リアルタイムサービス(6月19日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は401円安の22278円で終了。今日は11時前までは100円程度安で推移していた日経平均株価でしたが、その後一段と円高が進み、中国株が下げ幅を広げた事で日経平均も下げ幅を拡大。米中貿易摩擦の激化に対する警戒があらためて強まったと言う展開でした。まずは米国が中国に対して追加関税を表明、これに対して中国も同規模の報復関税を実施。そして今朝、トランプ大統領が新たに2000億ドル規模の中国製品に対して10%の追加関税を課す事を表明。これに対して中国も「質的かつ量的な」措置を講じるとの声明を出しています。米中貿易摩擦を巡る状況が激しさを増しており、今日の株式市場もさすがにリスク回避の動きが強まりました。現時点では口先だけの表明ですが、水面下で行われている米中通商交渉での対立が激しくなっているのでは?ないかと思います。米中担当者による水面下での通商交渉が、激しくぶつかり、その交渉を有利に進めたいが為の口先での脅しあい、その様な状況です。最終的には米中歩み寄ると思いますが、交渉も本気度を見せなければ相手も折れる事は有りません。言わばギリギリまでチキンレースのような状況が続くのではないかと思います。そして最後は米中歩み寄り、追加関税は当面見送ると言う事になるのではないかと思います。今後の相場展開に関しては、トランプ大統領のいつ出て来るか解らない発言や米中通商交渉に関する動向、そして円相場など、幾つかの要素を睨みながら強弱感が対立するような展開になります。仮に米中歩み寄りのニュースが出て来れば株式市場は急反発と言う事になりますが、更に米中激しく対立するようなニュースが出て来れば株式市場ももう一段大きく下げる事になります。ざっくりと言えば短期的には投機的な動きが強まり易い相場状況だと思います。しかしトランプ大統領の目的が秋の中間選挙に向けてのパフォーマンスで有る事は周知の事実です、中国への強硬姿勢が米経済に悪影響を与えるような状況は望んではいないと思います。しかし弱腰になる事も出来ず、振り上げたこぶしをどのように上手く下ろすか?トランプ大統領もその様な落としどころを考えながらけんかをしている、そんな感じではないかと思います。日本市場の現状をテクニカル面から見てみると、25日移動平均線を大きく下回り、次に意識される下値目処は22000円前後になります。今日は円高が大きく進み為替市場では明らかにリスク回避の円買いの動きが強まっています。現時点では流れは下向き、もう一段安を想定して対応しなければなりませんが、少し先を見据えれば悲観売りが一巡した後には反発に転じる局面が来ます。暫くは我慢の局面になりますが、先を見据えるなら過度に悲観する事は無いと思います。暫くは米中対立の状況の推移を見守ると言う待ちのスタンスでの対応が良いと思います。

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