週トレ短期売買(7月3日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

7/3(火)日経平均株価は▼26円の21785円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に小幅に上昇。アジア、欧州株が下落した流れを引き継いで昨夜の米国市場も売りが先行して安く始まりましたが、その後は押し目買いで切り返してプラス圏に浮上して終了。株価が切り返したキッカケはトランプ大統領の発言でした。現時点ではWTO(世界貿易機関)からの脱退などは考えていないとの趣旨の発言をしたと報じられ、一段と過激な保護貿易主義に傾斜するとの見方が後退。しかし一方ではテレビのインタビューで、自動車・同部品への追加関税を通商交渉の材料に使う方針も示しており、引き続き米通商政策を巡る懸念が続いている状況に大きな変化は有りません。

今夜の米国市場は短縮取引で明日の4日は独立記念日で休場、週末の7/6に中国製品への追加関税発動の期日を控えているだけに、薄商いが続きそうな相場環境は、株価乱高下への警戒も必要です。昨日の後場に大きく下落した日経平均ですが今日はさすがに自律反発の展開で日経平均も上昇してスタート。一時は21927円まで上値を伸ばしましたが、7/6を控えて積極的に買いが入るような状況でも無く、テクニカル的にも昨日の下落で200日移動平均線を下回っていますので、買戻しが一巡した後は再度売り直されてマイナス圏に沈むと言う展開です。後場に下げ幅を広げたものの、売り一巡後は買戻しが強まり下げ幅を縮小、乱高下をしましたが終って見れば26円安と小幅安。200日移動平均線を下回ると言う状況は簡潔に言えば、株式市場の先行きに対する強弱感が対立していると言う状況です。

なぜこのような状況になっているのかと言えば、それは米国の通商政策に対する警戒です。保護貿易主義は本気なのか?又は通商政策を交渉する上での1つの交渉材料なのか?その真意が7/6の中国製品に対する追加関税発動の有無で有る程度は判断出来ますので、今は株式市場も7/6の結果を待っている、その様な状況です。今週末に向けてトランプ大統領がどのような決断を下すのか?中国製品への追加関税発動なら株式市場はもう一段の下落は避けられません。しかし追加関税発動見送りとなれば株式市場は急反発、懸念後退で大きく上昇すると思います。依然状況は7/6の結果次第で不透明、もう暫くは我慢の局面と考えて、保有銘柄の値動きを日々見守るだけ、その様な投資スタンスで良いと思います。新規の買い出動も今は無理をせず、もう少し先行きが見通せるようになってから考えれば良いと思います。何もしないで見ているだけ、それが今は最善の投資スタンスです。

 

 

【当面の相場展望】

中国製品への追加関税発動の期日とされる7/6に向けて日々思惑が先行するような状況です。追加関税発動に備えて売り仕掛けの動きが日々強まる株式市場ですが、追加関税発動は見送りとなれば急反発が想定され、今はまさに投機的な強弱感がぶつかっている様な状況です。7/6に向けて引き続き神経質な展開が続きそうですが、ここは7/6の結果を待つと言うスタンスが現実的には最善の対応だと思います。

 

 

【明日の見通し】

米通商政策を巡る先行き不透明感に大きな変化は有りません、依然投機性の強い相場状況で日々上下どちらに振れてもおかしくは有りません。当面は7/6の中国製品への追加関税発動が有るのかどうか?が最大のポイントですが、7/6に向けて一旦買戻しが強まる局面も有ると思います。

 

 

【投資アドバイス】

昨日大きく下げた反動も有り、今日は買戻しが先行する展開で前場には一時21927円まで上昇。しかしそれも買戻しが中心で買戻しが一巡した後は再度売り直されて14時過ぎには21574円まで下落。引き続き7/6を控えて短期の投機筋が値動きを主導すると言う展開で不安定な乱高下が続きましたが、14時半頃からは買い戻しの動きが強まり急速に下げ幅を縮小、上下に振れる展開でしたが終って見れば26円安で小幅安。中国の上海総合指数も下げた後に切り返してプラス圏に浮上、円相場も111円台を回復するなど、周りを見ると日経平均だけが売り込まれていると言う感じもします。日経平均はこれまで欧米株に比べると下げ幅も小さかった分だけここに来て益出しの売りと言う動きが強まったのかもしれません。7/6の追加関税発動がどうなるのか?それを確認するまでは安心は出来ませんが、それでも今日の下げ渋りの動きを見る限り、一旦反発に転じそうなムードは有ります。

株式市場の軟調な展開も、米中貿易摩擦の激化が世界中に連鎖するのでは?との、不透明感が原因ですので、仮に追加関税発動が見送りとなり、米中歩み寄ると言う状況になれば、一気に不安は解消して株式市場は急反発します。しかしこれも希望的観測に過ぎず、現実的には7/6まであと数日状況の推移を待つしか有りません。その結果、実際に中国製品へ追加関税が発動されれば、当然中国も米国製品に追加関税を発動する事になります。これは最悪のケースで、貿易戦争への1歩を踏み出すと言う事になります。株式市場もこれを恐れている訳ですが、実際にどうなるかはトランプ大統領次第、常識的に考えれば米中けんかをしても何も利益は無く、寸前で踏み止まると考えるのが普通ですが、トランプ大統領には常識は通じません。しかしながら寸前で踏み止まり、追加関税は見送ると言う可能性も有る訳ですので、直近売り仕掛けをして来た投機筋も7/6が近づくに連れて、一旦買戻しを強めて来ると言う展開も考えられます。売り仕掛けで売り込んでも買戻しをしなければ利益にはなりません、又トランプ大統領が突然追加関税の発動は見送ると発言すれば売り方は踏み上げとなり大きな損失にもなりかねません。

その様な事を考えれば明日以降は一旦買戻しが強まると言う展開も有り得ると思います、しかしそれも予測に過ぎず、この先7/6までどのような展開になるのか?やはり不透明感は有ります。先行きが読みきれない時には無理に動かず、じっと我慢をして嵐が過ぎ去るのを待つと言うのも一つのリスク管理です。そして嵐が過ぎ去った後に、挽回の策を取れば良い事です、下手に動くと更に傷口を広げてしまうと言う事にもなりかねません。もう暫くは我慢の局面、7/6の結果を見極める、動くのはそれからでも遅くは有りません。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2018年10月
« 9月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
ページ上部へ戻る