リアルタイムサービス(6月21日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は178円高の22734円で前場を終了。昨夜の米国市場は、NYダウは開始直後には上昇して反発の動きも見せましたが、買戻しが一巡すると下げに転じて小幅安で終了、引き続き米中貿易摩擦激化への懸念が投資家心理の重石になっている感じです。一方ナスダック指数は上昇して反発、4日ぶりに過去最高値を更新するなど、米中貿易摩擦も悪影響する事無く、ダウ銘柄からの逃避資金を集めていると言う感じです。又、パウエルFRB議長が、ポルトガルで開催されている経済フォーラムで、利上げ継続に積極的な姿勢を示した事もNYダウにはマイナスに。しかし米国市場も米中貿易摩擦激化に対する懸念は一旦織り込みは終わったと言う感じです。この先新たな材料が出て来れば再度織り込みの動きになりますが、この先出て来る米中貿易摩擦に関する材料が好悪どちらになるのか?悪材料ならもう一段の下落、好材料なら株価は急反発、上下どちらにも動く可能性も有りますので、決め付けて山を張ると言う事はしない方が良いと思います。パウエルFRB議長が利上げに積極的な姿勢を示した事で今日は円安が進み110円50銭付近まで円安に振れています。日経平均も今日は前日終値付近で上下に振れると言う動きが10時半頃まで続いていましたが、その後円安進行と共に上昇に転じて一段高に。米中貿易摩擦激化への懸念と大阪で発生した大地震を受けて、昨日は一時22167円まで下げ幅を広げた日経平均でしたが、その後は急速に下げ渋り株価も急反発。しかしこの一連の流れの主原因はやはり円相場の動きだと思います、簡潔に言えば諸々悪材料は有りましたが、その悪材料を受けて円高が進んだ為に日経平均は下落し、円安に振れた事で反発。米中貿易摩擦激化への懸念と大阪で発生した大地震を理由に下げたと言うよりも、それを理由に円相場が振れた事によって日経平均も乱高下している、それがここ数日の本質です。そういう意味では、昨夜ポルトガルで開催された経済フォーラムで利上げに積極的な姿勢を示したパウエルFRB議長の発言は日本株には追い風になります。米国の中国製品への追加関税発動期限とされる7/6までまだ時間が有りますが、それまでに水面下が行われている米中通商交渉に何らかの歩み寄りが見られれば株式市場には大きな追い風になります。もう暫くは慎重に対応して行く方が良いと思いますが、先を見据えるなら過度に悲観する事は有りません。米中通商交渉もいずれ歩み寄る事になり、円相場も一段の円安が期待出来ます、引き続き先々相場環境が好転するのを待つと共に、保有銘柄の一段高を待ちたいと思います。新規の買いは暫くは無理をする事は無いと思います。

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