週トレ短期売買(6月21日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

6/21(水)日経平均株価は△137円の22693円で終了。昨夜の米国市場は、NYダウは開始直後には上昇して反発の動きも見せましたが、買戻しが一巡すると下げに転じて小幅安で終了、引き続き米中貿易摩擦激化への懸念が投資家心理の重石になっている感じです。一方ナスダック指数は上昇して反発、4日ぶりに過去最高値を更新するなど、米中貿易摩擦も悪影響する事無く、ダウ銘柄からの逃避資金を集めていると言う感じです。

又、パウエルFRB議長が、ポルトガルで開催されている経済フォーラムで、利上げ継続に積極的な姿勢を示した事もNYダウにはマイナスに。しかし米国市場も米中貿易摩擦激化に対する懸念は一旦織り込みは終わったと言う感じです。この先新たな材料が出て来れば再度織り込みの動きになりますが、この先出て来る米中貿易摩擦に関する材料が好悪どちらになるのか?悪材料ならもう一段の下落、好材料なら株価は急反発、上下どちらにも動く可能性も有りますので、決め付けて山を張ると言う事はしない方が良いと思います。

パウエルFRB議長が利上げに積極的な姿勢を示した事で今日は円安が進み110円60銭付近まで円安に振れています。日経平均も今日は前日終値付近で上下に振れると言う動きが10時半頃まで続いていましたが、その後円安進行と共に上昇に転じて一段高に。米中貿易摩擦激化への懸念と大阪で発生した大地震を受けて、昨日は一時22167円まで下げ幅を広げた日経平均でしたが、その後は急速に下げ渋り株価も急反発。しかしこの一連の流れの主原因はやはり円相場の動きだと思います、簡潔に言えば諸々悪材料は有りましたが、その悪材料を受けて円高が進んだ為に日経平均は下落し、円安に振れた事で反発。米中貿易摩擦激化への懸念と大阪で発生した大地震を理由に下げたと言うよりも、それを理由に円相場が振れた事によって日経平均も乱高下している、それがここ数日の本質です。

そう言う意味では、昨夜ポルトガルで開催された経済フォーラムで利上げに積極的な姿勢を示したパウエルFRB議長の発言は日本株には追い風になります。米国の中国製品への追加関税発動期限とされる7/6までまだ時間が有りますが、それまでに水面下が行われている米中通商交渉に何らかの歩み寄りが見られれば株式市場には大きな追い風になります。もう暫くは慎重に対応して行く方が良いと思いますが、先を見据えるなら過度に悲観する事は有りません。米中通商交渉もいずれ歩み寄る事になり、円相場も一段の円安が期待出来ます、引き続き先々相場環境が好転するのを待つと共に、保有銘柄の一段高を待ちたいと思います。新規の買いは暫くは無理をする事は無いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

急落した日経平均もほぼ元に戻り、米中貿易摩擦激化を警戒した過度な悲観も一旦は後退、しかし水面下で行われている米中通商交渉は依然不透明感有り、もう暫くは投機的な売買が強まり易い状況が続きます。いつ出て来るか解らないトランプ大統領の発言、トランプ発言に正面から対抗する中国、暫くは米中対立の落ち着きを待つと言うスタンスが最も安全。しかし最終的には米中歩み寄る可能性が高いとの見方は変わりません。

 

 

【明日の見通し】

明日も米中貿易摩擦関連の発言と円相場次第の展開。依然投機性の強い相場状況で上下どちらに振れてもおかしくは有りません。暫くは米中貿易摩擦の行方を見守りながら先を見据えての安値拾いが中心になり相場相場状況です。

 

 

【投資アドバイス】

今日は10時半頃までは昨日終値を挟んでもみ合う展開が続きましたが、その後一段と円安が進むと日経平均も上昇に転じて一時22782円まで上げ幅を拡大。新規の買いと言うより直近の売りの買戻しが中心と言う感じですが、3月期末の配当金の支払いが急増した昨日から株式市場の状況は好転しており、今後も受け取った配当金の再投資が期待出来るのは株式市場には追い風になります。東証1部銘柄だけで6月に配当金を支払う企業数は約1390社有り、配当金の総額は過去最高額の5兆5000億円程度有ると見られています。配当金の再投資を先回りするような買いも入ると思いますので、明日以降案外底堅く推移する可能性も有りますが、それでももう暫くは米中貿易摩擦の激化を警戒して引き続き慎重に対応する方が良いと思います。

今日は日経平均は上昇しましたが、東証1部騰落数は値上がりが713銘柄に対して値下がりは1303銘柄で、一部の銘柄が買われた事で日経平均も上昇しています。ざっくりと言えばファーストリテイリングやソフトバンクGなど一部の値ガサ株が買われて指数を押し上げた、この2銘柄で日経平均を約85円程度押し上げています。加えて先物主導の買い戻しも加わり、日経平均は上昇したものの、中身を見れば下げている銘柄が多い、それが今日の日本市場の本質です。

相場の中身を見る限りでは、米中貿易摩擦激化に対する懸念を織り込んだとは言えない株式市場です。一部の値ガサ株や先物主導の買いで日経平均は良く見えても、全体的に見ればまだまだ警戒は必要と言う感じの相場状況です。過度に心配する必要は有りませんが、昨日と今日の日経平均の上昇だけを見て危機は通過したと考えるのも問題有りです。円相場の値動きに連動して日経平均も上下に振れていると言う一面も有り、その円相場も今はまだ不安定な状況です。再度円高に振れると言う事も今はまだ頭に入れながら対応して行く方が賢明だと思います。

日経平均が6/12高値の23011円を超えて行けばテクニカル的には強気転換で株式市場のムードも一気に好転します。しかし超えない限りは22000円台で上げ下げを繰り返すような展開が続く可能性が高く、反発が一巡すれば再度下げに転じる可能性が大となります。日々蓋を開けるまで上下どちらに振れるかわからないと言う相場ですのもう暫くは様子見スタンスでの対応が良いと思います。

 

 

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