週トレ短期売買(4月10日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

【今日の相場を振り返って】

4/10(月)日経平均株価は△133円の18797円で終了。先週末の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に小幅安で反落。好悪材料が入り混じる展開の中で地政学的リスクが警戒されてリスク回避の売りに押されると言う展開。注目された米3月雇用統計に関しては、雇用者数の増加は98000人と市場予想を大きく下回ったものの、悪天候が影響した一時的な事との見方から悪材料にはなりませんでした。それよりも失業率が約10年ぶりの水準に低下した事が好感され、大局的に見れば雇用情勢の改善が続いているとの見方から株式市場も好感。今後のFRBの利上げペースに変更は無いとの見方が大勢で、雇用統計の発表は無難に通過。しかし突然のシリアへのミサイル攻撃は地政学的リスクの拡大が警戒されて米株式市場でも買い見送り要因に。今後の北朝鮮情勢に対する警戒も高まり、米株式市場にはマイナスに。米中首脳会談もほぼ想定通りの結果で、可もなく不可もなし、と言う結果に。貿易不均衡の改善に取り組む事が合意されただけでも株式市場にはプラスと言う感じです。本日の日本市場は、円安を受けて日経平均も上昇、しかし買い戻しの域は出ず、依然もう一段の下振れリスクが残ると言う状況です。今週から米主要企業の四半期決算発表が始まり、4月後半からは国内主要企業の3月期決算発表も本格化します。リスク回避、買い見送りムードを払拭するとすれば、良好な決算発表の確認や来期見通しの安心感などが必要だと思います。簡潔に言えば決算発表と来期見通しを確認するまでは本格的な買いは入り難いと思います。当面は円相場や海外情勢を材料に一喜一憂する、先物主導で日経平均は上下に振れるものの、個々の銘柄に関しては関連する材料が出た銘柄は物色されるものの、それ以外は決算発表待ち、その様な個別物色のゲリラ戦のような展開が中心になると思います。株式市場を取り巻く環境に大きな変化が無い限り、新規の売買は様子見を基本とし、売られ過ぎのような場面が有れば買いを考える、上昇する場面が有れば売れるものは売る、その様なスタンスが良いと思います。

 

【当面の相場展望】

北朝鮮情勢の落ち着きを待ちながら目先の底打ちを確認すると言う感じの展開が想定されます。今週末はSQですので、多少投機的売買が強まるかもしれません、今週想定される日経平均の価格変動レンジは19000円~18500円。

 

【明日の見通し】

引き続き円相場次第、テクニカル的には短期の下降トレンド継続中ですので適度な戻り局面は有っても流れは下向き、上値重く下がり易いと言う状況が続きます。

 

【投資アドバイス】

米中首脳会談が無難に終わり、米3月雇用統計の発表も無難に通過、シリアへのミサイル攻撃はあったものの、今の所は今回のみの限定的な攻撃。北朝鮮情勢に不透明感は有るものの、今すぐに攻撃が有ると言う状況でも無く、今日は円安進行を素直に好感して日経平均も上昇。しかし日本市場の現状をテクニカルで見てみると、3月中旬以降続いている下降トレンドの流れは依然継続中。移動平均線、一目均衡表、MACD、ボリンジャーバンド全てが下降トレンド継続中を示しており、テクニカル的な底打ちシグナルが確認出来るまでは適度な反発場面は有っても戻り一巡後には再度下げて来ると考えて対応する方が良いと思います。この先大きな好材料でも出て来れば又状況も変わりますが、今はその様な兆しも無く、上げ下げを繰り返しながらも株価の流れは下向き、そう見ておく方が賢明です。

しかし下降トレンドの流れも永遠に続く訳では有りません、いずれ変化の時が訪れ、上昇トレンドに転じる時期は来ますが、今はまだその様な予兆は無いと言うだけです。先週の時点では、米中首脳会談と米3月雇用統計の発表と言うイベントが控えていましたが、この2つのイベントは既に通過し、特に波乱もなく消化しました。シリアへのミサイル攻撃と言う想定外の事は有りましたが、これも1回限りと言っていますので材料としては既に消化済みです。残る懸念されるイベントとしては、来週の日米経済対話と月末のフランス大統領選挙です。しかしフランス大統領選挙に関しては極右政党・国民戦線のルペン党首の勢いは落ちており、ひと頃のような警戒は金融市場には有りません。トランプ大統領が誕生した事を考えれば楽観は出来ませんが、現時点ではフランス大統領選挙も波乱の可能性は限りなく低下しています。来週の日米経済対話に関しては、対米貿易黒字の大半は自動車ですので、自動車業界にはマイナス面が有りますが、内需企業などには関係有りません。このように簡潔に見れば、北朝鮮を巡る緊張の高まりが今後どう推移するのか?株式市場の本格的な反発局面も、北朝鮮情勢次第と言う感じもします。最悪のケースとしては、米国と北朝鮮の戦争となりますが、その可能性はゼロとは言いませんが限りなくゼロに近いと思います。ならば北朝鮮を巡る緊張の高まりも今後徐々に低下し、話し合いに向けた何らかの動きが出て来るのではないかと思います。その様な気運が高まった時に株式市場も底を打ち、本格的な反発の動きが出て来ると思います。もう一つは安倍政権を巡る森友学園問題の影響です、現時点では安倍首相退陣と言う可能性は少ないと思いますが、まだ何が出て来るのか?わからないと言う一面もあり、楽観は出来ません。しかし安倍首相退陣の可能性は少なく、こちらも時間の経過と共に悪影響も徐々に無くなって行くのではないかと思います。もう暫くは無理をしない方が良いと言う投資環境が続きますが、いずれ状況が好転する時期は訪れます、しかしその時期はもう少し先、その様に考えています。今週末にはSQも控えており、投機的売買が強まれば一時的に大きく下げると言う場面も有るかもしれません、仮にその様な売られ過ぎ場面が有れば、その時は突っ込み買いを考えたいと思います。行き過ぎた局面が無ければ今はまだ動かない方が良いと思います。

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