週トレ短期売買(5月30日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

5/30(水)日経平均株価は▼339円の22018円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落、ナスダック指数はさほど大きな下げでは有りませんが、NYダウは一時下げ幅も500ドルを超え、大きく下落しました。イタリアやスペインの政局混乱が警戒されて欧州株が軒並み下落し、国債が売られて長期金利が急上昇。イタリアではマッタレッラ大統領がポピュリズム政党が推薦した次期首相候補の人事案を拒否し再選挙の可能性が高まっています。スペインではラホイ首相の退陣要求が強まっており、31日には不信任決議案が審議される予定です。イタリアとスペインの政局混乱が財政基盤の弱い南欧諸国に波及して、再度ユーロ危機のような状態になるのではないかと言う警戒が強まり昨夜の米国市場でも売りが強まりました。政局の混乱は短期間で解決する事は少なく、長期化するのでは?との警戒も投資家心理の悪化に繋がっています。又、欧州の政治が混乱すれば経済への悪影響は避けられず、そうなるとECBによって進められて来た量的金融緩和政策の正常化も一旦逆戻りするのではないかと言う事も円高要因になっています。

3連休明けとなる昨夜の米国市場の動向を見極めたいとのムードが有った日本市場でしたが、昨夜の米国市場が大きく下落した事を受けて今日は売りが先行する展開で日経平均も大きく下落。当面の下値目処と見られていた日経平均22000円を下回り一時は21931円まで下げ幅を拡大。その後は買い戻しで下げ幅を縮めて22000円を回復して終りましたが、当面は22000円を巡る攻防になりそうです。明日以降の展開に関してはやはり円相場次第です、今日は108円50銭付近での値動きでしたが、暫くは円相場を睨みながらの展開が続きそうです。

しかし日経平均の下げは少し大きいですが、中小型のテーマ株や材料株、好業績銘柄に関しては下げてはいますが下げ幅は限定的です。4月以降の上昇局面も日経平均先物主導の上昇でしたが、23000円まで上昇した後の下げ局面も日経平均先物主導の下げ、今日も先物主導の展開です。限定的ながらもマイナスの影響は有りますが、保有銘柄に関しては悲観する事は有りません。海外の警戒材料を織り込み、目先の売りが一巡するまでは保有銘柄も我慢の局面になりますが、先を見据えるなら上昇に転じる局面は訪れます。又、買い出動に関しては、もう一段の下げが有れば考えると言うスタンスが良いと思います。目安としては日経平均21500円以下が有れば安値買いを考えたいと思います。それ以外は無理に動く必要は無いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

今日は欧州情勢や円高進行で売り込まれましたが22000円付近までの下げは想定内です。22500円~22000円のゾーンでの調整が続くのか?又はもう一段水準を切り下げて22000円~21500円のゾーンになるのか?今後の欧州情勢と円相場次第。しかし銘柄重視の投資であれば売られ過ぎ場面においては安値を拾い反発を待つと言う投資が良いと思います。

 

 

【明日の見通し】

明日も基本的には円相場次第ですが、一旦調整局面を迎えていますので、基調としては戻り売りスタンスの売買が強まり易い状況です。明日の価格変動レンジは22300円~21700円。

 

 

【投資アドバイス】

イタリア、スペインの政局混迷を背景に円高が進み日経平均も売りが強まり大きく下落。しかし9時半頃に21931円まで下げ幅を広げた後は下げ渋り、その後は膠着した展開で終了。日銀がETF買いを実行したような感じですが、好材料は無く警戒材料が多々有る状況では、日銀のETF買いに乗じてリバウンドを狙うような買いも入らず。欧州の情勢も暫くは状況の推移を見極めたいとのムードが強く、米朝首脳会談の行方も同じです。米中貿易摩擦問題も依然先行き不透明感が有り、なんと言っても円高の動きに一服感が出ない事には日経平均の反発ムードも出て来ません。

欧州情勢が株式市場の動向を左右するような状況は久し振りですが、暫くはイタリアとスペインの政治情勢を見極めると言う展開が続きそうです。しかしながら欧州の政治の混迷は今に始まった事ではなく、ユーロ危機の時から潜在的には有った訳で、一旦落ち着いていたものが再度ぶり返していると言うだけの事です。最終的には混迷も収束して行くと思いますが、暫くは国民の不満のガス抜きのような混迷が深まると言う局面も有ると思います。ざっくりと言えば短期的には要注意となりますが、少し先を見据えるなら悪材料も一旦出尽くし、状況の改善が見えて、株価も反発に転じる局面は来ます。持ち株に関しても暫くは我慢の局面が続きますが、先々の反発が想定される以上は耐え忍んで最悪期の通過を待つと言う対応が良いと思います。

又個々の銘柄に固有の悪材料などが有って下げている場合は損切りも考えなければなりませんが、今は個々の銘柄の下げも全体の下げによる悪影響です。リスク回避でポジションを解消しようとする動きによる株価下落ですので推奨時の損切り設定価格を一時的に切ったとしても直ぐに売却する必要は無いと思います。損切り設定価格を切っても暫くは保有継続で先々の反発を待つと言う対応で良いと思います。

保有銘柄では新日本建物と安川情報システムがその様な状況ですが現時点での判断としては引き続き保有継続で対応したいと思います。又仮にもう一段の安値が有るようであれば買い増しも考えたいと思います。今の状況は若干下げ過ぎだと思いますが、相場環境の悪化を考えれば一時的には下げ過ぎると言う展開も致し方有りません。しかし少し先を見据えるなら保有継続で先々の反発を待つと言う対応で良いと思います。その他の保有銘柄に関しても同じ対応で良いと思います。

 

 

 

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