リアルタイムサービス(6月18日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は171円安の22680円で終了。今日の日本市場は2つの警戒材料を受けて日経平均は反落。まずは先週末に米国が中国からの輸入品に対して追加関税を課す事を決定し、米中貿易摩擦激化への警戒が強まり、売り材料になりました。もう1つは今朝大阪を中心に大きな地震が発生、まだ被害の全容が明らかではなく、大手企業の工場などの被害もまだ明らかでは有りません。被害が出ていれば生産活動にも支障をきたして業績下方修正の懸念も出て来ます。1995年の阪神淡路大震災ほどには被害は無いようですが、ある程度被害の全容が明らかになるまでは様子見ムードが強まり易いと思います。ざっくりと言えば今日の日本市場は、米中貿易摩擦激化への警戒と大阪地震の被害拡大への警戒が、一旦ポジション解消売りに繋がったと言う感じです。しかし米中貿易摩擦への懸念と大阪地震の被害への懸念としては今日は日経平均の下げ幅も限定的で、投資家心理は落ち着いている様に感じます。地震がらみで特需が期待出来るような銘柄には買いが集り株価も上昇している銘柄も有りますが、多くの銘柄は一旦様子を見たいとの発想からポジション解消売りに押されています。又明日はメルカリの上場日ですので、メルカリを買いたい投資家などは、今日は保有銘柄を売却し、資金を確保すると言う行動に出ます。中国への追加関税発動、大阪地震と言う悪材料も有りましたので、保有株を売却してメルカリの上場に備えると言う動きも強まったかもしれません。大地震が発生すると被害状況次第では復興特需が発生するとの見方から前向きに考える時期も昔は有りましたが、東日本大震災からは、数日後に原発事故があった事も有り、大きな地震が発生すればまずは持ち株を売ると言う行動が定着しています。しかし今回の大阪地震では、今のところは大きな被害は確認出来ておらず、原発に関しても問題は無かったようですので、過度に警戒する必要は無いと思います。明日の朝になればほぼ被害状況も明らかになり、特に大きな問題は無いとわかれば、今日は売られた銘柄なども反発に転じると思います。加えて円相場にも大きな変動は無く、110円50銭付近で推移しており、株式市場は下がりましたが、全体的に見れば株式市場も為替市場も落ち着いた展開だったと思います。ざっくりと言えばパニック的な売りは無く、冷静な対応の中で、適度なポジション解消売りが出て、買いは一旦様子見、しかし安値を拾うような動きは有りますので、総合的に見て、米中貿易摩擦への懸念も大阪地震も過度に悲観的になる必要は無い、その様に考えています。しかし米中貿易摩擦も大阪地震もまだ不確定要素が多く、楽観して良いと言う状況でも有りません。数日は様子を見ると言う対応が最善と言う感じです、過度に悲観せず、しかし楽観もせず、数日は状況の推移を見守りたい、それが今の正直な気持ちです。

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