週トレ短期売買(6月19日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

6/19(火)日経平均株価は▼401円の22278円で終了。昨夜の米国市場はNYダウは下落して5日続落となりましたが、ナスダック指数は小幅高で反発、米中貿易摩擦激化への懸念でNYダウは弱含みですが、ハイテク株が多いナスダック指数は底堅く堅調。しかし今朝、トランプ大統領が新たに2000億ドル規模の中国製品に対して10%の追加関税を課す事を検討するよう指示したと表明、それに対して中国も質的かつ量的措置で対抗すると表明、今夜の米国市場の反応に注目が集まります。

米中貿易摩擦激化への警戒が強まり今日の日本市場は売りが先行する展開で大きく下落、今日の下げの原因はやはり円高進行、米中貿易摩擦激化への警戒も当然ありますが、それ以上に日本株にとっては円高進行が売りに直結し易い要因です。しかし前向きな材料も有り、その1つは昨日の朝早く起きた大阪地震の被害状況が、結果としては警戒したほどの大きな被害は無かったようですので、その点は日本経済にとっても安心材料です。

更に今日はフリマアプリのメルカリが新規上場をしましたが、公開価格の3000円を大きく上回る5000円で初値を付けて一時はストップ高の6000円まで上昇。その後は上げ幅を縮めて5300円で終りましたが順調なスタートを切り、新興市場銘柄などに好影響を及ぼす可能性も有ると思います。米中貿易摩擦、円高と言う相場環境では、内需系の新興市場銘柄などに物色資金が避難的に流れると言う展開も期待出来ます。

米中貿易摩擦に関しての材料としては、トランプ大統領が突然発信すると言う感じですので予測はし難いですが、その不透明さが株式市場にとっては最も厄介な事です。先行きが読めないと言う事を株式市場は最も嫌がります、悪い事でも先が見えれば悪材料も織り込み、その先を見据えて動くのが株式市場です。しかし今は先行きが読めないと言う状況ですのでもう暫くは全体としては手掛け難い投資環境が続く事にならざるをえません。しかしながらこれまでにもトランプ大統領には振り回されて来た株式市場です、そして本質的には政治よりも実体経済重視で展開して来たのも株式市場です。米経済の現状は引き続き良好、米中貿易摩擦も最終的には歩み寄る可能性の方が高いと思います。まだ数日は米中貿易摩擦激化への警戒が続くと思いますが、その先を見据えるなら悲観する事は無いと思います。しかし今は積極的に動く局面では有りません、当面は保有銘柄の値動きを見守りながら、相場環境の好転を待つと言うスタンスが最善だと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易摩擦が激化している感じで、暫くは投機的な売買が強まり易い状況になりつつあります。いつ出て来るか解らないトランプ大統領の発言、トランプ発言に正面から対抗する中国、暫くは米中対立の落ち着きを待つと言うスタンスが最も安全。しかし最終的には米中歩み寄る可能性が高いとの見方は変わりません。

 

 

【明日の見通し】

今朝トランプ大統領が新たな追加関税方針を表明、中国株が大きく下落し、リスク回避の円高が進み、日経平均も大きく下落。明日の日本市場も今後出て来る米中貿易摩擦がらみの発言次第、上下どちらに振れてもおかしくは有りません。暫くは投機性の強い展開になりそうです。

 

 

【投資アドバイス】

今日は11時前までは100円程度安で推移していた日経平均株価でしたが、その後一段と円高が進み、中国株が下げ幅を広げた事で日経平均も下げ幅を拡大。米中貿易摩擦の激化に対する警戒があらためて強まったと言う展開でした。まずは米国が中国に対して追加関税を表明、これに対して中国も同規模の報復関税を実施。そして今朝、トランプ大統領が新たに2000億ドル規模の中国製品に対して10%の追加関税を課す事を検討と表明。これに対して中国も「質的かつ量的な」措置を講じるとの声明を出しています。米中貿易摩擦を巡る状況が激しさを増しており、今日の株式市場もさすがにリスク回避の動きが強まりました。現時点では口先だけの表明ですが、水面下で行われている米中通商交渉での対立が激しくなっているのでは?ないかと思います。米中担当者による水面下での通商交渉が、激しくぶつかり、その交渉を有利に進めたいが為の口先での脅しあい、その様な状況です。

最終的には米中歩み寄ると思いますが、交渉も本気度を見せなければ相手も折れる事は有りません。言わばギリギリまでチキンレースのような状況が続くのではないかと思います。そして最後は米中歩み寄り、追加関税は当面見送ると言う事になるのではないかと思います。今後の相場展開に関しては、トランプ大統領のいつ出て来るか解らない発言や米中通商交渉に関する動向、そして円相場など、幾つかの要素を睨みながら強弱感が対立するような展開になります。仮に米中歩み寄りのニュースが出て来れば株式市場は急反発と言う事になりますが、更に米中激しく対立するようなニュースが出て来れば株式市場ももう一段大きく下げる事になります。

ざっくりと言えば短期的には投機的な動きが強まり易い相場状況だと思います。しかしトランプ大統領の目的が秋の中間選挙に向けてのパフォーマンスで有る事は周知の事実です、中国への強硬姿勢が米経済に悪影響を与えるような状況は望んではいないと思います。しかし弱腰になる事も出来ず、振り上げたこぶしをどのように上手く下ろすか?トランプ大統領もその様な落としどころを考えながらけんかをしている、そんな感じではないかと思います。日本市場の現状をテクニカル面から見てみると、25日移動平均線を大きく下回り、次に意識される下値目処は22000円前後になります。

今日は円高が大きく進み為替市場では明らかにリスク回避の円買いの動きが強まっています。現時点では日経平均の流れは下向き、もう一段安を想定して対応しなければなりませんが、少し先を見据えれば悲観売りが一巡した後には反発に転じる局面が来ます。暫くは我慢の局面になりますが、先を見据えるなら過度に悲観する事は無いと思います。暫くは米中対立の状況の推移を見守ると言う待ちのスタンスでの対応が良いと思います。

 

 

 

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