出島先物ワールド(4月12日推奨)

日経先物170412

寄り前情報
昨日の米国市場は小幅に反落しました。ダウは一時145ドル安まで売られましたが引けにかけて戻しました。まだ売り崩すような売りが出ている訳ではなく調整の範疇ですので引けにかけて戻していますが、徐々に戻り売りの様相を呈してきていますので要注意です。昨日の日本市場はやはり日銀のETF買いが入りましたが戻し切れず、日足は陰線となり下落しました。何度も申し上げますが、日銀等がどう考えているかは別としてこのような買いではマーケットは上がれません。むしろ今後の日本市場の上昇ためには百害あって一利なしです。このような買いが入れば入る程日本市場は上がれなくなると思っておいた方が良いでしょう。昨日の日本市場は下げ止まったとは言えませんので、日本市場だけを見れば次の変化日までは調整方向の作用が働き易いと見ておけば良いでしょう。
そのような前提で本日も、18770円(昨日の高値)以下で推移し下に方向性を出せば売りで良いと思います。後は恣意的な買い等に注意を払っておけば良いでしょう。
買いは原則見送りで良いと思います。今は買いでリスクを取る局面ではないと思います。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 18300~18770
売買ポイント 売ポイント 18720~18770  ロスカット 18800
買ポイント なし

大引け情報
本日は18620円とギャップダウンして寄り付き、18630円ワンタッチで下落しました。そのまま下に方向性を出し18450円まで下落して引けは18530円でした。
メディア等では、地政学的リスクによる円高の進行で売られたという解説がほとんどでした。ただ某テレビ番組の解説者が、一般的には前述したように地政学的リスクとか円高を理由に今日の下落を説明するのでしょうが、北朝鮮問題(シリア等他にも地政学的リスクがあるのは承知の上で)を地政学的リスクというのであれば最も地理的に近い韓国市場が上昇しているのはおかしい(この解説者が解説していた時間帯韓国の主要指数は上昇していました)ですし、同様に地理的に近い日本の通貨が買われるというのもおかしな話で、日本市場だけがここまで売られる理由が分からないと言っていました。私もその通りだと思います。ただ、日本市場が売られる理由は分かります。それは日本市場に売られる理由があるからです。この解説者の方も含めて、これまで大多数の市場関係者は上がれば日本市場の強さ、底堅さと考え、下がれば全て外部要因と考えてきました。当欄では常々申し上げていますが、リーマンショック後に史上最高値を更新した欧米市場等に対して未だ史上最高値の半値水準に低迷する日本市場のどこをどう見ると日本市場が強いと見えるのかという事です。むしろ他の先進国に比べて弱いと見るべきでしょう。それをそのように見ないから出遅れていると考えてしまい、出遅れているのであれば何れその修正で買われると考えてしまいます。このロジックでしか考えられない人達には今の下落は理解出来ないでしょう。当欄では先日18500円まで下落した際も、確かにそのレベルにはサポートがありますがそれまでの経緯を考えれば18500円では止まらないと書きました。要するにマーケットメカニズムの観点ではこの下落は至極当然の結果という事です。そして日本市場をそのようにしてしまったのはアベノミクスであり、日銀の金融政策です。そこを関係各位が検証しなければ日本市場が史上最高値を更新する日は遥か先になると思います。
さて、今後の展開も米国市場と為替次第です。日本市場だけを見れば次の変化日まで調整方向の作用が働き易いと考えておけば良いでしょう。直近の強いサポートを切った日本市場は、米国市場次第では重要サポートを割り込む可能性がありますので要注意です。

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