週トレ短期売買(3月9日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

【今日の相場を振り返って】

3/9(木)日経平均株価は△64円の19318円で終了。昨夜の米国市場はハイテク企業が多いナスダック指数は小幅に反発したものの、NYダウは下落して3日続落、建機大手のキャタピラーが不正会計報道を受けて急落、米原油在庫増加報道で石油株が売られた事が下げの主な要因。加えて民間雇用サービス会社ADPが発表した2月雇用リポートで、雇用増加が30万人程度となり、市場予想を大きく上回った事から週末の米雇用統計も良好との見方が強まり、利上げ観測が強まった事も米株式市場には売り材料に。米利上げ観測が高まり米長期金利が上昇、その結果円安が進み今日は114円台半ばまで円安が進んでいます。昨日まで4日続落となっていた日経平均も今日は円安進行を好感して株価は反発、一時19350円まで上値の伸ばしました。しかしこの先イベントが相次ぐ環境ですので、買い先行で始まった日本市場ですが日経平均の上値は限定的、今日の株価反発も本質的には週末のメジャーSQに向けての攻防の一つ、相場の中身としては引き続き個別物色が中心と言う状況に大きな変化は有りません。日経平均に関しては今週は19250円を中心に上下に振れると言う展開になると思います、そして週末に発表される米2月雇用統計を見極め、結果が良好であれば来週以降は再度上値にチャレンジすると言う展開も期待出来ます。週末に発表される米2月雇用統計が悪かった時には一時的に波乱の展開も考えられましたが、昨夜のADP雇用統計の結果を見る限りその可能性はほぼゼロになったと思います。一つの警戒要因は無くなった、そう考えて良いと思います。来週14日、15日に開かれる米FOMCではほぼ確実に小幅の利上げが実行されると思います、しかしその利上げも米経済が好調だと言う事の裏返しですので、利上げ実施後の株式市場に対して、過度に警戒する必要は無いと思います。逆に目先の懸念材料出尽くしとなって米国株にはプラスになると思います、米国株に波乱なければ日本株にも問題は有りません、米利上げによってどの程度円安が進むかで日経平均の動向は左右されますが、個別物色に関しては現在とさほど変わらない物色が続くと思います。

 

【当面の相場展望】

明日の米2月雇用統計の発表、来週は15日のFOMCでの利上げの有無、15日にはオランダの総選挙も有り、米予算教書も発表される予定。15日を通過するまでは日本市場も様子見ムードが続きやすく、引き続き個別物色中心の展開が続くと思います。

 

【明日の見通し】

明日のメジャーSQ要因の売買も今日でほぼ終了、明日は米雇用統計の発表を控えて様子見ムードも強まりそうですが、雇用統計に関しては良好な結果が期待出来、メジャーSQも通過して身軽になっていますので、円相場次第と言う一面は有りますが、どちらかと言えば買いが先行しやすい日だと思います。

 

【投資アドバイス】

今日は円安進行を好感して前場には19350円まで上昇した日経平均でしたが、この先イベントが相次ぐ事から一段の上値追いには慎重。簡潔に言えばイベントの結果を確認するまでは上値は買い難いと言う投資家心理、下げたところを買う安心感は有るものの、上値を買うほどの強気にはなれず、主力銘柄に対してこのような心理が働きますので、どうしても日経平均には方向感が出ません。この先に控えているイベントは、まずは今週末の米2月雇用統計の発表と日本市場ではメジャーSQ、来週になれば14~15日に米FOMCが有り、15日にはオランダの総選挙も有ります。又本日報道で伝わった情報としては米予算教書の発表も15日ごろとの事、この予算教書でトランプ政権の経済政策の中身がわかりますので、株式市場へのインパクトも大きいと思います。大規模な減税や大規模なインフラ投資など、どのような予算付けをして来るのか?しかしこれはあくまでもトランプ政権としての目標のようなもので、現実には議会との折衝を経て最終的に金額は決まります。簡潔に言えば、後々議会との折衝で値引きされる事は想定した金額が出て来ますので、数字的には株式市場も好感するような中身になるのでは無いかと思います。日経平均の上値が重い要因として、先に述べたようなイベント見極めのほかには、国内機関投資家などの決算対策売り、新規の買い見送りと言う背景も有ります。しかしその様な時期的要因も3月中旬ぐらいでほぼ一巡します、その後は年金系資金の3月期末配当取りの動きや主要企業の業績上方修正期待の先回り買いの動きも出て来ますので、15日以降は徐々に日経平均の上値も軽くなって来ると思います。来週の15日までは膠着したボックス相場的な値動きが続きそうですが、その先を見据えれば弱気になる必要は有りません。又、日経平均は軟調でも銘柄重視の投資であれば何も問題は有りません、森よりも木を見て投資をする、それが今の日本市場では最善のスタンスです。今日は日経平均が反発しましたので資金の多くも主力銘柄に向かい、材料株やテーマ株などは物色もやや一服になりました。日々の売買代金も少なく、限られていますので、日経平均が上昇する日にはこのような展開も致し方有りません。しかしながら物色一服も適度な調整となり、材料株やテーマ株物色が長く続く事にも繋がります。保有銘柄も引き続き吹き上げを待つと言う対応で問題は有りません。

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