出島先物ワールド(6月1日推奨)

日経先物150601

寄り前情報
先週末の米国市場は続落しました。1-3月期のGDP改定値が下方修正される等、週末発表された経済指標が総じて弱く、ギリシア問題等で欧州市場が下落した事も売られる原因になりました。先週末の日本市場は孕み足となり28日の変化日が一旦高値になりました。変化日の観点からは次の変化日まで調整方向の作用が働き易いのですが、恣意的な買い等が入るか否かは常に注意しておく必要があります。
そのような前提で本日は、基本的には売りを考えます。テクニカル的には20650円(29日高値)以下で推移し下に方向性を出せば売りで良いでしょう。恣意的な買い等が入らなければ20520円(先週末夜間取引の高値)がレジスタンスとして機能すると思います。
買いは原則見送りで良いと思います。20520円を抜くようであれば恣意的な買い等が影響を及ぼす可能性がありますが、常々申し上げているようにこのようなところでいくら買いが入ってもマーケットのエネルギーの流れ自体を変える事はまず出来ません。従ってそのような買いに追随してもリスクが高く妙味はありません。むしろここで買いが入るようであれば日本市場の上値は更に重くなるという程度に見ておいた方が良いでしょう。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 20100~20650
売買ポイント 売ポイント 20600~20650  ロスカット 20680
買ポイント なし

大引け情報
本日は20460円とギャップダウンして寄り付き、20510円まで振り上げて一旦下落しました。そのまま下に方向性を出し20410円まで下落すると執拗な恣意的な買い等が入り下げ止まりました。その後再度それまでの高値同値である20510円まで戻して暫く横ばいし、後場寄り直後に大口の買いが入り前場の高値を抜くと千枚単位を含む大口の買いが断続的に入り20610円まで上値を伸ばしました。引けは20570円でした。
メディア等では、これで日経平均は27年ぶりの12連騰と囃し立て歴史的な相場の転換点に来ていると言っているところもありました。何度も申し上げますが確かに価格水準はITバブル時の水準まで回復していますし、前日比という観点では12連騰しています。しかしマーケットメカニズムの観点からは何れもマーケットの強さとはあまり関係はありません。このような上昇の仕方では日経平均が4万円(史上最高値水準)を目指す事はまず無いと思った方が良いと思いますし、何かの切欠で下落すればサポートがサポートの機能を果たしませんので急落する可能性すらあります。相場に絶対はありませんし、多種多様な思惑を持ったプレイヤーが市場には存在します。今日の買い方がどこの誰かは別として、今日のレベルで千枚単位の買いを入れてまで上昇させたのが単に連騰記録を意識したのか、それとも別の思惑があったのかは買った当事者にしか分かりません。ただ、マーケットメカニズムの観点からは前場20520円以下で抑えられたのが自然な流れですし、その後下に方向性を出しそのまま次の変化日まで調整していれば上値が軽くなったと思います。しかしそれを数百枚から千枚という大口の買いオーダーを入れる事ができる一部の市場参加者が否定しました。売り方不在の日本市場ではそのような買いが入れば下がりませんが、そのような買いではマーケットのエネルギーの流れ自体を変える事は難しいと思います。今後の展開も米国市場の動向や恣意的な買い等を入れてくる買い方次第ですが、少なくともこのまま上昇していくようであれば買えないと思って見ていた方が良いと思います。

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