リアルタイムサービス(4月20日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は30円高の22222円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落、スマートフォンの需要が弱まっているとの見方からアップルや半導体関連銘柄が売られ、米長期金利が上昇した事も株式市場の売り材料に。アップルに部品を供給している半導体受託生産の世界最大手TSMCが先行き慎重な業績見通しを示した事が影響したと言う格好。本日の日本市場は、昨夜の米国株の下落と半導体関連株の下落を受けて、日本市場でも日経平均への寄与度が大きいハイテク関連株が売られて日経平均も売り先行のスタート。一時下げ幅は100円を超えて22076円まで下落、しかし米長期金利の上昇を背景に円相場は円安に振れており、今日は107円70銭程度まで円安が進んでいます。日経平均も一時下げ幅を広げましたが、円安進行を受けて売り一巡後には下げ幅を縮小、プラス圏に浮上して前場を終了。日経平均は昨日まで5日続伸しており今日は週末ですので、一旦目先の利食い売りも出やすい局面では有りますが、円安基調が続いている事から株式市場も底堅い展開になっています。株式市場を取り巻く状況を少し確認してみると、米中貿易摩擦は水面下での協議が続いているようですが、先の習近平国家主席のアジアフォーラムでの発言を聞く限り最終的には米中両国が納得出来る決着に落ち着くと思います。シリア情勢もミサイル攻撃は既に実行され材料出尽くし、今回の日米首脳会談でも通商面や円相場への言及は無く、結果としては上出来。残るは、米朝首脳会談になりますが、現時点では首脳会談実現に向けて進展しているようですので現状では特に問題は無し。今後状況が変化する可能性は有りますが、現時点では株式市場を取り巻く情勢はリスクオンに傾き易い状況です。外部環境に関しては警戒材料がかなり払拭され、その結果日経平均もジリジリと上昇して来ました。短期的に株式市場の関心が強まるのは来週以降本格化する国内主要企業の決算発表と言う事になります。決算発表シーズンを迎える時期に円安基調で有る事は好材料、唯一の警戒材料は日本企業は2019年3月期業績見通しを発表する時に慎重な見通しを出す傾向が有る事です。控えめな今期の業績見通しが発表されれば、期待値が高いだけにどうしても失望売りになり易く、その点は要注意となります。決算発表のシーズンにはいつも以上に慎重な対応が必要です、リスクの無い投資は有りませんが、不必要なリスクまでは取る必要は有りません。引き続き保有銘柄の結果を待つ事を優先とし、リスクの少ない投資チャンスが有れば買い出動を考える、その様なスタンスで良いと思います。

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