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出島テクニカルワールド(6月11日推奨銘柄 )
- 2018/6/11
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
6/11(月)日経平均株価は△109円の22804円で終了。日経平均は円安進行が好感されて上昇しましたが、米朝首脳会談や米FOMCを控えて様子見ムードが強く今日は売買代金も低調、今年3番目の閑散相場になりました。個別物色の動きも様子見ムードが強く、暫くは米朝首脳会談の結果を待つ、そして米FOMCで追加利上げが決定した後の円相場や米国株動向を見極めると言う感じになると思います。今週の前半はやや動きづらいと言う相場環境ですが、投資スタンスとしては引き続き銘柄重視で、下値不安の少ない銘柄で吹き上げの可能性を持つような銘柄を中心に買いを考えるのがベターと言う投資環境です。
【銘柄情報】【本日終値1623円】
(東1)フィックスターズ(3687) 情報通信 100株
同社は顧客システムを高速化させるソフトを開発し業務支援を行う事が主業務。演算ボードが医療機器向けに好調、ソフト受託開発も半導体向けが堅調、自動運転関連も想定超の活況で業績面では連続で過去最高益を更新、5/10には2018年9月期業績の上方修正を発表しています。加えて世界で初めて量子コンピューター商用化にこぎつけたカナダのDウェーブ社と提携関係に有り、今後量子コンピューター関連銘柄としても注目が高まりそうです。量子コンピューターの開発に関しては経済産業省も支援する方針を表明しており、IoT社会の実現や自動運転車普及にも欠かせない技術とされています。同社株は今年の3月末に1株を5株にする株式分割を実施、その後需給調整的な動きが続きましたが、5月以降はジリジリと上昇しており、テクニカル的にも再度上昇トレンドに転じています。テクニカル的には1550円付近が下値支持帯になりますが、好業績、好材料を持つテーマ株でも有り1600円前後で買いを狙うと言うスタンスで良いと思います。買えれば儲け物で安値待ち伏せなら1550円前後が有れば買いとなります。当面は2000円付近が上値目処になりますので利食い目処は2000円接近時、但し4/19安値1351円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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マルチコアプロセッサーの性能を向上させるソフト開発が主。関連ハードウエア販売に注力中。演算ボードが医療機器向け好調。ソフト受託開発も半導体向け底堅く、自動運転関連は想定超の活況。ハード開発投資一巡で外注費減。最高純益。連続増配。豊田通商子会社と自動運転分野で合弁設立、自動車業界を深耕。 |

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