- Home
- 2. テクニカルワールド
- 出島テクニカルワールド(6月14日推奨銘柄 )
出島テクニカルワールド(6月14日推奨銘柄 )
- 2018/6/14
- 2. テクニカルワールド

↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
6/14(木)日経平均株価は▼227円の22738円で終了。米FOMCは想定内の結果、今日の日経平均の下落の理由は、トランプ政権が中国からの輸入品に15日から追加関税を発動する方針と報じられた事だと思います。報道ですので事実かどうかは何とも言えませんが、イベントも通過し、新たな不透明要因が浮上しましたので一旦ポジション解消売りが出たと言う感じだと思います。投資スタンスとしては引き続き銘柄重視で、好業績、下値不安の少ない銘柄で上昇の可能性を持つような銘柄を中心に買いを考えるのがベターと言う投資環境に変わりは有りません。
【銘柄情報】【本日終値769円】
(東1)フジクラ(5803) 非鉄金属 100株
電線御三家でフレキシブルプリント基板では世界トップクラスの同社ですが、光ファイバー軸に情報通信関連が好調に推移し、車載部品も生産拠点の改善が効果、スマホ向けフレキシブルプリント基板、コネクターも好調持続で2019年3月期業績見通しも6期連続の増益、加えて13期ぶりに過去最高益を更新する見通しです。1株利益は72円、同社1株純資産は804円、1月には1184円まで上昇した同社株もその後の下落で本日終値は769円、PER・PBR的に見ても割安感の有る水準になっています。業績好調に加えて5G関連の材料性を考えれば先を見据えて安値買いを狙う局面だと思います。テクニカル的には730円~700円付近が目先の下値支持帯になりますので、まずは730円台で買いを狙い、仮にもう一段の安値が有れば700円台で買い増しを実行したいと思います。同社株は100株単位で買えますので、少しずつ安値が有れば買い下がり、先々の反発を待つと言う投資が良いと思います。当面は5月高値水準の850円付近が上値目処になりますので利食い目処は850円接近時、但し4/10安値677円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
|
|
電線御三家の一角。独立系。フレキシブルプリント基板(FPC)で世界有数。不動産収益厚い。FPC堅調。ただ光部品は北米減速、車載部品も東欧生産減響く。19年3月期は光ファイバー軸に情報通信関連が伸長。車載部品も東欧生産拠点効率化で復調。FPC横ばいでも営業増益続く。 |

|