リアルタイムサービス(2月24日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は30円安の19340円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウが10日連続で過去最高値を更新、NYダウが10日連続で過去最高値を更新するのは1987年1月以来約30年ぶりの事。
米経済指標は良好で企業業績も好調、今後トランプ政権の経済政策によって米経済は一段と拡大するとの期待も根強く、原油相場がジリジリと上昇している事も株式市場は好感。
トランプノミクスによる期待先行の株高と見れば高所恐怖症的心理も出て来ますが、以前にも述べたように現在世界経済は緩やかに拡大基調に有り、トランプノミクスに対する期待だけで米国株が上昇している訳では有りません。
長く低迷が続いた欧州経済もプラス成長を回復し緩やかに拡大しています。中国経済も今年の秋には最高指導部が大幅に入れ替わる5年に1度の共産党大会があり、今後景気刺激策を打ち出す可能性が高いと思います。
米経済は誰もが認める好調ぶり、更に新興国などの景気も拡大基調に有り、資源価格も上昇基調、米国株の30年ぶりの10日連続過去最高値更新と言う展開も、このような背景を考えれば違和感は有りません。
米経済と連動して世界経済が拡大する時にはお金の流れが米国に向かいます、これはこれまでの世界の常であり、その結果米国株が高値を更新する、今はまさにその様な状況と言えます。
日本経済も世界経済が拡大する時には恩恵を受けますので、足元の企業業績が好調な事は理に適っています。
しかしその割には日経平均の上値が重い、この点にやや物足りなさは有りますが、その原因の一つは28日のトランプ大統領の議会演説です。
保護主義的な発言が出ないか?為替に関しての発言が出ないか?貿易の不均衡に関する話は出ないか?など、日本経済にとって影響が大きい発言が出ないか?と言う警戒がその一つです。
円安が進まない事も日経平均の上値が重い要因ですが、円相場に関しては円高が進まない限り、現水準でボックス相場的値動きが続くならいずれ水準にも慣れて、悪影響もなくなります。
又、米国株高が続き、日経平均の停滞が続くと、いずれ日本株の割安感に注目が集まり、見直し買いの動きが強まって日経平均も米国株を追いかけるように上昇に転じる時期が来ます。
簡潔に言えば、今は多くの資金が米国株を買っている状況、日本にまでは回って来ていません、しかし米国株買いの動きが一巡すれば当然資金は日本株に向かって来ます。
まずは28日のトランプ大統領の議会演説を待つ、日本に悪影響を及ぼすような話しが無ければ、3/1以降日経平均も上昇に転じる事になります。
今日の寄り付き直後には売り込まれて下げ幅を広げた日経平均ですが、その後切り返して昨日終値付近まで戻しています。
上値は重いものの下値も底堅い展開に変わりは有りません、28日のトランプ大統領の議会演説を通過するまではこのような展開が続くと思います。

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