週トレ短期売買(6月28日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

6/28(木)日経平均株価は▼1円の22270円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落、開始直後は上昇して上げ幅を広げたものの、買い戻しが一巡すると再度売り直されて下げ幅を広げると言う展開。中国企業による対米投資制限について、米財務相などが所管する既存の対米外国投資委員会を活用すると伝わり、これが強硬的な追加制裁を見送ったと受け取られて一時は株式市場も上げ幅を拡大。しかしその後クドロー米国家経済会議委員長がテレビで中国に対する姿勢について、やや強硬的な発言をした事から株式市場も売りで反応。最初は出て来た材料を好感して株価も上昇、しかしその後出て来た材料を嫌気して株価は下落、昨夜の米国市場も対中国を巡る動向に一喜一憂すると言う展開でした。

昨夜の米国株の下落を受けて本日の日本市場も売りが先行する展開で日経平均は一時22038円まで下げ幅を拡大。しかし円相場が110円台を回復すると日経平均も下げ幅を縮め一時はプラス圏に浮上。米中貿易戦争激化への懸念は引き続き有りますが、この先米中歩み寄る可能性も否定は出来ず、思惑だけで下値を売り込むような動きは今のところ限定的です。

簡単に言えば、米中対立がこの先一段と激しくなるなら投資スタンスは売り、しかし歩み寄りの動きが出て来れば投資スタンスは買い。この先米中情勢がどちらに振れるかによって株価の方向も上下に分かれます、その様な状況では先を見据えた投資も様子見となり、今株価が上下に振れているのは主に短期の投機筋の売買によるものです。米中通商交渉の結果がどこに落ち着くのか?その結果が明らかになるまでは、日計り売買が中心で、日々出て来る材料によって株価も上下に振れると言う展開が続きます。

ひと言で言えば今は何もしないで状況の推移を見守ると言うスタンスが最善となります。先々米中通商交渉の結果が明らかになれば、それからどう対応するかを考えて動いても遅くは有りません。遅くは無いどころか、逆にリスクが低下し安全度が高まり、先を見据えた投資もし易くなります。米中貿易戦争激化への警戒が強まり日米共に株式市場が軟調に推移しているにも関わらず、円相場が110円付近を維持している事は良い意味で予想外の驚きです。過度に円高が進まない中での株価下落にはさほど悲観的になる必要は無いと思います、暫くは米中通商交渉の行方を見守ると言う事になりますが、円相場が110円程度の水準を維持している限りは、先々日本企業の業績上方修正期待を高め、徐々に日経平均に上昇圧力が強まって行くと思います。日経平均に上昇基調が強まれば、個々の銘柄の多くも上昇に転じます、米中通商交渉の結果が明らかになるまではもう暫く軟調な相場が続きますが、先を見据えれば悲観的になる事は有りません、忍耐強く相場好転の時期を待つ、それが今取るべき最善の対応になると思います。

 

 

【当面の相場展望】

暫くは引き続き米国対世界各国の貿易戦争を巡る動向に一喜一憂しそうな感じです。行動が読み切れないトランプ政権、日々出て来るツイッター発言や保護貿易政策など、先行き不透明感が有る間は株式市場でも買い見送りムードが続きます。中国への追加関税発動期日である7/6に向けて神経質な展開が続きそうです。

 

 

【明日の見通し】

米通商政策を巡る先行き不透明感に大きな変化は有りません、依然投機性の強い相場状況で日々上下どちらに振れてもおかしくは有りません。暫くは米中貿易摩擦、米国と世界各国の貿易摩擦の行方を見守りながら、日々出て来る材料に反応すると言う展開が続きそうです。

 

 

【投資アドバイス】

今日の日本市場は昨夜の米国株が下落した流れを引き継いで売り先行で始まり日経平均も10時前には今日の安値となる22038円まで下げ幅を拡大。引き続き米中貿易戦争激化への警戒が優勢と言う展開が続いていますが、円相場は円安が進み110円台を回復。売り先行で始まった日経平均も円安進行を好感する格好で次第に下げ幅を縮め後場には一時プラス圏に浮上する場面も有りました。米中貿易戦争激化への警戒から上値を買い上がる様な動きは当然有りませんが、しかし下値を売り込むような悲観が強まるような動きも無く、ざっくりと言えば米中通商交渉の結果待ちと言う感じです。

昨夜米国で報道された、ハイテク企業への対米投資の規制に関しても、中国狙い撃ちではなく、全ての国が対象で有るとの発言も、水面下で行われている米中通商交渉への1つのシグナルのようなものだと思います。別の筋からは中国を意識した規制で有るとの発言も出て来ましたが、両方の意見が出てくる事自体が中国に対する揺さぶりのようなものです。追加関税発動の期限とされる7/6も近づき、水面下の米中通商交渉も大詰めを迎えているのでは無いかと思います。しかし言い換えれば大詰めを迎えているだけに激しい衝突も有る訳で、そう言う意味ではこの先数日は報道を通じて過激な発言などが出て来る可能性も有ります。

株式市場の現状としては、米中貿易戦争に関する何らかの材料が出て来れば、良い事にも悪い事にも敏感に反応し易く、株価も上下どちらにも大きく振れ易いと思います。良くも悪くも今は出て来る材料によっては株価も上下に振れ易い、その事はまだ頭に入れながら対応して行かなければなりません。

テクニカル面から見ると、日経平均は75・200日移動平均線に接近しており、良いキッカケが有れば上昇し易い状況では有ります。良いキッカケになるとすれば一段の円安が進む、又は米中通商交渉で歩み寄りの動きが見える、等だと思います。逆に悪いキッカケが有れば一時的には75・200日移動平均線を下回り下振れするような展開も有り得ます。悪いキッカケになるとすれば円高が進む、又は米中通商交渉が決裂し、貿易戦争への警戒が一段と強まる事だと思います。まだまだ株式市場を取り巻く状況には不透明要因が有り、株式投資をする上でも難しい対応が求められる投資環境ですが、短期的には厳しい状況が続いても、その先を見据えるなら弱気になる事は無いと思います。もう暫くは忍耐強く相場環境の好転を待つ、今はそれが現実的最善の対応だと思います。

 

 

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