週トレ短期売買(4月16日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

4/16(月)日経平均株価は△56円の21835円で終了。先週末の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落、四半期決算を発表した米大手銀行3行が市場予想を上回る増益となるなど決算内容は良かったものの、シリアへの軍事攻撃も警戒され、好決算発表も利益確定売りを強める結果に。米企業業績に関しては、そもそも減税の効果である程度の増益になる事は既に織り込み済み、期待で買って結果で売ると言う展開になり易く、先週末の米大手銀行株もまさにその様な展開になりました。又、米国のロシアへの経済制裁に対する報復措置として、ロシア政府が航空機の機体に使うチタンの販売制限を検討しているとの報道が伝わりボーイングなど航空機メーカーが大きく下落。主要な一部銘柄の株価下落がNYダウの下げを牽引する格好となりました。先週末のNYダウは122ドル安でしたが、ボーイング、JPモルガン、ゴールドマン・サックスの3社でNYダウを103ドル程度押し下げる結果になり、全体を見れば多くの銘柄は底堅い展開、先週末の米国株下落もさほど気にする必要は無いと思います。先週末金曜日の段階ではまだシリアへの攻撃は有りませんでしたが、その後14日未明に米英仏3カ国によるシリアへのミサイル攻撃が実行されました。今のところは1回限りで限定的なミサイル攻撃になるとの見方が強く、本日の日本市場にも悪影響は無く、日経平均株価は底堅い展開で小幅高に。シリア情勢に関してはもう少し状況の推移を見て行かないとまだ楽観は出来ませんが、シリア情勢が世界経済に大きな悪影響を与えると言う事は有りませんので過度に悲観する事は無いと思います。想定される悪影響としては原油相場の上昇が有りますが、周辺国への戦禍拡大などがない限りは原油相場の上昇も限定的です。又シリア情勢がロシアを巻き込み混乱拡大と言う状況になる事を警戒する声も一部には有りますが、現実的に見ればロシアがその様な状況になる事にメリットは無く、行き過ぎた見方だと思います。今週は米朝首脳会談に先立ち、事前協議的な日米首脳会談が有ります。トランプ大統領が日米貿易に対して批判的な発言もしており、通商問題で何か懸念材料が出て来ないか一応注意は必要です。しかし一方では条件付でTPPへの復帰もほのめかしていますので、TPP復帰への前向きな発言でも出ればそれは株式市場にも好材料になります。今週はシリア情勢の動向見極め、日米首脳会談の結果見極めムードが強まり易く、、加えて今後主要企業の3月期決算発表も控えていますので、全体的には様子見ムードが強まり易い状況ですが、ジリジリと円安が進んでいる事は日経平均にとっては追い風です。引き続き暫くは保有銘柄の結果を待つと言う姿勢で臨みたいと思います。保有銘柄の利食いがある程度進んでから次の買い出動を考えたいと思います。

 

 

【当面の相場展望】

当面の注目は22000円を回復出来るかどうか?テクニカル的見方では現時点では22000円~21500円のボックス相場となりますが、22000円を抜ければ22500円に向けての動きになります。22000円回復のカギを握るのはやはり円相場の動向、今週も円相場を睨みながらの展開になります。

 

 

【明日の見通し】

日米首脳会談、円相場、シリア情勢などを睨みながらの展開になりますが、5・10日移動平均線が位置する21700円~21600円が下値支持帯となり、底堅い展開が期待出来ると思います。

 

 

【投資アドバイス】

14日未明にシリアへの軍事攻撃が実行され、週明けの本日の日本市場も影響が懸念されましたが、結果は堅調な展開で小幅高。ざっくりと言えばシリア情勢に対する警戒材料が出尽くした事であく抜け感が強まり買われると言う展開になりました。その背景としては円安の動きが続いている事や国内主要企業の3月期決算発表への期待も有りますが、ある程度の悪材料は既に株価に織り込み済みと言う事も有ると思います。日本市場のみならず、世界の株式市場は2月に暴落的な株価下落を経験し、その後も3月下旬まで売り優勢の展開が続きました。その流れの中で、ある意味では既に売るべきポジションは売り切っており、需給面で売りが出難く、買戻しが入り易いと言う一面も有ると思います。日経平均は25・200日移動平均線を上回って推移しており、MACDやボリンジャーバンドでももう一段上昇する可能性を示しています。海外情勢や国内政治情勢が良ければもう少しすんなりと上昇出来ると思いますが、今の株式市場を取り巻く状況は、海外情勢や国内政治情勢に関しては決して良いとは言えません。しかしそれでも底堅く推移し、個別物色の動きも徐々に強まって来ていますので、引き続き保有銘柄の吹き上げを待つと言う対応で良いと思います。そしてまずは保有銘柄の結果を待ち、新規の買い出動は保有銘柄の利食いが進めば順次考えて行くと言うスタンスが良いと思います。買いポジションを増やし過ぎてもリスク管理面で問題が出て来ますので、暫くはポジションの整理縮小を優先したいと思います。明日から日米首脳会談が始まり、通商政策で何か押し付けられるのでは?との警戒が株式市場には有りますが、どのような内容が出て来るかは解りませんが、結論を言えば貿易不均衡の解消を求められると言う事です。貿易面で中国よりは少ないと言っても日本も対米輸出で貿易黒字を計上しており、中国を迂回している分を含めれば実質的な対米貿易黒字は大きな額になります。貿易黒字解消策としては幾つかの方法が有りますが、為替操作となる円高誘導は出来ず、ざっくりと言えば米国からの輸入を増やすと言う結果に行き着くと思います。しかしその結果、日本の貿易黒字が減少すれば、それは円安要因となりますので株式市場にとっては悪い事では有りません。細かく言えば色々複雑な部分も有りますが、トランプ政権が仮に日本に対して対米貿易黒字削減を求めたとしてもそれは円安要因となり株式市場に悪影響は有りません。一つ一つは悪材料に見えても全体を見た場合好材料にもなると言う感じですので日米首脳会談の結果もさほど警戒する必要は無いと思います。明日も引き続き保有銘柄の値動きを見守る事を主とし、暫くはポジションの整理縮小を優先したいと思います。

 

 

 

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