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出島テクニカルワールド(8月31日推奨銘柄 )
- 2017/8/31
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
8/31(木)日経平均株価は△139円の19646円で終了。良好な経済指標の発表を好感して昨夜の米国株が上昇、110円台半ばまで円安も進み、本日の日経平均も上げ幅を広げて続伸。しかしテクニカル的には25日移動平均線が19700円付近に位置し、日経平均のリバウンドもぼちぼち終了、25日移動平均線までの戻りが終れば再度膠着した展開になりそうです。しかしながら銘柄重視の個別物色なら問題はなし、銘柄重視の個別物色の動きは依然旺盛、引き続き好業績割安銘柄、テーマ株など、銘柄重視のスタンスなら特に問題は無いと思います。
【銘柄情報】【本日終値480円】
(JQ)スパンクリートコーポレーション(5277) ガラス・土石 100株
8/17にも買い推奨をして既に利食い済みの銘柄ですが、急騰後の調整局面も終盤、再度買いを狙いたいと思います。同社は、建築用床、壁材のスパンクリート(穴あきPC板)の最大手、防音壁を手掛けている事からリニア新幹線関連として折に触れて人気化する傾向も有ります。又、東京五輪向け選手村や関連施設の建設も本格化、東京五輪関連の一面も有ります。8/10大引け後に四半期決算を発表しましたが、前年同期比で大幅増収増益となり、営業利益は既に通期見通しを超過、2018年3月期通期業績見通しは据え置いたものの、先々上方修正は確実と言う状況です。同社株価も好業績発表を受けて8/24には680円まで上昇、その後は短期急騰に対する調整局面を迎えていますが依然上昇トレンドは継続中、押し目買いで対応したい銘柄となります。テクニカル的には8/21日足チャート上のマド埋めとなる470円付近が下値支持帯になりますが本日473円まで下げていますのでまずは時価近辺の480円前後で買い出動、仮にもう一段の下げが有れば450円前後が次の下値支持帯になりますので、450円前後が有れば買い増し実行。当面は570円付近が上値目処になりますので利食い目処は570円接近時、但し400円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。同社1株純資産は813円、好業績、東京五輪関連の材料性、北朝鮮情勢や円高も関係がない銘柄でも有り、調整一巡後は再上昇に転じる可能性が高いと思います。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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建築用床、壁材のスパンクリート(穴あきPC板)最大手。関東、東北地盤。住宅機材に展開。防音壁は需要端境期。だが、不動産賃貸が稼働率上がり堅調。冷凍・冷蔵倉庫向け壁材や床材は受注着実増。高層マンション向け部材も底堅い。東京五輪の関係施設向け床材の需要取り込む。床パネルのMスラブはJR、私鉄のホームドア向け積極営業展開。 |

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