週トレ短期売買(6月20日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

6/20(水)日経平均株価は△276円の22555円で終了。昨夜の米国市場はNYダウは6日続落、ナスダック指数も下落して反落、米中貿易摩擦激化への懸念が強まり売りが優勢になると言う展開。昨日も述べましたがトランプ大統領が2000億ドル分の中国製品に10%の関税を課す事を検討するよう米通商代表部に指示。この指示が出たのは米国市場が終わってからですので、前日の米国市場はまだ織り込んでおらず、昨夜その悪材料を織り込んだと言う状況です。

昨夜のNYダウは寄り付きから大きく下落しましたがその後は下げ渋り下げ幅を縮めて終了、一旦悪材料は織り込み、今後は米中通商交渉の推移を見守ると言う感じです。昨日は大きく円高が進んだ円相場でしたが、今日は110円台を回復するなど円高も一服。しかし昨夜の米国株が下落し、米中貿易摩擦激化への懸念が高まっている状況ですので、前場は引き続き軟調な展開になりました。しかし後場に入ると円安に振れて中国株も上昇に転じ、日経平均も買い戻しが強まり上げ幅を拡大。行き過ぎた悲観が一旦巻き戻しの局面を迎えたと言う感じの展開でした。

株式市場の現状としては、米中貿易摩擦が予想以上に激しくなっており、これまでは最後は歩み寄るとの見方が多数派でしたが少し不安が高まっていると言う状況です。その様な状況を利用して投機筋が売り仕掛けを行い、下げるから売りが出て来る、売るから下がる、と言う感じで悪循環の連鎖と言う感じです。短期的には目ぼしい買い材料も有りませんので買いは見送りになりやすく、米中貿易摩擦激化への懸念が強まっていますのでポジション解消売りが出易い。その様な状況ですので株価も下がり易いと言う状況では有りますが、少し先を見据えれば、直近下げる前の株価水準に戻っている、その様な銘柄が多く出て来ると思います。先行き不透明感が強まり、悲観ムードが強まった時には、必要以上に下げるのが株価です、日経平均も個々の銘柄も基本的には需給で株価は動きますので、売りが多く買いが少なければ必要以上に下げる場面も有ります。

しかしながらその様な状況の多くは売られ過ぎで下げ過ぎと言える様な状況、暫くは耐え忍ばなければなりませんが、耐え忍んだその先には株価反発局面は必ず訪れるものです。当面は米中通商交渉の動向次第にはなりますが、この先米中貿易摩擦が一段と激化して、世界経済に大きな悪影響が出るような事は無いと考えています。米国よりも中国の方が、経済の急激な悪化は国内の混乱、暴動に繋がり易く、共産党の存続問題にもなりかねません。結論を言えばいずれ中国が歩み寄る、その様な展開になって行くと思います。もう暫くは株式市場も不安定な展開が続きそうですが、ここはこらえて耐え忍び、先々米中状況が好転して、株価反発局面が来るのをじっくりと待つと言うスタンスが現実的最善の対応だと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易摩擦が激化している感じで、暫くは投機的な売買が強まり易い状況になりつつあります。いつ出て来るか解らないトランプ大統領の発言、トランプ発言に正面から対抗する中国、暫くは米中対立の落ち着きを待つと言うスタンスが最も安全。しかし最終的には米中歩み寄る可能性が高いとの見方は変わりません。

 

 

【明日の見通し】

今日は反発した日経平均ですが、米中貿易摩擦問題が解決する方向が見えない限りは引き続き不安定な値動きが続きそうです。明日の日本市場も今後出て来る米中貿易摩擦がらみの発言次第、上下どちらに振れてもおかしくは有りません。暫くは投機性の強い展開になりそうです。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株が米中貿易摩擦の激化を嫌気して下落した流れを引き継ぎ今日の日経平均も前場には一時22167円まで下げ幅を拡大。しかしその後円安が進み、中国株が反発に転じると、日経平均も上昇に転じて後場には一段高に。特に新たな好材料が有った訳では有りませんが、行き過ぎた悲観に一旦巻き戻しの動きが出たと言う感じです。今は米中貿易摩擦激化への懸念が高まってはいますが、この先いつトランプ大統領から貿易摩擦は解消したなど、突然中国に歩み寄るような発言が出て来るかも知れず、先が読み切れない状況では深追いもしづらいと言う感じではないかと思います。簡潔に言えば過度に売り込んでしまうと、この先米中歩み寄りの動きが出てきた時に踏み上げとなって大きな損失になります。今は売りでも小刻みに買戻しを進めながら売る、売り方としてもその様な対応が現実的最善と考えていると言う感じです。

今日の後場の上げ幅拡大も、日銀のETF買いに加えて短期のリバウンド狙いの買いと直前まで売り込んでいた投資家の買戻しによる上昇です。このまますんなりと一段高になってくれればそれに越した事は有りませんが、現実はそう簡単には行かず、明日以降も引き続き米中貿易摩擦問題と円相場を睨みながら強弱感の対立する展開が続くと思います。強弱感が対立する展開とは、今日のように上昇する日も有れば昨日のように大きく下落する日もある、不安定に乱高下をするような状況を強弱感が対立する状況と言います。

日本市場の現状をテクニカル的に見てみると、25日移動平均線は22600円付近に位置しており、日経平均の本日終値は25日移動平均線を下回っています。下値では22000円前後に75・200日移動平均線が位置しており、当面は22000円付近が下値支持帯になりますので、円相場に大きな変動がない限りは、ざっくりと言えば22600円~22000円のゾーンが日経平均の値動きの主戦場と言う感じです。明日仮に25日移動平均線を突破して一段高になるような展開になれば、テクニカル面からは明るさが増しますが、米中貿易摩擦問題の解決が無い限りは上昇しても一時的な事と考えて対応する方が良いと思います。

日経平均に関しては、当面は米中貿易摩擦問題の解決を待つ、再度上値にチャレンジするのもその後になると思います。その間は、市場環境が落ち着いて来れば、新興市場のテーマ株や材料株への個別物色が強まっても良いと思いますが、その為には何かキッカケが不可欠です。物色の柱になるようなテーマ性や材料が出て来れば理想的ですが、それもなかなか期待通りには出て来ません。やはり本格的な反騰場面を迎えるには貿易摩擦解消の為に米中歩み寄ると言う現実が不可欠になります。もう暫くは我慢の局面と考え、保有している銘柄に関しても、先々の上昇を待つと言うスタンスで対応したいと思います。

 

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