リアルタイムサービス(5月30日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は400円安の21958円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落、ナスダック指数はさほど大きな下げでは有りませんが、NYダウは一時下げ幅も500ドルを超え、大きく下落しました。イタリアやスペインの政局混乱が警戒されて欧州株が軒並み下落し、国債が売られて長期金利が急上昇。イタリアではマッタレッラ大統領がポピュリズム政党が推薦した次期首相候補の人事案を拒否し再選挙の可能性が高まっています。スペインではラホイ首相の退陣要求が強まっており、31日には不信任決議案が審議される予定です。イタリアとスペインの政局混乱が財政基盤の弱い南欧諸国に波及して、再度ユーロ危機のような状態になるのではないかと言う警戒が強まり昨夜の米国市場でも売りが強まりました。政局の混乱は短期間で解決する事は少なく、長期化するのでは?との警戒も投資家心理の悪化に繋がっています。又、欧州の政治が混乱すれば経済への悪影響は避けられず、そうなるとECBによって進められて来た量的金融緩和政策の正常化も一旦逆戻りするのではないかと言う事も円高要因になっています。3連休明けとなる昨夜の米国市場の動向を見極めたいとのムードが有った日本市場でしたが、昨夜の米国市場が大きく下落した事を受けて今日は売りが先行する展開で日経平均も大きく下落。当面の下値目処と見られていた日経平均22000円を下回り一時は21931円まで下げ幅を拡大。その後は買い戻しで下げ幅を縮めて22000円を回復する場面も有りましたが、今日は22000円を巡る攻防になりそうです。明日以降の展開に関してはやはり円相場次第です、今日は108円50銭付近で推移していますが、暫くは円相場を睨みながらの展開が続きそうです。しかし日経平均の下げは少し大きいですが、中小型のテーマ株や材料株、好業績銘柄に関しては下げてはいますが下げ幅は限定的です。4月以降の上昇局面も日経平均先物主導の上昇でしたが、23000円まで上昇した後の下げ局面も日経平均先物主導の下げ、今日も先物主導の展開です。限定的ながらもマイナスの影響は有りますが、保有銘柄に関しては悲観する事は有りません。海外の警戒材料を織り込み、目先の売りが一巡するまでは保有銘柄も我慢の局面になりますが、先を見据えるなら上昇に転じる局面は訪れます。又、買い出動に関しては、もう一段の下げが有れば考えると言うスタンスが良いと思います。目安としては日経平均21500円以下が有れば安値買いを考えたいと思います。それ以外は無理に動く必要は無いと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2019年1月
« 12月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
ページ上部へ戻る