週トレ短期売買(4月6日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

【今日の相場を振り返って】

4/6(木)日経平均株価は▼264円の18597円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落して反落、ADP雇用統計が良かった事からNYダウは一時200ドル近く上昇する場面も有りましたが、3月のFOMC議事要旨が発表され、その中身が嫌気されて株式市場は急落。現在の金融緩和政策を緩やかに縮小する意図が示され、バランスシートの縮小が利上げの代わりになるとの考えも示され、米国株が割高で有るとの考えも示された事が相場急変の原因。この議事要旨の内容を簡潔に述べれば、資産買い入れによって膨らんだFRBのバランスシートの縮小を考えている。つまり買い入れた国債などの資産を売却して減らして行く事を意味しています、又それが利上げの代わりになるとの考えは利上げは急がないと言う事で有り、それ自体は米経済にとっては好材料ですが、金利の低下によって米金融機関には悪材料。加えて日本にとっては円高要因となりますので、株売りに繋がる要因でも有ります。米国株は割高で有るとの認識は、これまでにも何度も出ていますので、あらためて悪材料になる事は無いものの、FRBが金融政策の変更を示唆したと言う状況ではそれなりに悪材料として意識されると思います。昨夜の米FOMC議事要旨を簡潔に言えば突然出て来た予想外の悪材料、その様な見方になります。今日の日本市場は終始売りが優勢と言う展開で日経平均も下げ幅を拡大。他のアジア市場などと比べると日本市場は下げ過ぎと言う感じもしますが、流動性の高さなどからリスク回避の売りの受け皿になり易いと言う一面は致し方有りません。昨夜の米国で発表された3月FOMCの議事要旨の内容が想定外の悪材料となって今日の日本市場は有る意味ではショック安です。又、今夜から始まる米中首脳会談への警戒もあり、同時に北朝鮮情勢の緊迫化もリスク回避の売りを強める要因になったと思います。ここ数日は米政権内から対北朝鮮対応について武力行使も辞さずと言うようなハードはコメントも相次いでいます。万が一武力攻撃と言う展開になれば当然日本、韓国、中国への悪影響は大きく、武力行使の可能性は少ないとは思いますが、米中首脳会談を控えて一旦リスク回避の売りが強まったと言う感じがします。当然投機筋の売り仕掛けも有ります、しかし国内的に買いの手掛かり材料は無く、国内主要企業の決算発表の本格化も4月末です。4月は米中首脳会談、米3月雇用統計の発表、日米経済対話、フランス大統領選挙とイベントが相次ぐ中で、北朝鮮情勢の緊迫化やトランプ政権への政策実行力への不透明感など、悪材料が重なり過ぎたと言う一面も有ると思います。しかしこんな時こそ冷静に考えなければなりません。FRBの金融政策の正常化も米経済が良好であるから出来る事です。FRBの保有資産の圧縮も本来は金利上昇要因でドル高要因、昨夜は米金融市場も逆の反応をしましたが時の経過と共に正常な反応に戻ります。米中首脳会談も最悪と言う状態にはなりえず、引き続き交渉を続けると言う感じで、今後に期待を持たせるような結果に持って行くと思われます。北朝鮮情勢も現時点では武力行使は有り得ず、今日の日本市場の悲観的反応はやや行き過ぎだと思います。

 

【当面の相場展望】

リスク回避の動きが強まり日経平均は18500円台まで下げて来ました、想定されたボックス相場のほぼ下限まで下げて来ました、一時的にはやや行き過ぎる動きも有るかもしれませんが、一旦反発に転じる時期は近いと思います。しかし短期の流れは依然下向き、上げ下げをしながらも下向きの流れが暫くは続きそうです。

 

【明日の見通し】

もう一段売られるのか?一旦買戻しが先行するのか?明日の展開としては上下どちらも有り得ますが、上下どちらに振れるかは円相場次第です。

 

【投資アドバイス】

昨夜の米FOMC議事要旨を簡潔に言えば突然出て来た予想外の悪材料、その様な見方になります。しかし本質的には、金融政策の正常化を進めると言う事であり、裏を返せば米経済の状況が非常に良いと言う事です。株式市場がこの先、好調な米経済情勢を重視するのか?又は金融政策の引き締めとなる正常化を重視するのか?前者なら株高、後者なら株安となりますが、株安と言っても、正確には楽観に傾き過ぎた修正と言う事だと思います。

日本市場にとっては、今後の米国株がどのような展開になるのか?と、どの程度円高が進むか?が全てです。しかし基本的には企業業績が株価を決める、と言う事になりますので、今後の日米主要企業の決算発表の中身が非常に注目される事になります。金融政策は経済が回復すれば正常化されるのは自然な事、それ自体特に悪材料とは言えません。要は今後出て来る経済指標や企業業績によって、米金融政策への警戒も薄らいだり強まったりします。昨夜の米FOMC議事要旨の内容は、今のところ株式市場では売り材料になっていますが、現時点では一過性のものだと思います。しかし投資家心理は悪化しており、好転するキッカケを待つと言う感じですので、株価の急反発には投資家心理の好転に繋がるキッカケを待つしか有りません。悲観が強まると売られ過ぎる銘柄も多々出て来ます、安値買いのチャンスとなりますが、週末の米3月雇用統計の結果を確認するまでは、今の相場状況では安易には動けません。仮に日経平均や個々の銘柄も、もう一段下落したとしても、悲観心理が落ち着けば株価は急反発に転じます。株式市場のメカニズムがそうなっており、少し先を見据えれば過度に悲観する事は無いと思います。もう暫くは我慢の局面が続きますが、来週は安値買いのチャンスを見極めながら対応したいと思います。明日も持ち株が下がるかもしれませんが、仮に推奨時損切り価格を切っても損切りをせず、来週以降安値を買い増しすると言う対応をしたいと思います。

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