週トレ短期売買(6月14日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

6/14(木)日経平均株価は▼227円の22738円で終了。昨夜の米国市場は、NYダウは119ドル安と少し大きく下落しましたが、ナスダック指数は8P安と小幅安。NYダウは前日比変らず水準での膠着した展開が続いた後、大引け前に下げ幅を広げると言う展開でした。ナスダック指数はプラス圏で推移していましたが大引け前にマイナス圏に沈むと言う展開で、NYダウ、ナスダック指数共に上昇が続いた後だけに一旦目先の利食いが強まると言う展開になりました。売り材料としては、トランプ政権が中国からの輸入品に早ければ15日に追加関税を発動するとの報道が出た事です。

中国での売り上げ比率が大きい銘柄はNYダウに多く、昨夜のNYダウの下げが大きくなった原因もここに有ります。加えて注目された米FOMCの結果は、追加利上げが決定され、今年の利上げもあと2回、合計4回の利上げとなる公算が大きくなり、利上げに前向きなタカ派的な結果になりました。しかし今回の米FOMCの結果はほぼ想定内であり、米国市場にもさほど悪影響は無いと思います。利上げよりも米中貿易戦争への警戒が強く、当面は中国との通商交渉の推移に米株式市場も敏感になりそうです。日本市場にとっては今回の米FOMCの結果はベストシナリオだと思います。

今日は米中貿易戦争への懸念から日経平均も下落していますが、円安基調が続く見通しが強くなりましたので、日経平均の下げも一時的、一過性のものだと思います。ざっくりと言えば円相場に先安感が強まりましたので日経平均も日々の上げ下げは有れども先高の展開が期待出来る、その様な見方になります。今日は日経平均が下落した流れで、テーマ株や材料株など個々の銘柄の多くも下落する銘柄が目立ちますが、下げ幅は限定的で、短期筋の目先の利食いが出ているだけの事。先を見据えれば心配する必要は無く、保有銘柄に関しては引き続き保有継続で上昇を待つと言う対応で良いと思います。

当面は15日に中国からの輸入品に追加関税を発動するのかどうか?それを確認する為に株式市場も様子見ムードが強くなると思います。発動する可能性があるので買えず、発動されない可能性も有るので売れず、売り買いどちらも動き難く、おのずと売買見送りムードが強くなると思います。発動見送りなら株価は好感して急反発、発動されれば警戒が強まり株価は一段安、しかし最終的には米中歩み寄ると思いますので、一段安が有れば安値買いを狙いたいと思います。15日は金曜日で週末です、今週は新規の売買は見送り、15日の結果を確認してから来週以降に新規の買いを考えると言うのがリスクの少ない対応になると思います。

 

 

【当面の相場展望】

15日に中国に追加関税を発動するのかどうか?短期的にはそれによって株式市場の動向も決まります。しかし最終的には米中歩み寄り、妥当なところに落ち着くと思いますので、仮に一時的に悲観が強まるような展開があれば安値買いのチャンスだと思います。当面は米中通商交渉に再度注目が高まりそうです。

 

 

【明日の見通し】

中国への追加関税発動の有無を見極めたいとのムードが強まります。買いは見送りムードとなり、ポジション解消売りが出易い、円相場に大きな変動が無ければ明日も下がり易いと思います。しかし円安に振れれば反発も十分に有り得ます。

 

 

【投資アドバイス】

今日は売り先行で安く始まり、その後一旦上昇に転じて下げ幅を縮小、しかし後場に円高が進むと再度下げ幅を広げて今日の安値引けで終了。今日の下げの原因としてはやはり米中貿易摩擦への懸念が再度高まった事だと思います。15日から中国からの輸入品に追加関税を発動するとの報道が有り、株式市場も警戒を強める展開になりましたが、トランプ政権から正式な発表は無く、今後の動向を見守りたいと思います。

今夜はECB理事会も有り、今日から明日まで日銀金融政策決定会合も有りますので、イベントの結果を確認するまではどうしても買い見送りムードが強まります。同時に一旦ポジションを解消しておこうと言う投資家心理も強まりますので、その様なタイミングで中国への追加関税発動と言う材料が出て来れば、株価下落も致し方有りません。叉米国の追加利上げを受けて東南アジアなどの新興国の株価が軒並み下落した事も日本市場のムードを悪化させたと思います。

米国の金利が上昇すると、資金の流れが新興国から米国へと向かい、その結果新興国の通貨は売られ、通貨安阻止の為に利上げが行われる、それは経済にとってはマイナス、株価も下落する、これまでにも常にその様な連鎖が起きています。叉多くの新興国では企業の借入はドルが多く、ドル金利上昇と自国通貨安で負担が急増して業績を圧迫すると言うのもいつもの事です。アジア通貨危機もこのような連鎖から起きた訳ですが、しかし今は当時と比べて新興国のドルの蓄えが豊富に有り、各国の外貨準備高も十二分に有りますので、多少の米金利上昇、資金逃避が起きてもさほど悪影響は出ないと思います。警戒材料を探せば幾つでもある、それが今の世界情勢ですが、逆に期待材料を探せばそれもそこそこ有ると言うのが今の株式市場を取り巻く環境です。株式市場が良い材料と悪い材料のどちらを重視するかで株価の値動きも真逆になります。

日々出て来る材料次第で重視する方向も変化しますが、日経平均に関しては円相場が全てです。今日は円高に振れていますが、テクニカル的には依然流れは円安方向です、上げ下げを繰り返しながら円安基調が続いている、それが円相場の今のトレンドです。叉日経平均も今日は反落しましたが10・25日移動平均線を上回っており、テクニカル判断では上昇トレンドの中での一時的な調整安になります。テクニカル判断も絶対では有りませんが、1つの物差しとしては機能しますので、今日の円高・株安も一過性の調整のようなものだと思います。中国への追加関税発動日とされている15日までは弱含みの相場になるかもしれませんが、目先の値動きに一喜一憂せず、先を見据えた投資なら余り気にする必要は無いと思います。当面は保有銘柄の値動きを見守りながら、買いチャンスが有れば買いを考える、引き続きその様なスタンスで何ら問題は有りません。

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2018年10月
« 9月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
ページ上部へ戻る