リアルタイムサービス(6月14日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は227円安の22738円で終了。今日は売り先行で安く始まり、その後一旦上昇に転じて下げ幅を縮小、しかし後場に円高が進むと再度下げ幅を広げて今日の安値引けで終了。今日の下げの原因としてはやはり米中貿易摩擦への懸念が再度高まった事だと思います。15日から中国からの輸入品に追加関税を発動するとの報道が有り、株式市場も警戒を強める展開になりましたが、トランプ政権から正式な発表は無く、今後の動向を見守りたいと思います。今夜はECB理事会も有り、今日から明日まで日銀金融政策決定会合も有りますので、イベントの結果を確認するまではどうしても買い見送りムードが強まります。同時に一旦ポジションを解消しておこうと言う投資家心理も強まりますので、その様なタイミングで中国への追加関税発動と言う材料が出て来れば、株価下落も致し方有りません。叉米国の追加利上げを受けて東南アジアなどの新興国の株価が軒並み下落した事も日本市場のムードを悪化させたと思います。米国の金利が上昇すると、資金の流れが新興国から米国へと向かい、その結果新興国の通貨は売られ、通貨安阻止の為に利上げが行われる、それは経済にとってはマイナス、株価も下落する、これまでにも常にその様な連鎖が起きています。叉多くの新興国では企業の借入はドルが多く、ドル金利上昇と自国通貨安で負担が急増して業績を圧迫すると言うのもいつもの事です。アジア通貨危機もこのような連鎖から起きた訳ですが、しかし今は当時と比べて新興国のドルの蓄えが豊富に有り、各国の外貨準備高も十二分に有りますので、多少の米金利上昇、資金逃避が起きてもさほど悪影響は出ないと思います。警戒材料を探せば幾つでもある、それが今の世界情勢ですが、逆に期待材料を探せばそれもそこそこ有ると言うのが今の株式市場を取り巻く環境です。株式市場が良い材料と悪い材料のどちらを重視するかで株価の値動きも真逆になります。日々出て来る材料次第で重視する方向も変化しますが、日経平均に関しては円相場が全てです。今日は円高に振れていますが、テクニカル的には依然流れは円安方向です、上げ下げを繰り返しながら円安基調が続いている、それが円相場の今のトレンドです。叉日経平均も今日は反落しましたが10・25日移動平均線を上回っており、テクニカル判断では上昇トレンドの中での一時的な調整安になります。テクニカル判断も絶対では有りませんが、1つの物差しとしては機能しますので、今日の円高・株安も一過性の調整のようなものだと思います。中国への追加関税発動日とされている15日までは弱含みの相場になるかもしれませんが、目先の値動きに一喜一憂せず、先を見据えた投資なら余り気にする必要は無いと思います。当面は保有銘柄の値動きを見守りながら、買いチャンスが有れば買いを考える、引き続きその様なスタンスで何ら問題は有りません。

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