週トレ短期売買(6月27日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

6/27(水)日経平均株価は▼70円の22271円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に小幅に反発。米中貿易戦争を巡る警戒は一旦小休止と言う感じですが、投資家の心理としては状況の推移を少し見守りたいと言う感じだと思います。昨夜は原油先物相場が上昇し、石油関連株が買われた事も指数の下支えとなりました。この先米中貿易戦争が一段と激化するのか?又は米中歩み寄りの動きが出て来るのか?米中通商政策を巡る交渉も水面下で行われていますので、好悪どちらの結果で有れ、ある日突然に出て来ると言う感じになるのではないかと思います。いわゆる先が見通せないと言う状況でもあり、又ある日突然結果が出て来ると言う感じでは、投資家心理としても、売り買いどちらかにポジションを傾ける事は出来ません。結果的に基本的には中立的なポジションを維持し、日々出て来る材料を見極めて売り買いに動くと言う感じにならざるを得ません。米中貿易戦争の行方が有る程度見えるまでは、日々不安定な相場環境が続く、その様に考えて対応して行くのが最善のスタンスになると思います。

米中貿易戦争の行方に関しては、専門家でも意見は割れていますが、当初から述べて来たように最終的には米中歩み寄ると言う結果になると考えています。米中共に本気で貿易戦争をしてもどちらにも利益は無いと言う事は解っています。しかしどちらも国内向けに弱気になる事は出来ず、表面的には強気を貫かざるを得ません。ざっくりと言えば、歩み寄るキッカケ待ちと言う状況だと思います、米中共に交渉の果実を得た、と言う状況を作り上げ、米中共に国内向けにアピール出来る落としどころを今賢明に協議をしていると言う状況だと思います。日本市場においても、米中貿易戦争激化への警戒で今は株式市場も弱含みの展開が続いていますが、最終的に米中歩み寄るなら行き過ぎた安値に対しては先を見据えて買い向かうと言う事になります。

又7月に入れば徐々に4-6月の第1四半期業績発表への関心も高まります。第1四半期の決算発表時にはまだ業績修正の発表は無いと思いますが、現在の円相場の水準を考えれば企業業績面への期待が高まるのではないかと思います。国内主要企業の今期の想定為替レートは1ドル105円程度が多く、今の円相場の水準を考えると、第2四半期中間決算時には上方修正が相次ぐと言う事も想定出来ます。中間決算に関してはまだ少し先の話では有りますが、110円前後で円相場が推移していれば株式市場には徐々に水準を切り上げて行く圧力が強まって行くと思います。現状ではまだ米中通商交渉に対して不透明感も有りますので、買いは急がず、もう暫くは状況の推移を見守ると言う対応が良いと思いますが、先行きに対しては過度に悲観する事は無いと思います。当面は相場環境の好転を待つ事が最優先、今は無用に動かず、もう暫くは保有銘柄の値動きを見守るだけと言うスタンスで良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

暫くは引き続き米国対世界各国の貿易戦争を巡る動向に一喜一憂しそうな感じです。行動が読み切れないトランプ政権、日々出て来るツイッター発言や保護貿易政策など、先行き不透明感が有る間は株式市場でも買い見送りムードが続きます。中国への追加関税発動期日である7/6に向けて神経質な展開が続きそうです。

 

 

【明日の見通し】

米通商政策を巡る先行き不透明感に大きな変化は有りません、依然投機性の強い相場状況で日々上下どちらに振れてもおかしくは有りません。暫くは米中貿易摩擦、米国と世界各国の貿易摩擦の行方を見守りながら、日々出て来る材料に反応すると言う展開が続きそうです。

 

 

【投資アドバイス】

米国の通商政策を巡る懸念が引き続き株式市場の重し。中国の上海総合指数は今日も下落、円相場も小幅に円高が進み109円80銭程度での推移、買い手掛かり材料は無く、ポジション解消売りに押されて日経平均は下落。しかし今日は6月の配当落ち分が30円程度有りますので実質的には40円安、様子見ムードの中で小口の売り物で下げたと言う展開で特に意味が有る展開でも有りません。当面は米通商政策を巡る動向に引き続き株式市場も注目すると言う状況が続きますが、目先の注目は7/6が期限の中国への追加関税発動が実行されるかどうかです。

米通商政策を巡る衝突は、中国だけでなく、EU、インド、カナダ、東南アジア、南米、そして日本も追加関税の対象であり、ざっくりと言えば米国と主な経済大国はほぼ全てが貿易を巡り衝突しています。トランプ政権の方針としては、これらの貿易不均衡がある国々に対して個別に交渉して不均衡を正して行くと言うスタンスです。米国にとっての最大のターゲットは、貿易額も貿易赤字の額も突出している中国、米国としては最大の問題を解決しない事には他の国と交渉しても余り大きな意味は無いと言う考えだと思います。そして米中貿易摩擦が解決しない限り、世界の貿易にとっても悪影響しかなく、例えば、米中通商交渉がある程度解決しないと新たな投資も進められないと言う問題も出て来ています。貿易のルールが変るなら、変ったルールを確認するまでは新規の投資は出来ない、企業にとっては当然の発想です。米中貿易摩擦の激化は、その他の関連する領域までも機能停止にしてしまいます、追加関税をかけるか?かけないか以前に、企業活動が停滞してしまう事の方が、世界経済への悪影響は大きくなります。今は米中両国が通商交渉を巡りチキンレースをしているような状況です、7/6までにはまだ時間が有りますので、もう暫くは不透明な状況が続き、株式市場も様子見ムードの中で状況の推移を見守ると言う感じになります。

株式投資をする上においても、今は無理に動かず、ただ様子を見るだけと言う対応が良いと思います。不透明な相場環境で、今後出て来る材料次第で上下どちらに株価が振れるかも解らず、その様な状況で無理に投資をする必要は無いと思います。又、ある日突然に米中歩み寄ると言う好材料が出て来る可能性も有りますので、持ち株もそのまま保有継続がベターな対応だと思います。米国対世界各国の貿易戦争が一段と激化すると言う最悪の可能性もゼロでは無いものの、仮にその様な状況になれば、その時はあらためて最善の対応を考えれば良いと思います。当面は水面下で行われている米中通商交渉の結果を待つ、その様な局面が続きます。

 

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