リアルタイムサービス(3月2日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は627円安の21097円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落して続落。昨夜はパウエルFRB議長が上院で議会証言を行い、米景気が過熱する見通しは否定して、緩やかな利上げを進めると強調。先日の下院での発言からは利上げに前向きな姿勢がトーンダウンして株式市場も好感、NYダウも上昇する場面が有りました。しかしその後トランプ大統領が鉄鋼メーカー首領らと会談し、鉄鋼製品とアルミ製品に追加関税を掛け、輸入制限を課す方針を表明。背景には米中貿易摩擦の高まりが有りますが、米国の保護貿易スタンスが強まるのでは無いかとの警戒が強まり、米株式市場も一転下げに転じると言う結果に。パウエルFRB議長発言は株式市場には好材料ながらトランプ大統領発言は悪材料、ざっくりと言えば今の米国市場は好材料への反応は鈍く、悪材料への反応が大きくなっています。昨夜の米国株の大幅下落を受けて本日の日本市場も日経平均は大きく下落、円相場も105円台まで円高が進み、週末と言う事も有って、幅広い銘柄に売りが広がっています。テクニカル面では、2/14に付けた安値20950円が意識される展開になっており、この先20950円を切れば一段安。切らずに踏み止まれば買戻しが強まり大引けにかけては下げ幅を縮小する動きも期待出来ます。今日の下げに関してはトランプ発言による米経済の保護主義懸念が強まった事が原因ですが、しかしこのような発言も今に始まった事では有りません。現在米中政府間で貿易摩擦に関して水面下で協議を進めているようですので、昨夜の追加関税を課すと言う発言も、交渉を有利に進める為の1つの発言だと思います。追加関税に関しては米国内でも関連する業界から反対の声が出ており、このまま実現すると言う可能性は少ないと思います。株式市場もトランプ発言に対して売りで反応していますが、時間の経過と共に落ち着きを取戻し、先々株価も反発に転じると見るのが妥当だと思います。暴落後に一旦リバウンドあり、そのリバウンドが一巡した後にはある程度の乱高下が有ると言う事は想定内の事です。必要以上に売られ過ぎる場面が有れば安値買いを実行すると言うのが基本スタンスですが、今日は週末でもあり、来週も週末にメジャーSQを控えて依然相場状況は不透明です。現時点では買い出動を急ぐ必要は有りません、来週の値動きを見ながらじっくりと順次買い出動を考える、その様な対応が良いと思います。先を見据えれば過度に悲観的になる事は有りません、後場の対応も保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。

 

 

 

 

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