リアルタイムサービス(3月30日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は47円安の19169円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウは下落して反落、ナスダック指数は上昇して続伸、金融株やインフラ関連が多いNYダウはトランプノミクスへの期待低下が影響し、ハイテク企業が多いナスダック指数は足元の米景気好調が影響していると言う展開。
トランプノミクスの中心は簡潔に言えば、金融・環境規制の緩和、減税、財政出動拡大ですので金融、エネルギー、インフラ関連銘柄にプラスになります。
その様な企業は主にNYダウ採用銘柄ですので、期待が先行していた時には株価も大きく上昇しましたが、徐々に期待が低下すると共に株価も下落、それが直近のNYダウの軟調な展開の主因です。
一方ハイテク企業やIT企業が多いナスダック指数は、トランプノミクスによる追い風も無く、トランプ大統領誕生当初は株価も総じて軟調な展開でした。
しかし米経済が好調な事から次第に見直し買いの動きが強まり、今ではNYダウ売り、ナスダック指数買いと言う感じで、主役交代と言う状況になっているのが今の米株式市場の現実です。
オバマケア代替法案が撤回され、トランプ政権の政策実現能力に不透明感が強まっている現状では当面NYダウは余り期待は持てず、ナスダック指数が米国株を牽引すると言う感じになると思います。
しかしその様な状況も悪い事ではなく、NYダウが駄目でもナスダック指数は買えると言う相場状況は、米株式市場の底堅さに繋がります。
又現在米議会で審議されている減税法案の行方次第では再度トランプノミクスへの期待が高まる可能性も有ります。
総合的に見れば、一時よりは期待値は下がったものの、潜在的な期待は残り、米経済も好調、勢いは無くなったものの、先高期待は維持している米国市場と言う感じです。
その様な米国市場の状況は、日本市場にとっても株価の安定に通じる要因だと思います。
昨日は配当落ち分を即日埋めるなど想定外の上昇をした日経平均でしたが、今日は昨日の反動安と言う感じで日経平均も小幅反落の展開。
若干円安は進んでいますが、既に昨日の上昇で織り込み済みと言う感じです、3月期末に向けての展開も、19000円台を維持すると言う感じの展開。
日経平均が一段高に転じるには一段の円安が不可欠ですが、今の所は大きく円安に振れるような要素は無く、当面の円相場の動向も今後の米国発の材料次第。
簡潔に言えば膠着感が強まり易い日本市場です、決算発表への思惑や日々出て来る材料など、何らかの手掛かりをキッカケに、個別銘柄が物色されると言う展開が当面中心になると思います。
昨日にも述べたようにこのような相場状況ではテーマ株や材料株への物色が強まり易く、現在保有中の銘柄にはプラスになります。
3月末までは膠着した展開が続きそうですが、4月以降は徐々に個別物色の動きが強まると思います。引き続き保有銘柄の吹き上げを待つ、その様なスタンスで対応したいと思います。

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