に浮上する場面も有りましたが、後場に入ると売りが強まり日経平均は下げ幅を拡大。新興市場銘柄や材料株などにも投売り的な下げが見られ、1月高値に対する個人投資家の信用期日接近に伴う処分売りの動きも有ったのかもしれません。明日の7/6が米国が中国製品への追加関税を発動するとした期日、ギリギリまで迫っても追加関税発動を回避するような動きは無く、多少の期待を持っていた投資家も今日は投げたと言う感じです。7/6の結果が見通せない状況では、ポジションを解消して保有銘柄を減らし、リスクを回避すると言う行動が強まります。多少期待された売り方の買い戻しの動きも無く、投資家心理としては中国への追加関税発動もやむなしと言う感じです。しかしその先を考えた場合、中国に対する追加関税の第2弾が発動されるのか?又は7/6の第1弾で一応トランプ大統領の面子も立ち、第2弾発動は無くなって米中歩み寄ると言う事になるのか?

第2弾も有るとの見方が大勢なら第1弾が発動された後も株式市場は一段安になる可能性が大です。しかし第2弾は無いとの見方が大勢なら、第1段発動で悪材料は出尽くし、その様な見方から株式市場も一旦大きく反発するかもしれません。そこは短期の投機筋の動きなども関係してきますので断定は出来ませんが、テクニカル的にもやや売られ過ぎ感が出ていますので、何らかのキッカケ1つで一旦大きく反発し易い一面は有ります。今週は週初に大きく下落して7/6に向けて日々弱気が強まると言う展開になりましたが、7/6に備えると言う意味の売り物は今日でほぼ一巡したと思います。後は7/6の結果を見て、新たな動きが出て来ます、もう一段売り込まれるのか?又は悪材料出尽くしで一旦買戻しが強まり大きく反発に転じるのか?又、かすかな希望では有りますが、ギリギリになって中国に対する追加関税発動は見送ると言う結果も無い訳では有りません。トランプ大統領にとってはサプライズな展開の方が注目も集め易いと言うメリットも有ります。

とにもかくにも先行きが読めないと言う状況が株式市場にとっては最も厄介な状況です。しかし良くも悪くも7/6には結果が明らかになります、良い結果になれば何も問題は有りませんが、悪い結果になったとしても、1~2ヶ月程度先を見据えるなら何も悲観する事は有りません。必要以上に売り込まれるような場面が有れば、安値買いを実行するのみです、株式市場が総悲観になった時は買い向かう、「人の行く裏に道あり花の山」と言う相場格言を実行するだけです。

 

 

 

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