週トレ短期売買(3月12日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

3/12(月)日経平均株価は△354円の21824円で終了。注目された米2月雇用統計と賃金上昇率は、雇用統計は市場予想を大きく上回ったものの、賃金の伸びは前月から鈍化し、FRBの利上げスタンスが強まるとの見方が後退して株式市場は好感。ざっくりと言えば、雇用環境は堅調で米経済の先行きへの安心感が強まる一方で、賃金上昇率が鈍化した事でインフレ懸念は後退すると言う内容に。懸念されたFRBの利上げスタンスが強まるのでは?との警戒が和らぎ、先週末の米国株も好感買いが強まり大きく上昇すると言う展開になりました。先週末の米国株の大幅上昇を受けて本日の日本市場も買いが先行する展開で大きく上昇、円相場も一時107円に近づき、日経平均株価も9時25分には21971円まで上げ幅を広げました。先週末の金曜日には25日移動平均線に跳ね返されると言う展開で上げ幅を縮めた日経平均株価でしたが、今日はすかさず切り返して25日移動平均線を突破。一段高も期待出来るとの期待が高まったものの、その後森友文書に関して、書き換えが有ったようだとの報道が流れ、今後の政局混乱が警戒されて日経平均も次第に上げ幅を縮小、しかし麻生財務大臣の会見が始まると再び買いが強まり再度上げ幅を拡大して終了しました。米国情勢、北朝鮮情勢には安心感が高まっていますが、国内政治に懸念が発生、今後は国内外の好悪材料が綱引きすると言う感じの相場展開になりそうです。しかし買い見送りムードの影響を受けるのは主に主力銘柄です、好業績材料株やテーマ株に関してはさほど警戒する必要は無いと思います。この先も日々の上げ下げは当然有りますが、基本スタンスとしては保有銘柄の上昇を待ちながら、銘柄重視の個別対応で、順次買い出動を考えて対応して行く、その様なスタンスで良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米2月雇用統計の発表を無難に通過し、日経平均は25日移動平均線を超えてきました。まだ多少の乱高下は有るかもしれませんが、2月の暴落的な下げの影響も徐々に落ち着き、この先株式市場の正常化も一段と進むと思います。当面の価格変動レンジは21300円~22100円。

 

 

【明日の見通し】

明日の日経平均に関しては、基本的には円相場次第ですが、個々の銘柄に関しては個別物色の動きが強まり易い状況だと思います。

 

 

【投資アドバイス】

先週末の米2月雇用統計の発表を無難に通過して今日は日本市場も買い先行で始まり日経平均も寄り付き直後には21971円まで上げ幅を拡大。しかしその後、森友学園への国有地払い下げを巡る文章に書き換えが有った事が事実と発表され、株式市場も国内政治への警戒が強まり日経平均もジリジリと上げ幅を縮小。13時51分には日経平均も21689円まで上げ幅を縮小、高値から約300円ほど上げ幅を縮めましたが、その後14時過ぎに麻生財務大臣の記者会見が始まると次第に買戻しが強まり日経平均も再び上げ幅を拡大。麻生財務大臣の辞任を警戒して株式市場も目先の利益確定売りが強まったものの、辞任はしないとの発言が伝わると安心感から買い戻しに転じると言う動きになりました。海外投資家にとって政治の安定は買い材料の大きな要素です、仮に麻生財務大臣が辞任をすれば安倍政権全体への影響も大きく、国内政治が不安定化する事は日本株の売り材料にもなりかねません。その様な理由から今日は一時上げ幅を縮めた日経平均株価でしたが、麻生財務大臣の辞任には至らず、株式市場にとっては一先ず安心と言う状況です。しかし森友学園問題は根の深い問題で、この先何が出て来るかも解らないと言う一面も有ります。そう言う意味ではもう暫くは要注意と言う感じで状況の推移を見て行くしかないと思います。しかし森友学園問題も昨年からごたごたが続いており、ざっくりと言えば既に過去の問題でも有ります。安倍政権が倒れると言う事にまで発展すれば株式市場への影響も大きくなりますが、現段階ではそこまで警戒する必要は無いと思います。短期的には悪影響が残るかもしれませんが、銘柄重視の個別対応と言う投資スタンスで対応する限りさほど神経質になる事は有りません。日経平均株価は今日の上昇で25日移動平均線は超えて来ましたが、まだ25日移動平均線は下向きで、もう暫くは上げ下げを繰り返しながら25日移動平均線が上向きに転じるのを待つと言う感じになると思います。しかし大局的に見れば、2月の暴落的な下げ局面の後処理は順調に進んでおり、日経平均に関しては再度上昇基調を強めるには円安を待つと言う感じになりますが、個別物色の動きに関してはこの先徐々に強まって行くと思います。

 

 

【本日の買い推奨銘柄】

ICタグ関連銘柄として東証1部9972アルテック(本日終値336円)の買いを狙いたいと思います。同社は包装、印刷関連など特殊産業機械の総合商社で、ヨーロッパ最大のICカード・タグ・ラベル製造ラインメーカーである、独ミュールバウア社の装置を扱っている事から株式市場ではICタグ関連として位置付けられています。国内でも大手コンビニが取り扱う全製品にICタグを貼り付ける事を表明、ユニクロ全店でも導入が決定しており、今後ドラッグストアや大手スーパー、商品の集配を手掛ける物流企業などでもICタグを採用する企業は増えて行く流れです。業績も増益基調が見込まれ1株利益は18円、同社1株純資産は538円で、現在の株価には割安感も有ります。テクニカル的にも昨年10月以降は上昇トレンドが継続中で、国内の人不足を背景にICタグや無人レジ関連などのテーマ性に注目が高まっています。2段構えで安値を仕込み、吹き上げを待つと言う投資で対応したいと思います。まずは時価近辺の330円台で買いを実行して、その後仮に安値が有れば310円台で買い増しを実行したいと思います。当面は400円付近が上値目処になりますので利食い目処は400円接近時、但し290円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。

 

 

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