週トレ短期売買(5月16日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

5/16(水)日経平均株価は▼100円の22717円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落、米長期金利が上昇して6年10ヶ月ぶりに3,09%まで上昇、金利上昇が個人消費や企業の資金調達に悪影響を及ぼすとの見方から株式市場の売り材料に。しかし米長期金利の上昇によって円相場は110円台を回復、今日は110円30銭程度まで円安が進み、米金利の上昇も日本にとってはプラスの一面も有ります。しかし米長期金利の上昇によって米経済が失速するような事が有れば円安によるプラス面も吹き飛んでしまいますが、3%程度の金利水準ではその様な事は有り得ず、特に問題は無いと思います。米長期金利の上昇も米経済の強さの裏返しです、金利上昇による適度な調整安は有れども、金利上昇分を織り込んだ後には米国株は再度上昇に転じると思います。経済面では特に心配は不要と考えていますが、11日から始まっている米韓軍事演習を理由に本日北朝鮮が韓国との南北閣僚級会談の中止を発表。米朝首脳会談への影響も懸念され、水面下での駆け引きが行われている結果だと思いますが、株式市場にとっては警戒材料にもなりかねません。

本日の日本市場も、円安進行のプラス面よりも、米国株安と北朝鮮情勢に反応して日経平均は小幅に下落。しかし5日・10日移動平均線を下値支持帯としての上昇トレンドは維持しており、目先の売り一巡後の下値の堅さにも変化は有りません。なんと言っても円安が進んでいる状況では日本株を売り込む動きも限定的、円安が進む中での日経平均の下落も一時的な調整安のようなものです。保有銘柄に関して、昨日売却コメントを出したITbookとゼニス羽田HDは共に本日寄り付きで売却は完了しポジションは解消。回収した資金は今後買い出動をする銘柄に投じたいと思います。その他の保有銘柄に関しては引き続き上昇を待ち、買値を超えて来る銘柄が出て来れば順次売却して整理を進めたいと思います。

同時に新規の買い出動に関しても、今期好業績見通しを発表している個々の銘柄の調整安の動きを見極めながら順次買いを実行して行きたいと思います。しかし買いを急ぐ必要は有りません、今期好業績見通しを発表している銘柄の多くは、決算発表後に買いが集中して今は目先の高値圏に有る銘柄が多く、適度な調整安場面を待ってから買う方が賢明です。

 

 

【当面の相場展望】

北朝鮮情勢に少し不透明感が出て来ましたが、円安基調を背景に日経平均は緩やかな上昇基調が続く展開に変わりは無いと思います。日々の上げ下げは当然有りますが、まずは日経平均の23000円がターゲットになり、そこを抜ければ次の上値目処としては2/2日足チャート上のマド埋めとなる23122円が意識されて来ます。決算発表が一巡すれば徐々にテーマ株や材料株への物色が強まると思います。

 

 

【明日の見通し】

5日・10日移動平均線を下支えとしての上昇基調は継続中、明日も目先の利食いを吸収しながら底堅い動きが期待出来ます。引き続き物色の中心は今期好業績見通しを発表している銘柄になると思います。明日の日経平均の想定変動レンジは22600円~23000円。

 

 

【投資アドバイス】

今日は円相場が110円台を回復し、警戒材料が無ければ一段高も期待出来た相場環境でしたが、北朝鮮情勢、米金利上昇への懸念、GDPがマイナスになるなど、円安進行も買いには繋がらず。円相場の110円台回復は主要企業の業績には間違いなく追い風になります、今日は素直に反応しませんでしたが、目先の警戒要因が払拭すれば円安を織り込む動きは必ず訪れます。本日寄り前に発表された今年1-3月のGDPは年率換算でマイナス0,6%となり、9四半期ぶりにマイナス成長になりました。緩やかながらも景気拡大が続いて来た日本経済でしたが、今日のGDPを見る限りでは内需が冴えず、企業の設備投資と住宅投資に陰りが見え、今後の動向に注意が必要になります。

しかし外需はプラスを維持し、簡潔に言えば内需は低迷、外需は堅調と、これまでと比べてさほど変化は無く、110円台を回復した円相場を考えれば、堅調な外需が牽引する格好で、4-6月期にはGDPもプラスを回復する可能性が高いと思います。米長期金利の上昇も3%程度では特に警戒する必要は無いと思います、経済が拡大する中では適度に長期金利が上昇する事は自然の流れ、ゆっくりと上昇して行く分には過度な警戒は不要です。その一方では円安進行と言う日本経済にとってはプラス面も有ります、緩やかな米長期金利の上昇は一時的には株価の上値を押さえるかもしれませんが、トレンド的には日本株の上昇要因になります。

ここに来て北朝鮮が再度米朝首脳会談に向けて交渉を少しでも有利に進めようと難癖をつけ始めています。11日から始まっている米韓合同軍事演習を理由に南北閣僚級会談の中止を突然発表、状況次第では米朝首脳会談の中止も示唆するなど、核とミサイル放棄の手法を巡る交渉に不満を募らせていると言う感じです。結論から先に言えば米朝首脳会談が中止になる事は有り得ないと思いますが、北朝鮮にとっては、出来るだけ北朝鮮の主張を取り入れた合意にしたい、その為に反発する事で、譲歩を引き出したい、その為にごねているようなものです。既に中国を巻き込み、米朝首脳会談の日程まで決まっている段階で、米朝首脳会談を中止にすれば、中国の面子は丸つぶれで、米国による北朝鮮への軍事攻撃にも反対しないと思います。今行われている事は6月の米朝首脳会談に向けての水面下での駆け引きのようなものです、仮に北朝鮮情勢を理由に株価が大きく下がるような場面が有ればそれは絶好の安値買いのチャンスになります。

明日以降も引き続き保有銘柄の上昇を待ちつつ、好業績銘柄の押し目買いのチャンスを待つと言う対応で良いと思います。今の日本市場には若干過熱感も有ります、買い出動に関しては急ぐ必要は無いと思います。

 

 

 

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