週トレ短期売買(5月31日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

5/31(木)日経平均株価は△183円の22201円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に急反発、イタリアの10年物国債の利回りが低下した事から、一旦懸念が後退して米株式市場も買戻しが優勢に。加えて産油国による協調減産が年内は続くとの見方が広がり原油先物相場が急反発、石油関連株が買われた事もNYダウの押し上げ要因に。

イタリアやスペインを巡る警戒ムードは有るものの、一旦過度な警戒が後退したと言う状況。この先も欧州情勢に一喜一憂する展開が続くと思いますが、当面は状況の推移を見守ると言う感じになりそうです。今日の日本市場では、円相場は108円台半ばでの推移で一旦円高が一服していると言う展開です、この先もう一段円高に振れるのか?又は円高も一服して一旦円安方向に振れるのか?まだ何とも言えない状況ですので、今後の欧州情勢の動向が円相場を決めると言う意味ではもう暫くは状況も不透明です。

日本市場の現状としては5/21高値の23050円から約1000円程度下落し、75日・200日移動平均線が位置している水準に近づいていますのでテクニカル面から見ればぼちぼち下げ止まりは近いと言う状況です。もちろん、新たな悪材料などが出て来れば、一時的には売られ過ぎ状態となって、下げ過ぎると言う場面も無いとは言い切れませんが、その様な可能性は100%の中の5%程度です。現実的にはその様な展開を想定しても余り意味は無く、仮にその様な展開が有れば安値買いを実行する、そう考えていれば問題は有りません。起きる可能性はゼロでは無いものの、限りなく少ない、その様な事に対しては、起きた時にどう対応するかを決めていればそれで良いと思います。欧州情勢や米朝首脳会談、米中通商交渉など、先行き不透明な要因は有りますが、日経平均株価にとって最も株価を左右するのはやはり円相場です。

4月以降は日経平均の値動きと円相場の値動きは綺麗に連動しており、円安が進むと株高に、逆に円高が進むと株安になっています。この先もその様な連動性は変わる事は無く、日経平均の今後の値動きを予測する上では円相場の値動きを予測する事が非常に重要になります。余程想定外の事が無い限りは円相場の当面の高値は108円前後、一時的に107円台は有るかもしれませんが、テクニカル面から見ればぼちぼち円高の動きも一巡は近いと思います。欧州情勢、米朝首脳会談、米中通商交渉、これらの懸念要因に1つでも何か楽観的な動きが出て来た時が円相場が円安へと振れるキッカケになるのではないかと思います。あと数日は状況の推移を見守ると言う展開になると思いますが、弱気にならず、じっくりと相場状況の好転を待つと言うスタンスで良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

22500円~22000円のゾーンでの調整が続くのか?又はもう一段水準を切り下げて22000円~21500円のゾーンになるのか?今後の欧州情勢と円相場次第です。しかし銘柄重視の投資であれば売られ過ぎ場面においては安値を拾い反発を待つと言う投資が良いと思います。短期的には依然下降トレンドは継続中、しかし先を見据えれば行き過ぎた安値が有れば買いチャンスだと思います。

 

 

【明日の見通し】

明日も基本的には円相場次第です、一旦調整局面を迎えていますので、基調としては戻り売りスタンスの売買が強まり易い状況ですが、5日移動平均線が22300円付近に位置しており、ここを突破出来れば一段高の可能性は有ります。

 

 

【投資アドバイス】

イタリアやスペインの国債売りの動きが一旦和らぎ、昨夜は長期金利が低下。過度な警戒が一旦後退して、欧州市場、米国市場共に一旦買戻しが強まり株価は反発、本日の日本市場も買戻しが先行する展開で日経平均も3日ぶりに反発。今日はMSCIの指数採用銘柄の入れ替えが行われ、その結果東証1部の売買代金は4,4兆円程度に膨らみました。相場的には下げが続いた後に売買代金が増加すれば一旦底入れの暗示となりますが、今日はMSCIの指数採用銘柄の入れ換え売買と言う特殊事情ですので、底入れに関しては何とも言えません。明日以降リバウンドが続けば日経平均の22000円付近が大きな下値支持帯になりそうですが、逆に一段安になれば上値抵抗帯にもなりかねません。

今日は一旦反発した株式市場ですが、まだ情勢は不透明で流動的です、過度に悲観する必要は無いものの、まだ安心は出来ない、その様な状況だと思います。イタリアとスペインを巡る政治の混乱、米朝首脳会談はどうなるのか?米中通商交渉も難航しているようで、今週末には中国で再度協議が行われます。現時点では、特に大きく状況に変化も有りませんので、円相場も日経平均も値動きが膠着しそうな感じですが、企業業績面から見れば、下げれば押し目買いが入りやすく、下値に対しての底堅さは有ると思います。今の時代は株式市場だけでなく、為替市場や原油市場など、投資資金は全ての取引にリンクしていますので、1つの市場だけを見ていてはなかなか本質が見え難い時が有ります。

円相場と連動して日経平均も動いていると言う事は既に述べて来ましたが、それに加えて原油先物相場も連動した値動きになっており、今後の株式市場を見ていく上では同時に原油先物相場の動向も注視していかなければなりません。イラン情勢やオペックとロシアの原油増産協議など、やや複雑な状況が背景に有る原油相場環境ですが、短期的な上げ下げの波は有れども中期的には上昇基調が続くと言うのが専門家の見方の主流です。

4月以降のパターンとしては、原油相場の上昇はドル高/円安要因となり、日経平均にも上昇要因になっています、そう言う意味では暫くは原油相場を見ていれば株式市場の動向もある程度は見えて来ると思います。又、ユーロ危機再燃への警戒も円高要因ですが、現状ではECBが再度量的金融緩和を拡大する方向に傾く事は無いと思います。多少の政治的混乱が有っても着々と金融政策の正常化を進める、ECBの政策が変わる事は無いと思います。したがってユーロ危機再燃を懸念した円高の動きも一時的な事だと思います。日本市場はもう暫くは弱含みの展開が続きそうですが、諸々の懸念要因を織り込む局面も終盤だと思います。もう一段の下げは有るかもしれませんが、再度23000円に向けての上昇が始まる時期はそう遠くは無いと思います。

 

 

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